定時にあがって考えたこと2015/11/04

今日はずっと会社に居た。
出かけるか出かけないか迷ったものの、結局は出かけないことに決定。
隣の先輩は「今日は定時間日だから定時で帰る。」と。
正論は正論だけどそんなアピールすることないんじゃね?
っていう会話をしてた。

しかし、集中して業務をこなして行くと、どうやら自分も
定時で上がれそうな雰囲気になってきた。
結果、定時あがりを宣言した先輩よりも早く帰路に就けた。

会社を出たのは夕方の5時半過ぎ。
そのまま地下鉄の駅に向かうと、ホームにはすごい人数の人々が並んでる。
これまでも見たことはないわけではない光景。
地下鉄の車内も結構混んでる。
八乙女駅のバス停でも長蛇の列。

あらためて思う。
「こんな時間に帰る人たちがこんなにいるんだ」
「これから帰って、家族と夕飯食べるんだろうか」
「いつもこの時間なんだろうか、それともたまたま今日だけなんだろうか」

個人の生活スタイル、生活パターンはそれぞれ。
それはつまり各家庭の生活スタイル、生活パターンもそれぞれ。
いろんな環境があるんだなと。

結婚して、かずが生まれて間もない頃は、とにかく仕事に没頭。
赤ん坊がいるにも関わらず、午前様が続く。
結果として、家族としてはよろしくない状況に。
そして、いまでも忘れられないショッキングな手紙・・・。
その手紙は今でもカバンに入れてある。

なんの為に仕事をしてるのか。
何が一番大切なのか。
本末転倒になっていないか。
もう、あの時の状況になっちゃ良くない。

あの時期に頑張ったから今の会社での立場があると思う。
でも、そのために家族の生活をぐちゃぐちゃにしたという事実。
もう二度と繰り返してはいけないということも学んだ。

そこから180度とは行かないが、仕事のやり方や考えを変えた。
結果、今の生活スタイルにたどり着けたのかも。

いつも早く帰れるわけではないし、盆、暮れ、正月、GWは
仕事になることが多い。
でも、どれだけ伝わっているかは判らないけど、家族と一緒に居る
時間をできるだけ持ちたいという意識は働いている。

地下鉄のホームに並ぶ人たちにも、これまでいろんなストーリーがあるんだろう。
その結果、いろんな生活パターン、スタイルが生まれる。
十人十色とは良くいったもので、みんな違ってみんな良い。

遅く帰る人には、その人なりのストーリーがあるんだろう。
十人十色ではまとめ過ぎ。
一人一人にストーリーがあるってことだ。

定時にあがった日にこんなこと考えてた。
今日も平和だ。