桜咲かず2017/02/21

試験結果が言い渡された。
「見送り・・・・。」
今回は結構手ごたえがあったんだけど、まぁ駄目なものは駄目。
実務面、管理面も劣っているという感覚は全くないものの、
やはり客観的に見るとまだまだということなんだろう。
・・・本音は論文で決めてくれるなという感じ。
どこかで線を引く必要もあるし、いろんな立場、環境、分野のメンバの中から
選ぶのであれば客観的な視点が大事なのは理解できるし。

元々、部門内でもちょっと特殊な立場。
企業にITを導入する際には業種に限らず、必ず必要になる領域の担当。
近くに居ればかなり重宝する立場ではあるが、逆に状況によっては
どこへでも異動が可能ってくらい基盤となる領域。
なぜ今の部署に居る必要があるの?という質問が一番困るくらい、
どこでも必要、通用する共通領域だから。

ちなみに、今の部署に居たいのは「なんとか復活させたい」とい思いから。
製造業、流通業は不景気やら、統合・合併、大手の地方進出等で、
中小企業は厳しい立場におかれ、こと地方の企業は設備投資に抑制がかかる。
そんなこんなで元気も業績も下降気味。
昔は活気のある部署で、仕事もアフター5も楽しかったし、そんな環境で
成長させてもらったので、なんとかあの頃の活気を取り戻したいという思いがある。

それには、上に上がって引っ張っていった方がいいかもしれないと思ったし、
周りからは「頼むから早く上がって!」と言われてはいたものの、
「あぁ、判った、んじゃ上がるか。」と自分で決められるものではないので
こればかりはしょうがない。

言い訳じみて聞こえるかもしれないが、これまでいろいろ持ち上げられて
引っ張る立場も多々やってきたけど、意外と昔から気付いているのは、
「俺はトップは向いてない」ということ。
今回目指したのは全くトップではないけど・・・・。

グイグイ引っ張るというよりも、グイグイ引っ張る人の右腕あたりがベストだ。
キャプテンよりは副キャプテン。店長よりは副店長。大臣よりは閣僚。
影日向となり奔走する方が性に合っている。
そう言う意味では、今の立場は実は自分らしいのかもしれない。

残念ながら桜は咲かなかったものの、今の自分を否定する気は毛頭ないので、
また「凛」として突っ走るだけ。

子供たちからは前々から
「偉くなると年収が下がることもあるんでしょ?
 ストレスとか責任とか大変になるから偉くなんなくていいよ。」
という言葉を頂いてきました

どこまで判ってるのか不明だけど、子供たちには何かと救われるよ・・・。

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