桜咲く、でも木を倒す2018/03/18

またしても怒涛の一週間。
簡単、しかもリスクもなく、とにかく面倒な仕事を終日やった月曜。
週末から体調がすぐれないママが病院に行ったところ、インフルとの連絡が入る。
そして火曜は、ママの看病と子供たちの世話で休暇を取得。

そして、運命の水曜日。
15時前からそわそわが止まらない。
15時10分、15時20分、15時30分、まだ連絡がこない。
モヤモヤしたまま、お客さんに電話して、気付いたのが15時45分。

直前に確認した13時30分の1分後の13時31分、LINEに「さく合格」の旨の書き込み。
頭の重みを首で支えるのが辛くなるくらいの安堵感に、思わず左の肘を立て、
左手を額に当て、下を向き目を閉じる。
そしてため息というか安堵からくる深呼吸で気持ちを落ち着けた。

ちょっとまずいくらいの成績だったのが、年末から塾に通い始め、
これまでの勉強時間とのギャップに「大丈夫かな」と不安を感じた。
それでも、たまに疲労感を口にするものの、部活で培った根性というか、
やりきるという精神からか、見事にやりきった。
今までやっていなかったというマイナスポイントをぼかしてくれるくらいの頑張りで、
やっていなかったという事実がうやむやになりつつあったが、それは甘やかしだと
自分に言い聞かせ続けたこの数か月。
やっと一段落。

この日は、ケーキでお祝い。
ここ数ヶ月の頑張りを見ていたので、ちょっとだけ涙腺が緩んだけど、
確実に誰にもばれない程度。

そして木、金もバタバタで、週末もどうなることやらという感じだったものの、
なんとか週末は休めた。

ということで、土曜は木こり。
この日はかずと男二人で山にこもり、大木を倒し、木陰でカップラーメンを食う。
なかなか得難い風景に、小さな喜びを感じる。
それと、細かく指示を出さなくとも、木を倒す時に危険の内容に動き、
木を倒した後は自ら考えて黙々と作業をこなす。
そんな何でもない動きに成長を感じずにはいられない。

1m程度に切った木でも、2人でも持ち上げられないほどの大木を倒し、
本日肩からお尻までの背面全てが悲鳴をあげるほど頑張った。

桜が咲いた今週。
花は咲いていないものの、実際の桜の木も1本倒してしまった。
いつもは気にしないものの、今年はなんとなく罪悪感を感じる薪づくりになった。
それはさておき、とにかくさくの希望がかなって良かった。
桜の木には、パパからしっかり謝罪をしておこうと思います。