お盆は実家、宮床、映画とか2018/08/16

子どもたちのお盆休みが13日~15日ということで、13日はBBQ
14日、15日は実家に行ったり、宮床方面にサイクリングしたり、
Amazonで映画見たり、さくの夏休みの課題に選んだ、夕食作りを堪能したりと、
なんとかかんとか家族の時間を過ごせた。
二人とも高校生ともなると、なかなか家にいるというか、一緒に過ごす時間が
中学に比べて一気に減るので、少ないチャンスをものにしないと。

サイクリングは、ちょっとだけ足を延ばして宮床周辺へ。
自宅を出てパークタウン方面へ進む。

途中、それほど急じゃない坂道を登ったり、下ったりして、
かなり暑かったものの、いい感じに風を浴びて心地よかった。

宮床中学校を過ぎたところにある、ジャスと車で南川ダムに遊びに行く途中に
前々から気になっていた食堂。
かなり前は大きなのぼりもなかったので、すでに閉めた店なのかも、
と思っていたが、通るたびにのぼりの位置が替わっていたり、
のれんがあったり無かったりしたので、やってることはやっているらしいと。
今回は自転車なので、恐る恐る近づいてみると「食堂です」の看板が。
一体にして、小屋風を目指したのか、廃墟風をも目指したのか。
次は入って、なにか注文してみたい。

その店はほぼ素通りで、最初に向かったのは「原阿佐緒記念館」。
ここも前々から気になっていたところ。

お盆だし、こんな場所なので休みかなーと思っていたけど、
まるで俺の為に貸し切りになっていたように開館中。
実は彼女の名前は聞いたことはあったけど、作品は全く知らず。
なんとなくブラブラと観て周ったけど、一番驚いたのはこの写真。
いやいやいやいや、今どきの女優さんが昔風の写真を撮ったんじゃないの?
と言いたくなる。

記念館を出てから思った。
「竹下景子さんに3000点」じゃん!と。

次に向かったのは、原阿佐緒記念館から目と鼻の先にある「旧宮床伊達家住宅」。
一言で言うと、宮床伊達家が、明治維新で実質的な現地の城から
一般の屋敷に移り住んだ先の住宅。

やはり、よく見かける旧農家、~曲屋とかとちょっと違って
武家屋敷っぽさがある。

ここを宿にしても良いんじゃないかと。
そしたら、値段によるけどぜひ泊まってみたい。

しかも、この風景は絶対に日本酒。
確実にラム酒でも、ジン、ウォッカではない。

ここはもはや熱燗。
百歩譲ってもお茶。そりゃそうだ。

次は宮床に伊達家が居たこと、それと意外と歴史が古いことに伴って、
諸々の古文書、宝物があるらしい、旧宮床伊達家住宅の隣にある「宮床宝蔵」。

宮床といえば、正直言うと僻地というイメージがある。
が、小さい時から、大和町の親戚に「宮床」というキーワードと、
それが「歴史」に関わるという点を聞いてきたこと。
ダムやら、七つ森やらがあり、郡部ではあっても地域の要所だったんだろう、
程度の認識しかなかった。

が、実は独眼竜政宗の孫が治め、後に仙台藩藩主を輩出し、
万が一仙台に何かあった場合の避難所としての機能も有していたと言われるほどの、
隠れた小城下町だったらしい。

狩猟に関する古文書も残り。

石器時代から人が住み。

そして、甲冑を所有するような武家が、こんな山奥に居た。

べっぴんの歌人を輩出し、伊達家の中興以降を支えながらも、
今ではいまいちその事実が忘れ去られている「宮床」。
自転車で約3時間ではあったが、非常に密度の高いサイクリングだった。
いにしえの人々のおかげで今があるということを、久々に五感で感じられた。

帰りはゲリラ豪雨で、約30分間屋根付きのバス停のお世話に。
ブーニー帽はかぶっていたけど、こんな時に蓑があればと。

それ以外には、実家からもらった枝豆も調理。
調理というか、豆を茎から取って、洗って茹でただけといえばそれまで。

茎から取った分だけで、地味~に1Kg超えたという実感が
確実に湧いただけの量が採れて、相当な充実感。
実際のところ、総重量は計り忘れたが、半分以上を冷凍したこともあり、
確実に1.3Kgはあったはず。

それと。
夏休みの課題の一つとして、さくが作った夕飯。
トマトとモッツァレラのカプレーゼ。
プレーン、チーズ入り、肉巻きという3パターンもあるコロッケ。
実家からもらった枝豆を使った、冷製スープ。
我が家のパティシエは、我が家の第二シェフまで成長したらしい。

まだまだ時間がもったいないので、やったことはAmazonPrimeでの映画鑑賞。
1本目は「凶悪」。
・・・胸くそ悪い・・・・。
こんなことはあるんだろうけど、映画として観なくてもいい・・・。

あまりにも胸くそ悪くて、胸くそ悪くないよね?
と思って、イーストウッドさんに助けを求めて「グラン・トリノ」。
胸くそは悪くはないけど、すっきりとしない・・・。
どうも、今回の映画鑑賞は、タイミング的、組み合わせ的には失敗だったらしい。
こんなこともある。

晴れていたかと思えば、突然の豪雨。
天気に翻弄されるここ最近。
映画にも翻弄されてしまったようだ。

それ以外には実家に行って、子どもたちの近況報告やら、
先日にグランパ、ばーちゃんが行った日本アルプスの土産話等を聞きに。
祖父・祖母と孫達の会話が、なんとも心地良い内容になってきた。
年寄りは年をとり、若者も年をとる。
当然中年も年をとる。
会話も決して噛み合っている、意図した内容にはなっていないことも増えてきた。
ただ、お互いがお互いに気を使える良いバランスに見える。
悪いことではない。
そうやってお互いに付き合い方を憶えていくのだろう。

「年寄り笑うな行く道じゃ。赤ん坊笑うな来た道じゃ。」
・・・いい言葉だ。
我が家の「昔のチビ達」も、いい感じで大人になって来てくれているらしい。
大きなイベントもなく、あっけなく過ぎたお盆。
少なくとも「昔のチビ達」の成長を感じられた、いや認めさせられたお盆だったかな。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
アルファベットの最初の文字(大文字)は?(例:A)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://takahashi-wind.asablo.jp/blog/2018/08/16/8943481/tb