敵に塩を送る2018/10/14

結局、今日も家で仕事。
しかし、昨日も今日もテレビを横目に、コーヒー飲んだりしながら、
行き詰まったらジャスと遊んだりと、非効率っぽいが、実は効率的に進められた。

で、気づいたこと。
と言っても、前々から思っていたことではあるが、マラソンとか駅伝とか、
人が長距離を走っているだけの映像を観ても、面白くないという概念が全面に立ち、
チャンネルと変えようと思うものの、意外とチャンネルが変えられない。

昨日もそう。
テレビを観ながら仕事をしていると、箱根駅伝の予選会が始まった。
スタート直後は、「最後に出場校が発表されるやつで、その時に涙、涙になるやつか」
程度にしか思っていなかったものの、パソコンの画面を観ながらも耳はTVへ。

各校10名ずつが一斉に走り、全員のタイムの合計の速さで競い、
上位11校が正月の本戦に出場できるシステムらしい。

・・・時間の経過に伴い、気になって気になって仕方なくなってくる。
なんの関係もない人がただひたすらに走っているだけの映像なのに。
気になれば気になるほど耳だけではなく目が行く頻度も高くなる。

そこで観た映像に一気に気持ちが持っていかれた。

先頭集団が横並びでデッドヒート。
給水所でも横並びで、一番給水ポイントから離れている走者は給水できない。
そのとき、給水所に一番近い走者が、自分よりも給水所に遠い走者に水を渡した、
しかも自分の大学の走者ではなく、全く別の大学の走者にだ。
!!!ウルっと来た。
これが「敵に塩を送る」ということかもしれない。
実に美しい。

今やっている仕事は、ある意味「敵に塩を送っている」し、
もっというと「敵に塩を送るよう脅迫されている」。

敵「俺んとこ塩が切れてて、このままじゃまともに仕事出来ないけど。」
俺「そんなの知らないよ、とにかくこっちは情報待ちだから早く情報流してよ。」
敵「塩が無いから、情報流せないよ。でも、このまま言ったら一蓮托生だからね。」
俺「お願いだから、塩送るから情報ください。」

なんだそれ・・・。

駅伝の予選会では、恐らく水を渡した大学も、もらった大学も予選を通過したはず。
なんかしゃくに触るけど、同じ結果にたどり着かなけば。
誰か俺に塩送ってくれないかなと・・・。