成長2019/08/11

9日からかずが新潟から帰省。
新潟駅でバスのりばを間違え、その上バス乗り場の職員の怠慢も手伝って、
到着が大幅に遅れたものの、無事に高速バスで帰仙。

遅くから食べ始めた夕食も、やはりいつもとは全然違って、
久々に家族全員が揃うと空気も会話も、そして発生する音が違う。
一人分の音が多いだけで、なんか賑やかになる。

そんな嬉しさの他にも嬉しいことが。
やはりかずが成長しているんだなということ。
うまくは言えないけど、家族との会話の端々に、入学前にはなかった気遣いを感じる。そっけない返事をするところはほぼ昔と変わらずではあるけど、
やはりその「あー。」という返事のあとに言葉が続いたり、視線が合ったりする。
一文字、一言、視線という本当に些細な部分だけど、確実に何かが変わってる。
曲がりなりにも一人暮らしをしているわけで、身の回りのことを自分でしながら、
学校生活や私生活で喜怒哀楽を繰り返して大人になってきてるんだろうと。

夜はママの実家で食事。
まだ小さい甥っ子と同じ時期がかずにもあった。

この子にももかずのように大きく成長する日が来るわけで、
それまでの間にどんな経験をするんだろうと思うと、ちょっと胸が痛くなる。
楽しいことだけであってほしいけど、悲しいこと、苦しいこと、怒りも起こるわけで、
それを知ってる大人はそれを回避させようとしてしまう。
かと言って、それを経験しないで成長するとどこかに歪みが出ることも知っている。

でも、どうあがいても、子供は目の届かないところで喜怒哀楽を経験することになる。
親がどうこうすべきことではない。
最後に手を差し伸べる準備をしつつも、結局は全てを見守ることしかできない。
でもその強さを持つことが親としての成長なのかもしれないとあらためて思う。

日々の暮らしぶりを聞いてしまうと、あれこれ口出しして干渉してしまいそうだし、
こっちだって心配が尽きなくなる結果になりそうなので、
一人暮らしをしてからは、積極的にかずに連絡を取ることはしていない。
親としても成長中だ。