1/f2020/03/15

寝た寝た。
なのにすんなりと起きれない程の疲れが蓄積していたのかもしれない。
目が覚めてからベッドから起きるまでのうだうだが半端なかった。
でも、家の女子達よりは格段に早起き。

久々にジャスとの朝の散歩。
マイナスイオンを吸収する為、長命舘公園へ。
もう梅が満開。

昨日は寒かったけど、その前は暖房もいらないくらい暖かかったとのことなので、
相当春は近づいてきているらしい。
そよ風で揺れる木の葉の音に1/fを感じながら。

帰り道に加茂神社に寄って、今の地獄のような状況から抜け出せるようお祈り。

神社の駐車場から上を見上げると、まるで世界地図のような空。
最近は窓のない部屋での作業が続いている上、気持ちの余裕もなく
空を見上げるような余裕もなかったなーと。
そう思いながら見上げる空は広かった。

そして自宅に帰って地面を見ると、そこにも春。
クロッカスがどんどん咲いてる。

こいつらに負けてられない。

それからは少し仕事。
明日からまた東京なので、自分の為にもここのところ遠出出来ていない
ジャスの為にも、ちょっと遠出してみた。
ちょっと大きめのリフレッシュというか、気付け薬に海へ。

海からの風が俺の髪の毛、ジャスの毛をまきあげる。
風を受けながら踏み出す俺とジャスの足が歩きにくいとまではいかない程度に埋まる。
日常とは違う歩みに新鮮さを感じ、その良い感じの重さに歩いてるという実感が湧く。
ここでも1/fの揺らぎで心地いい気分になれた。

五感ではなく、その上にある仕事、問題しか目に耳にはいらないここ最近。
水の上に浮いた油を取り除くことに精いっぱいで、そもそもその下に
水があることすら忘れかけているような気分。
なんのために仕事をしているのか。
油を取り除くことではなく、水を感じ、水と一緒に上手に生きて行くことが本来。
好きな所に座って風を感じ、打ち寄せては帰る波を眺めながら。

まぁ、そんな油を取り除く作業を行うことに対する対価が給料でもある。
難しければ難しい程見返りがあるということは確かにある。
じゃあ、その見返りの為に多くを犠牲にすることは果たして正しいのか?

正しいか正しくないかの問題ではない。
やりたいかやりたくないかの問題だ。
俺はやりたくない・・・。