読書と緑2020/08/22

あっという間の一週間。
ただ、夏休みがほとんど取れていないので、身体的にも気持ち的にも疲労感あり。
とは言え、せっかくの土曜なので気持ちを切り替える。

まずは朝のジャスとの散歩。
いつもリアルな案山子が設置される田んぼも、まだ今の時点ではカラスを模した
黒ビニールがほとんどだが、どまんなかに鷹?鷲?コンドル?
これで効果があるんだろうかと思っていたら、直ぐ近くから雀の大群が飛び立った。
ということは効果はないということか・・・。

帰って朝飯を食べて、学校で勉強するとうさくを送って行ってからは外で読書。
「少年と犬」
技術書でもなく自己啓発物でもなく、小説を読むなんで本当に久しぶり。
なんか良いらしいということを耳にしたのと、「犬」物ということで
少し前に買ったものの、寝る前のわずかな時間でしか読めていなかったので、
なかなか進まずだったやつ。
この時で大体半分ちょっとまで進んだものの、なかなか暗いイメージが続く。
この流れは結果ハッピーエンドのはず、と後半に期待。

そこから残念なことに少し仕事したり、買い物したり、お墓参りしたりした後、
夕方のジャスの散歩へ。
暑い暑いと気温のことばかりに意識が向かいがちだけど、夏ということは周りが
緑に染まる季節でもある。
身近にある水田の緑を見るだけでも、自然のスケールの大きさに
日常に追われてることがバカバカしくなってくる。

散歩から帰ってからは散歩でかいた汗を流したくて、夕飯前の明るい時間に風呂。
先週からかずが帰ってきているので、4人で食卓を囲む。
それから「少年と犬」の続きを読みだした。
後半になってもまだ暗いふんいきのストーリーが続く。

最後の章、やっとハッピーエンドの内容に移行!
このまま読み続けて早くハッピーエンドで幸せになった犬を想像して
気持ち良くジャスとの夜の語らいの時間を過ごしたいと。

言われてみれば感動作と言われるものは、最後は多少なりとも犠牲が発生する。
残念ながら今回もそうだった・・・。
ハッピーエンドはハッピーエンドだけど、犬の飼い主にとっては決してそうでもない。
308ページ中の最後の8ページだけでいとも簡単に泣いた。。。

そのあと、ウィスキーを持ってジャスのところへ行き。
いつものジャスとの語らいの時間。
いつもよりもジャスを見ている時間は長かった。

網戸にはウマオイ。
このままだと、明日のあさまでにジャスが繰り出すジャブで潰されるだろう。

「本で読んだ犬のような目には絶対に合わせないからな。
 その代りにいたずらに虫を殺しちゃダメだぞ。」とジャスに言う。
当然判るはずもなく、キョトンとしているジャス。
こりゃ駄目だと思いウマオイを捕まえて遠くに投げて逃がした。
なんかちょと気持ちが重くなった。。。

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