地震のち合格発表2021/02/20

先週末は結局地震の影響でブログも投稿できず、週明けの調整でバタバタ。
一週間経過したなかでも記録に残しておきたいことを書いてみる。

地震当日はさくから1日早いバレンタインデーのチョコを貰う。
チュッパチャップスみたいなチョコ。
大きさ的に中身はそのままじゃないだろけど、鈴カステラということは
前日の材料の中に鈴カステラがあったことでほぼ確実。

さくは友達とお出かけということで、夫婦で久々に「山頭火」でラーメン。
なんてことはない、普通の日常が流れていく。
どうやらこのあたりの時間で、海老蔵は地震予知のツイートをしていたらしい。

さくも帰ってきて夕食を済ませる。
まだまだ、なんてことはない土曜の夜だったのに、11時過ぎに状況が一変。
地鳴りの直後に細かい縦揺れの地震。
すぐさま横揺れになり、感覚的にすぐに収まりそうもないと思っていると、
どんどん揺れが大きくなり、10年前の震災の記憶が甦るような揺れになる。
少し遅れて緊急地震速報が鳴り響く。
遅い!
でも、揺れ始めでヤバいという感覚があったので、気持ちの準備は少なからず出来た。

止まらない、もう止めてくれと言うくらい止まらない。
食器が割れる音、さくが怯えている声、本棚から本が落ちる音。
いい加減止まれと思っていたところへ停電するも、停電は数秒で復旧。

どのくらい揺れが続いたのかは判らないけどようやく止まると、
ダイニングには食器の破片が広い範囲に飛び散ってる。
本田ならからも本が飛び出し、テレワークで使ってるかずの部屋は書類が散乱。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートも割れた。
今回はさくの生まれた年のやつが真っ二つ。
10年前はかずの生まれた年のやつが割れた。
何故か我々親のイヤープレートは今回の生き残る。

キッチンで使って居た時計も高所から落ちて、地震発生の時刻で止まった。
数年前に一度壊れた時は、なんとかDIYで直したけど、今回は完全に無理。

かずの部屋を片付けていると、ベッドの上に、ハリーポッターのボルデモートの杖。
寝てる時落ちてきたら身体のどこかに刺さってただろうか・・・・。

割れた皿の破片を掃除機で掃除したり、落ちた本、書類を整理したり、
部下の無事の確認、報告等でベッドに入ったのは何時だったか覚えていない。
寝たとしても、たまに起きる余震で翌日の朝は疲労感あり。

日曜は、翌月曜から東京出張のPJがあったので、東京側と延期の調整、
新幹線がしばらく運休となる情報に対して、移動手段を部下と調整したりと、
かなりのバタバタ。

夕方のジャスの散歩の時には、今回の地震の影響なのか、歩道に亀裂が入り、
左側の田んぼに崩れてもおかしくないような箇所も。

まだ余震が続くなかで、何となく不安な状況でも、いつも通りの生活はできた。
夕食も普通に食べれたし、ママからのバレンタインケーキも。

日曜夜も遅くまで諸々調整があり、結局Q&Pコーワゴールドをのお世話に。
別に肉体労働をしたわけではないし、精神的に追い込まれているわけでもない。
ただ、いろいろと間接的な疲労がたまるのが災害の嫌な所。

月曜は会社のビルに損傷が見つかり、原則出社禁止。
そもそも部門の独自ルールで先週の東京出張後の自宅待機期間で出社できず。
翌16日の火曜日に許可をもらって出社。
首都圏と一応被災地の温度差もあり、なかなかやりずらい事も多々。

それと、本当は出社したくなかった理由もある。
さくの合格発表の日だったので、できればテレワークの途中で速報を確認したかった。
結局は社内でバタバタしていて、結果報告のLINEに気付いたのは1時間後。
結果は合格!
もちろんかずもそうだったけど、さくも同様に一生懸命勉強していたので良かった。

結局、さくは我々両親の後輩となる。
しかも、俺の学部の後輩となった。同じ学部でも学科は全く違う方向だけど。
当然、一番ホッとしてるのは本人だろうけど、親としても少し肩の荷が降りた気が。

地震の不安の後の、合格という安心。
気持ちの起伏という意味ではこれもバタバタの一つ。
コロナに地震。
そんな中でも気持ちが折れることなく合格をつかみ取ったのは子供ながら尊敬する。
本当におめでとうだ。