春の恵み2021/03/27

春だ。
昼間も暖かくなって、その代りに花粉も飛び始める。
庭の梅も満開。

桜の女神から名前をとったさくが18歳の誕生日を迎えた。
まだ桜はつぼみも開いていないし、コロナ禍でなんとも閉塞感漂う中だけど、
元気に育ってくれて、今年も一緒にお祝いできることは単純に嬉しい。
この日はしテレワークも早く切り上げた。

そして昨日まではまた死ぬほど忙しかったので、24時前に眠りに就く。
そして休日となると小学生なみに早く起きる50歳は、
春の恵みを見つけに泉ヶ岳へジャスと向かう。
ゲレンデについたのは7時。
山の上だけどそれほど気温も低くないが、日陰にはまだ雪が残る。

ゲレンデの中腹に大量に生えてるはずの蕗の薹を探すが、全くない。
仕方なくコースの端を降りてくると、本当に一画だけに蕗の薹を発見。
まだ少し早かったかもしれないけど、なんとかありつけた。

少し開いた状態のものが多かったけど、結構摂れた。

熊との遭遇が気になったけど、少しだけゲレンデを脇にそれる。
綺麗な水が勢いよく流れる。雪解け水。これも春。

8時少し前の大駐車場はまだ車は少ない。
自宅から見ても山頂付近にはまだ雪が残っているので、家族ずれを含め
本格的に混むのはまだ先か。というか山開きがまだか。

古民家方面に向かうと、まだまだ春というよりも秋っぽい景色。
ここの足元に緑が見えてくると本格的な春になる。

8時過ぎに山を出発して帰宅。
午前中は摂ったばかりの蕗の薹でばっけ味噌を作ったり、掃除したり買い物行ったり。
その買い物の最中には冷えたビールと、白身魚、アスパラと舞茸も購入。
目的は昼飯に蕗の薹の素揚げを一緒に食べる為。
作ったばっけ味噌の一部がこれ。
冷凍する分も含めると、軽く4月中は十分食べられるほど作った。

登山用のコッヘル、バーナーを持ち出して、パーゴラに出したテーブルにセット。
温度が難しいところだけど、外ごはんでは勘も大事。
少な目の油に蕗の薹を投入すると、ぱっと開いて一気にいい香りが立ちこめる。

冷えたビールで塩と作ったばかりのばっけ味噌を付けて食べる。
蕗の薹の揚げ物にばっけ味噌は。。。合わなかった。
でも、白身魚にばっけ味噌はありだった。
あまりの旨さと揚げ物に気を取られて、白身魚や他の野菜を揚げる写真を撮り忘れ。

でも初めての外揚げ物は大成功。
今回学んだのは、油きりは必須ということと、揚げる時用の箸は食べる用の箸と
別にした方が良いということ。
油の処理も吸うタイプのやつで簡単に処理できた。
こりゃ外での揚げ物も苦じゃなくなった。
来年の冬のワカサギ釣りでは威力を発揮してくれそうだ。
いやー、本当に久しぶりに充実した休日だった。