とうとう山へ2021/07/24

とうとうこの日がやってきた。
っ言っても大げさなことではなく、単に山へ来れたというだけ。
でも、それが全く想像出来なかった先月、そして今月は天候不順。
呪われているかと思ったこともあったけど、多忙と梅雨が続いただけ。

朝起きると外は明るいけど少し雲がある程度。
山の方を見ると、山の形は判るがガスがかかってる。。。
少し迷ったけど、天気予報もこのあと良くなるとあったので、
ジャスの散歩から帰ってそそくさと山へ行く準備。

リュックに登山エマージェンシーツールをまとめている袋を入れて、
登山靴、帽子、手袋を出して、スポーツドリンクを作って入れるだけ。
あとは着替えるだけなので、ものの15分で準備完了。
それと、今回は追加でカセットガス、バーナー、コッヘル、それとコーヒー豆。

いつもよりも遅い8時少し前に家を出る。
ジャスの散歩中にストレッチは住んでいるので、8時半過ぎには登山道へ。
確か去年は1回くらいしか行けていないので、もはやほぼ2年振りになるかも。
体力の状態を見る為もあって今回は水神コース。

やはりテレワークになったこともあるのか、体力が激減してるようで、
水神に着くまでに何度引き返そうと思ったことか。
それと、昨日から始めたダイエットの中で、なんともタイミング悪く
スクワットで太ももをいじめたので、その疲労が溜まっていたこともある。
何はともあれ水神に到着。

この日は意外と登山客は少なくて、登山道ですれ違う人もいつもよりも少ない。
確かに駐車場も半分程度しか埋まってなかった気もする。
天気は時折強い陽が差すけど、半分以上は曇りという感じだけど、
その方が涼しくて気持ちがいい風が体温を下げてくれる。
賽の河原を過ぎた辺りからの景色。もう少しで良い景色って感じ。

山頂手前の見晴らしのいいところで、コーヒーを飲みながら好転を待つことに。
コッヘルにコーヒー豆と水を入れてバーナーの火にかける。
沸騰したら弱火にしてしばらくコーヒーを煮出す。
そして火を止めて数分してコーヒー豆が沈殿したあたりで上澄みをマグカップへ。

ワイルド過ぎて、口の中がジャリジャリのコーヒー豆だらけで、なんか嬉しくなる。
上澄みと言っても、マグカップにはこんだけの豆が残る。
正式名称はトルココーヒーらしいけど、アウトドアでは通称フィールドコーヒー。
いつか実際の豆を石で割ってそれから煮だして飲んでみたい。

口の中のジャリジャリ感を楽しんでる間も、天気は変わる。
煙かともう程のガスが流れて来て辺りが真っ白になったり、ガスがなくなったりと。
そんなのを繰り返しているうちに良い景色が見えて来た。
眼下に広がる山々、それと雲の間から見える青空。
ほんとこの景色を見ると、人間の、いや自分のちっぽけさを感じる。
人間なんてたいそうなことは出来ないんだから、そんなに頑張らなくて良いよ
と言われてる気がして気が楽になる。

帰りも水神コース。
木洩れ日の中をマイナスイオンを浴びながら降りていく。

下の方に来れば来るほど日差しが強くなり、気温も高くなる。
山頂付近でガスに包まれながら感じた涼しさが恋しくなる。

下山後、途中でラーメンでもと思ったけど、ダイエットのことを思い出して我慢。
帰宅後に鯖缶に野菜を突っ込んでごった煮スープを作ってビールと一緒に食す。
途中でラーメン食わなくて良かった。こっちのほうがよっぽど良かった。
調子に乗ってビールも2本行ってしまう。

ふと見ると庭の草の裏側にセミの抜け殻の大群。

別の葉には3匹。
どうやら今聞こえてるセミの鳴き声は我が家で羽化したものも
含まれているらしい。

2本のビールのせいもあって、この後はシエスタ。
贅沢な時間を過ごせました。
51歳はなかなかの滑り出しだ。

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