徹夜後不調。。。2022/12/03

木曜日のあるイベントに向けて水曜は徹夜する羽目に。
なんてったってそのイベントに向けた最終調整が水曜の夜にやっとついたので、
そこから細々とした最終調整をしたらちょうどいつもの起床時間になってた。
今回は部下の残業時間が限界だったので、もう俺が動くしかなくなって、
老体に鞭打っての対応。
結果、無事そのイベントは切り抜けられた。
いつものごとくリポDのお世話になっていたので夜まで持ってくれた。
しかし、ほんとにリポDはすごい。
けど、何を入れればこんだけ心身を騙してまで動かせてくれるのか心配でもある。

で、木曜の夜は日付が変わる前にベッドに入って早々に眠りには就いたが、
なんか眠ったような眠ってないような目覚めだし、なんか身体が重い。。
ということで金曜もリポDを流し込んで、なんとか乗り切った。

そして金曜の夜も早々に眠りに就いた。
けど、金曜の夜は酷かった。
寝てても身体が疼くというか、なんか落ち着かない。
トイレに起きること3回。いつもより水分を摂ったわけでもない。
しかも、喉の乾きで2回ほど起きて台所に行って水を飲む。

とにかく眠れないまま土曜の朝を迎えてしまった。
何が起きてるのか判らないけど、きっかけは徹夜。
もう徹夜なんでできるお歳でもないので、もう勘弁して欲しい。
と毎年思ってる気がする。なんだかんだ言っても1年に1回は徹夜してるし。

そんな寝不足な状況でも、外ではうちの白黒が散歩を待っているので散歩へ。
しかし寒かった。恐らく今シーズンで一番吐く息が白かった。
で、まわを見れば、草には霜が降りて、田んぼの水は凍ってた。

先週は青森、秋田も雪が降ったらしいので、仙台もそろそろかも。
泉ヶ岳も薄っすらと雪。思えばもう12月なんだなと。

昼間は、ちょっとあちこち買い物とウィンドウショッピング。
ホーマックでDIY用品を買って、雪山登山を始めようかまだ迷ってるけど、
Tapioのモンベルにアルパイン用品を見たり、カタログをもらってきたり。
近くにあるのがモンベルだったけど、もし始めるとしても全身モンベルだと、
そこら辺でよく見る全身モンベルでまるで広告塔と化したご高齢になってしまう。
かと言って本格的なメーカーにすると高い。
・・・モンベルの広告塔になるのが一番始めやすいのか・・・。

夜はいつものジャスとの語らいの時間。
ここのところロープのおもちゃでの引っ張り合いっこの催促が激しい。
ジャスももうすぐ10歳なので、我々と同じくらいの歳になったはずなのに、
まだまだ力も強いので、本気で遊ばれると俺の身体がもたない。

寝酒にしていたジョニ赤、BOWMOREのうちジョニ赤がなくなったのでジョニ黒を補充。
実はまだコロナによる嗅覚異常が完璧に戻っていないので、BOWMOREの香りが
感染前と違って感じられるので、なんかもったいなくてBOWMOREが飲めてない。
まったくもってコロナは邪魔な存在だ。

それと、恐らく体調が完璧ではないことも影響してだろうか、ふと気がついたら
ネットでスノーボードを買っていた。。。
まだ家族には言ってない。
ボードもたまにしか行かないから、安い2点セットだし、
ずっと仕事頑張ってるし良いよなと。
でも、さすがに大荷物だから届いたらゲロしなきゃ。。。。
まったくもって、体調不良がさせることも怖い。

なかなかうまく行かないな・・・2022/12/09

今週も全くうまくいかなかった。
何もかもだ。。。。なので、余計疲れるというか、確実にストレスが溜まる一方。
なんでこんなに毎日疲労困憊なのか。
ほぼテレワークだし、ほぼ座ってるだけなのになんでこんなに肉体的にも疲れるのか。
恐らく、会議、会議、会議、電話、会議、会議・・・・というのが現実。
実は水分補給するまもなく次から次へと打ち合わせと、それが終わった頃を見計らってかかってくる電話で、本当に休む暇もない、というのが原因だろう。
働き方改革は、効率化を進めるのとは逆に、余裕を奪っている。

そんな中でも先週日曜はちょっとリフレッシュできた。
写真は取り忘れたけど、午前中はTapioでmont-bell、Columbiaを物色。
午後からはWILD-1に行って、諸々物色。
まぁ、ウィンドウショッピングだけで、衝動買いを抑えるのに精一杯。

ついでに隣にある「TREK」へ。
・・・高っけー。判ってはいたけど、やっぱりこのレベルは無理、無理。
来年には買い替えたいと思っているMTB。確実にTRECは無い。
というか価格の次に気になったのがそのフォルム。
近未来的?と言えばそうなんだろうけど、どうもフレームが昔のMTBじゃない。

週明けからはまた怒涛の一週間が始まった。
「怒涛」と書けば2文字で済むけど、その二文字では到底表現できない忙しさ。
前述の通り、水を飲む時間も、下手すりゃトイレに行くことも忘れてる。
「激務」という2文字でも表しきれない。。。
別に嫌ならやめりゃいいじゃん、と言われそうなのでこれ以上は言っても意味はない。
自分でも、ギリギリアウトぐらいな状況だと、自己満足は得られるので、
実はちょっとだけ満足感もある。
でも、本当に紙一重なので、いつ糸が切れてもおかしくないとも思う。。。

月曜の疲れで、火曜は若干寝坊。
いつもよりも少し遅めの6時過ぎにジャスの散歩へ出発すると、車の屋根には雪。

散歩中にもジャスの黒い毛の上の雪?あられ?が。
我が家の生ける降雪判断器。

それと、火曜日には週末にポチったスノーボードが届いた。
さくも居ない、ママは発熱で寝てる時に来たので誰にも気づかれず。
なので、いまだ買ったことを言うタイミングを見つけられてない。。。

で、水曜以降もまさに怒涛の日々。
本当にどう表現していいのか、よく意識が混濁しないなと自分で思うほど。
あまりの案件の多さに、今自分が何をやってるのか判らなくなるほど。

で、金曜日の今日は休暇を取得。
もともと予定があったので、計画的な休暇ではあるものの、木曜の夜からママ発熱。
予定はすべてキャンセルということで、午前中は諸々近所で買い物。
午後はちょっと趣味の時間を取れたので、届いたスノーボードのセッティング修正。

2点セットで買ったので、バインディングのセッティングは一般的な設定。
なので、今のセッティングを同じようにセッティングし直し。
今回の板はSALOMON。人生初SALOMONだ。
最初はBURTON、そのあとはアポカリプスが2回続いた気がする。
その後はRIDEが2回続いた結果が写真下のジェブフラッシーモデル。
かずが生まれて間もないころに買ったはずなので、20年選手のはず。

とりあえずスノーボードに行く際に、バインディングが壊れることは意識しなくて済む。あとは最近の板の乗り心地にどう慣れられるか。
まさか50歳を過ぎてスノーボードをしていることは想像はしてなかったが、
まぁ、確実のこれが最後の板になるはず。
年に何回も行かないけど、気持ちよく滑れることを願うのみ。

でも、こんだけいろいろをうまくいかない日々が続くと、まさか今シーズンは
一回もスノーボードに行けなかったなんてことになる確率も低くはない気が。。

主夫プラス2022/12/11

土日は主夫。
ママの熱が上がったり、下がったりと安定せずなので、さくと交代しながら待機。
土曜の朝はちょっと遅めにジャスの散歩へ。
めちゃめちゃちっちゃいけど、甲高い鳴き声を轟かせならが上空を飛んで行った白鳥。
もう、確実に冬。

土曜日は掃除したり買い物したり。
買い物には自分の買い物もところどころ入れつつ。
冬支度ということで、細々したもの買ったり、悩んだ末に買わないまま
ウィンドウショッピングだったり。
にしても、かなりの時短対応。
まぁ仕方ないし、時短で決断できないやつは、帰ってネットで検討すりゃいいので。

本日日曜日は、雨スタート。
かすかに聞こえる雨音が眠気を誘い、6時過ぎに目が覚めるも、二度寝した結果、
ベッドから出たのは8時前。もはや遅起きの女子たちに文句言えなくなった。。。
朝のジャスの散歩、朝飯の準備、掃除、洗濯、食事の準備・・・
結構大変。

夕方はママも少しは落ち着いたので、雨で朝の散歩がなかったジャスの散歩へ。
今日はパークタウン方面へ。
メタセコイアの落葉が良い感じの絨毯に。そこへジャスのマーキング・・・。

ちょうど夕焼けがメタセコイアの幹と枝にに当って、良い感じの色に輝いてる。
午後から晴れてきた青空が、夕方まで続いていた。

帰ってきてからはちょっと自分の時間。
実は昨日の買い物で・・・登山靴を新調。
今までの靴があまりにも重いので、なんとか用途を考えて使い分けすれば良いかと。
実は、ちょっとした雪山も耐えれるやつ。。。

しかも、雪山にも耐えれる用のゲーターも・・・。
もう、雪山側に転んでもなんとかこなせる程度の道具は揃ってしまった。
帽子とか手袋とかはスノーボード用をそのまま使う想定だけど。

主婦と言われる女性たちの気持ち判った気がする。
いつもと変わらぬ家事等をこなしながらも、自分の趣味の時間を取りたい。
家事の仕事の時間と、そうではない自分の趣味の時間を楽しみたい。

大黒柱?
何をもって一家の大黒柱と言われるのだろうか。
家族は、それこそ「ワンチーム」。
しかも血が繋がってる最強のチーム。その名前が「家族」。
誰が柱とか梁とかは関係ない。
みんなが筋交いになって支え合うもの。
「主婦」でも「主夫」でもなく、俺は単なる「夫」という筋交い。

睡眠障害というやつに2022/12/24

先週一週間、まるまる休み。
どうにもこうにも眠れない。
いや、正確には眠りにはすんなり入るものの、途中で突然目が覚めてその後
1~2時間眠れず、その間は仕事のことやら家庭のことやらで頭がいっぱいになり、
動悸も激しくなりとても眠るどころの話ではなくなる。
ときには横になっていることもきつくなって、行きたくもないトイレに行って、
座ったりしてウロウロしてベッドに戻るもやはり眠れず。。。

目覚ましがなってもいつの間にか消して、カーテンの外の明るさに気づいて
時計を見ると、もはやいつも朝飯を食べている時間。。。
ほぼ眠れていないので激しい睡魔とダルさ、それとあまりの疲れによる吐き気。
というのが数日続く。

これってもしかして壊れてきてるのかもと。

ということで、かかりつけ医のところで睡眠薬的なものを貰いに行こうかと。
でも、一応ママと相談した結果、睡眠障害を診てくれる病院に行ったほうが良いと。
ということで病院に電話すると・・・つまりは精神科だと。
正直「マジか」というのが第一印象。もしかして鬱ということなのかと。。。
そうなった場合でも自分ではその自覚はないという話は何度も聞いてる。
でも、いざ自分が精神科の診察を受けるという状況になっても確かに自覚はない。
でもその自覚がないということが何の意味もないんだと思い知らされた。

・・・・結果、疲れによる睡眠障害。
睡眠薬を処方するのでしばらく様子を見るようにと。

実は、医者からは2週間休むための診断書を書くからねと言われた。
でも、2週間休むほうがストレスになるので、仕事は休みたくないと。
仕事するなら別に良いけど、家庭のことも抱えつつ、ダラダラ仕事やれる?と。
どうやら、今まで通りの仕事のしかたをしていると、抗うつ薬を処方しなければいけないことになる可能性が高いと。
家庭のことで大変な中で通常通り仕事すること自体が相当なストレスなんだからと。
なので、医者としてはその可能性が見えている状況でやすやすとOKは出せないと。
仕事はダラダラやること。
熱が40度あるんだから、いつも通りの仕事はできなよという感じで仕事できるなら良いよと。。。

「はい」と。
あー、こうやって自分をごまかして悪化するのかもなと、どこか冷静な自分。
他の人と比べることはできないけど、自覚はないけど、それが本当に大丈夫なのか?
それとも自覚がないだけで、休んだほうが良いほどまでに進行しているのか?
「でも、実際仕事できてませんよね?」と医者に言われて閉口する。

とにかく疲れたらすぐに仕事は止めること、無理してドリンク剤飲んでまで仕事しないこと、とにかくダラダラ仕事することを条件に2週間休む診断書は出ないことに。

薬を飲み始めて2日程度は何も変わらずだったのが、3日目以降から効き始めた。
そして先週火曜から仕事復帰。
ダラダラどころか、最初からロケットスタート。
それでも、休んでいた間になにか起きていたのかを確認できただけで気が楽に。

なんとかあと一週間弱頑張れば年末年始休暇と思って、手を抜くところは抜いて、
やるべきことはやってから年を越したい。

メリークリスマス2022/12/25

疲れた心身でなんとか迎えたクリスマス。
直前には温泉旅行もしたけど、それを頭と心でまとめてブログに載せられるほど
整理がついてない。
逆に言うと、それほどまでにある意味安心できて、開放感を味わうには
最高だったということ。
なので、それは後日気持ちの整理をつけて、どんな気持ちで湯に浸かったのか書こう。

それはひとまずおいておいても、クリスマスというイベントは誰のところにも来る。
それを祝う気持ちがあるかないかに関わらず、世の中がクリスマスに染まるので。
それは我が家も例外ではない。
先々週にはツリーが設置されて、毎夜毎夜チカチカと点滅を繰り返す。
宗教的な輝きというよりも、冬の一つのイベント。
スポーツに縁のない人にとってのスポーツの日的な。

昼間は家の掃除したり、甥っ子姪っ子へのクリスマスプレゼントを私に行ったり。
チビ達もどんどん大きくなり、今どきどんなプレゼントが喜んでくれるのか、
まったく見当もつかないまま、今年は極端に寒い日があるので、
あったかグッズを選んで我々サンタからのプレゼント。

夕方は残念ながら冷たい小雨が降ってきたので、ジャスの散歩はスキップ。
その代わりにパーゴラで30分ほどロープの引っ張り合いっこして
俺も体がポカポカするほどの運動。

その後は、バイトから帰ってきたさくとママで、クリスマスディナーの準備。
俺はその合間にバゲットを切ったり、洗い物したりして申し訳ない程度の準備。

そして本日のメインは丸鶏のロースト!
昨日からママが仕込んだ逸品。
ありがたい。
それと同時に、こんな手の込んだ料理ができるまでになったことが嬉しい。

そして、ママ曰く「今日の料理はこれのためにある」という国産キャビア!
この大きさでなんと一万円らしい。。。

確かに艶々でうまそうだけど、この瓶の高さの無いこと無いこと。。。
外国産に比べると塩味がないけど、その分フレッシュさが違うのは確か。
自分へのご褒美的にママも買っていたので、何も言わなかったけど、恐らく
2/3はママが食ったな。。。まぁ良いけど。

その後は、我が家のチーフパティエのさくのケーキ。
これも昨日スポンジを作って寝かせて、今日のバイト後にデコレーション。
自らケーキを作ると立候補しての逸品。

もはや間違いはない。
中はココアのスポンジで、生クリームも甘すぎず、大人の味のクリスマスケーキ。
さくも色々と頑張ってくれた。
家族は親だけが支えるものでなないということを身近で感じさせてくれた。
それに、かずも離れていても時折見せてくれる優しさ。
きっと味にしたら甘いだろうという心遣いが見えた。

そんでちょっと早めだけど、今年一年の頑張りに対してのご褒美として、
ワイルドターキー8年をゲット。
部類でいけばリーズナブルだけど、なぜか一番しっくりくるウィスキー。

個人的には前のボトル、ラベルのほうが良かったけど、味は変わらないらしいので。

昼間に義理の実家に行ったときに、信仰の話なった。
どの宗教が良い、悪いなんてことはあるはずがない。
とにかく自分が信じられるものがあればそれが神になる。
それがキリストだろうが、お釈迦様だろうが、石だろうが、山だろうが変わりはない。
人になんと言われようが、思われようが、自分が幸せに生きることができるため、
居て欲しい存在、あって欲しい存在が神。
自分が幸せと感じられるイベントの一つがクリスマスなだけで、宗教の垣根を超えて
どんな神様に対しても「メリークリスマス」と言えば良い。
キリスト教以外においては、「あ、いえ、これは世界平和を訴えるおまじないです」
という説明をつければ良い。ただそれだけのこと。
さて、チキンを食べたし、あとは七面鳥印の酒を飲んで明日からまた頑張るか。

「メリークリスマス」を唱えたので、どこの神様でも良いので、我が家に平穏を。
そして世界に平和を。

心の洗濯旅行2022/12/29

ママの治療も一段落ついたので、久々に温泉にゆっくり浸かろうとうことで、
久々に県外への温泉旅行。
十数年前に一度行ったことがある繋温泉。
既に名前も変わってるし、宿の形態やサービス等も変わってしまっていはいるけど、
ロケーションも良かったので再訪。

その前に、昼も豪勢に行こうということで、一旦高速を前沢で降りて前沢牛。

わざわざ高速を降りるという行動も贅沢だし、注文したランチも一人5000円以上
という前沢牛のフィレ!
写真はすっかり撮り忘れた。
・・・・ちょっと脂っぽい。
というかきっと「上質の脂」というやつなんだろうけど、脂が少ないのが良くて
フィレを注文したのに、アプラたっぷりで最後は胃もたれ。。。
どうして人々はサシが入っているのがいい肉とか言うのかちょっと理解出来ない。
とは言え、エンゼルスの大谷も食ったであろう前沢牛で、贅沢な気分になって北上。

盛岡インターを降りると道路にはたっぷりの雪。
雪国に来た、というよりも本格的な冬を感じられる地域に来たというワクワク。
宿につくと目に飛び込んできたのが部屋から見える湖を含む雪景色。

ポカポカの部屋から見る寒々しい景色というギャップが、
なんかシチューのCMみたいでなお良い。

部屋の内風呂は檜の香りに包まれて、温めでちょうどいいお湯。

そこから見えるのは、うっすらだけど手前から、露天風呂、庭の雪、湖、山々。
すぐに曇ってしまう窓にお湯をかけながら景色のグラデーションを堪能。

露天風呂に入る頃には、ちょうど雪が振り始めた。
熱めのお湯に肩まで浸かって、体の芯が温まったらお湯の中の岩に座って半身浴。
舞い込んでくる雪を浴びならが、うっすら浮かび上がる湖や山々の景色を見ながら、
今年は色々あったけど、なんとか乗り越えてきたなーと。

自然も厳しいけど、自然のことを差し引いたとしても、
生きとし生けるものには何かしらの困難、壁があって、
それが大きいものだったり、小さいものだったり、
想定外のタイミングだったり、重なったり、いつの間に?ってことだったり。
でも、そこに一点の明かりあともって安心したり。
人生山あり、谷ありってのは、半世紀生きてきて本当にそう思う。
でもそこには川が流れて、結局はそこを上手いこと下っていく。
人生は山を登っていくという考えもあるけど、
逆にもっと外的要因に左右される川を下るというほうが合っているのかも。

なんてことを考えながらゆっくり温泉に浸かって、
「結局、自分も家族も、うまく川を下ってこれてる」
と思えるようになった。
周りに流されながらも、転覆することも、乗っている船が壊れることもなく。

・・・と開放的になって風呂上がりにビールを飲んだら、食事の関する写真を撮るのを
完璧に忘れた。
岩魚の骨酒とかもあったのに。。。

この日の最後は、露天で晩酌。
あー、本当に今年はジェットコースターだったなーと。

翌朝の御所湖。
山の上の方にちょっとだけ朝日が当って、かつ御所湖に映る山々。
寝起きの体にツンと突き刺さる空気に冬としての心地よさを感じる。

朝食後に旅行の際の恒例の散歩へ。
これが今回の宿「別荘佳景」。十数年前に来たときは「湖山荘」だった。
一棟貸し切りなので、散歩でもしない限り外に出ることも無い。

宿周辺の山の木々もしっかりと雪に覆われる。

大木の枝にも良い感じで雪が積もって、向こうの青空とのコントラストが最高。

御所湖周辺の歩道を散歩。

御所湖にかかる繋大橋から御所湖の盛岡方面を観た写真。
ほんとに人間てちっぽけ。

散歩が終わって宿のに向かう上り坂。
青空の眩しさと、雪からの照り返しで、もはや雪目になりそうなほど。

とにかくここでも表せないほどゆっくりできた。
昨日まで、先週まで、先月までの自分はなんだったんだと。
何のために働いてるのか?何のために生きてるのか?
というのを思い出すことができた気がする。

そして旅の最後は、ママがたべたことがなかった「納豆キムチラーメン」。
でも、盛岡で食べるにはあまりにもお腹が空いてなかったので一関で。
たったら仙台で食べても良いよなとも思ったけど、旅の途中かつ県外で食べる
とう点も大事なわけで、ようするに気分。

一泊だったし、特にアクティビティをこなしたわけでもないけど、
ゆっくりと、ダラダラと、途中で少し寄り道したりして、欲張らない大人旅。
人生の過ごし方を少しだけでも思い出せた良い旅でした。

趣味2022/12/30

年末年始の休みの1日目は、病院に行ったり、床屋に行ったり、ゆっくりしたり。
それと、最近テレビCMでちょっと見かけた「信長の野望」をやりたいという欲求。
テレビ台の下の引き出しからゲームソフトを探すとありました。。。
しかも、プレイステーションだったか。。。
そんで、ケースを開けてみると、中身は空っぽ。

そうです、何年前?いや、十数年前のまま、プレイステーションの中に入ったまま。
プレイステーションのOPENボタンを開けると、懐かしいメディアが入ってた。
で、最初から初めて見ると・・・画像も古いし操作もだるいものの止まらず、
気がつけば夜中の3時過ぎ。。。休みに入った子供か?

でも、なんとなく休暇を満喫している気がしてまんざらでもない。
で、朝も早くから目が覚める。というか、睡眠障害はまだ残っているらしいけど、
せっかくの休日なので、ちゃんと眠れた時のことを考えて、
休みだし、少し寝不足で目を覚ましても良いかと目覚ましをセット。

外は晴れ。
いつもよりもちょっと遅めにジャスの散歩へ行くと、昨日調べたてんくらアプリでは、
荒れ模様予報だった泉ヶ岳が丸見え!
だったらということで、急遽スプリングバレーに行くことに。
朝飯を済ませて、着替えてながら色々と準備してなんとか9時過ぎには
スプリングバレーの駐車場に到着。
が・・・チケット売り場には長蛇の列。売り場の中では「こういう場合はね・・」
とかいう会話が聞こえて来たので、シーズン初めで、まだバイトさんの
効率化は図れてないかというタイミングであることに気づいて「まぁ良いか」と。

で、今シーズンの初リフト。しかもそれは青空の下という最高のシチュエーション。
しかも、チケット売り場でかなり並んだはずなのに、ゲレンデの人は少なめ。

初めて滑る、新しい毎相棒のサロモン。

リフトを降りて、一本目を滑り始める前のショット。
最高でしかない。
朝の山の様子を見てから判断して出発して、想定以上の景色が拝める。
本当に最高でしかない。

1本滑ってから2本目のリフトからの写真。
良く観ると、ゴーグルに隣のスキーヤーも写ってるけど、全くの別人。
こういうところから情報漏洩するんだろうなと、一瞬仕事モードになったりする。

クリッパーAコースから、山々の隙間から見えた、仙台平野と海。

判りにくいものの、空の下には太平洋がくっきり写ってた。

そうそう、こういう景色を楽しめるために生きてるんだから、
仕事の疲れで景色を見れない、もしくは見ても何も感じないなんてことは本末転倒。
雪の冒険王国では、雪上のシーソーやブランコに、もこもこのウェアを着た
小さい子どもたちがキャッキャ言いながら満面の笑顔。
この笑顔、は無理かもしれないけど、笑顔になれる状況に居れることと、
笑顔を作れる余裕があることで、自然と口角が上がるタイミング
は大人にだって必要なのよ。

4時間券をかったものの、休みなしで滑ること約2時間半。
ケラケラと膝が笑い出して、少し荒れ気味になってきた雪を見限って、
このまま行くと怪我しそうと、4時間の経過をまたずに引き上げる。

13時過ぎに帰宅できそうだったので、ママと連絡して今年最後の外食をすることに。
予定通り13時過ぎに帰宅して、ちゃちゃっと着替えて、中山にある「とらの子」へ。
俺はいつもの「スワンラータンメン」で、ままもいつもの「ザーサイラーメン」。

年末年始の休暇は、ここまでは順調、楽しく?でも少なくともストレスはない。
趣味を楽しめてる。
遊びという趣味と、家族との時間を考えるという趣味を。

楽しくて寝不足になっても、俺には睡眠導入剤がある!
という考えは無くは無い。
でも、何故か今の自分は薬に打ち勝てるような気がしてならない。
先生は一瞬良くなったように見えるけど、過ぐに悪化するケースも多いと言われたし。
まだまだ俺は行ける。やばくなったら逃げちまおうとも思ってる・・・。
無理か。。。。でも、そんなことを考えられる余裕は出てきたし、作るコツも覚えた。

初雪山登山で締めくくり2022/12/31

昨日から少し狙ってはいた。
スプリングバレーでの気温、風をチェックした結果、もしかして31日も山は晴れ?
ヤマテンでは年末年始はずっと「C」ランクだけど、その結果がこの青空だぞ!と。
とは言え、山の天気は本当に変わりやすいのはその通り。
で、今日の朝は昨日のスノーボードの筋肉痛で目が覚めたと言っても過言ではない。
ジャスの散歩に言って、その帰り道に泉ヶ岳を見ると・・・全くの晴れ。
帰ってからママに「山行ってきて良い?しかも登山だけど。。。」と。
昨日のスノーボードの疲れが大丈夫であればとOKをもらったので急ぎ準備して山へ。

スタートが遅れたので、登り初めは10時過ぎ。
大駐車場から登山口までの路。アスファルトは全く見えず。

水神コースの入り口まで来たけど、もっと前に履いておけば良かったと思うほどだったので、ここで軽アイゼンを装着。
後から来た人は既にアイゼン装着してたけど、同じ場所でアイゼンを増し締め。
最初の締め方が甘かったのかなと思ったけど、その理由は後から判った。
とにかく、アイゼンを装着すると、一気に雪山モードになる。

少し登ったところで、動物たちのトレース。
これは明日からの干支のうさぎ。
冬以外ではなかなか目で見て感じられない息吹もある。

そして、この辺りで靴の紐が緩んだというよりも靴の中で足が少し動くようになった。
アイゼン装着で、重さも含めてだろうけど、ちょっとずつズレたと思われる。
それを直した時に先に伸びるトレースを撮ってみた。

初めての雪山ということ、初めてのアイゼン歩行ということで
周りが見えていなかったけど、上を見ると青空だったことに感動を覚える。
ここでこれだけの感動をしてたら、上に行ったらどうなるんだともはや不安。
それと、ここで一番上の来ていたソフトシェルを脱いだ。
あまりにも暑くて、このまま行ったら汗だくになりそうだったので。

雪上にできたトレースの上を歩くので、細かい起伏がないので意外と楽に水神へ。
いつもはみんなが川沿いまで降りて休憩しているポイントも完全に雪に覆われてる。
とはいえここで水分補給。

水神碑も周りの木々の葉が落ちて、こんなに空が見えるポイントだったことに気づく。

途中、大岩の急斜面を登り、山頂前の最後の難関となるさいの河原へ。
最初から、昨日のスノーボードの疲労が完璧に残っていて、騙し騙し来たけど、
ここが一番キツかった。それでも青空が確実に近くなっていたので、休み休み進む。

山頂手前のビューポイントに到着すると、上にはもう雲と青空しかない。
でも、風が冷たいってもんじゃない。
レイヤリングが大事という意味を体感。こりゃ下手すると本当に低体温になりそう。

リュックからソフトシェルを取り出して着た後に、保温水筒に入れてきた
熱々の珈琲を飲みながら写真撮ったり、ボケーっと景色観たり。
頬に当たる冷たい風が、本当に冬の山頂に来たんだという実感を沸かせてくれるのと、
なかなか大変だったなーという充実感。
それと、この景色に限らず、何かを乗り越えた先でしか見えないものってやっぱりあるよなと。それは俺だけじゃなく、ママ、かず、さくにだってある。
みんなどんな景色を観てるんだろうとか考えたりして。
涙が流れた。。。ボケーっと考えてるだけなのに。
なんか意識は頭の上のほうから、ボケーっとしている自分を見ているような感覚。

動いてないとどんどん体温が奪われるので、珈琲も飲んだし頂上へ向かう。
いつもは身長の高い頂上碑もかなり低くなっていて、祠も屋根を残して埋没。

下山は滑降コース。
昨日のスプリングバレーから見えたように、しっかりと太平洋が見えた。
3シーズンとは確実に違う何かがある。空気?木々の葉がないこと?

少し下がったところで、「まじかー」と言った後に言葉を失った景色。
写真ではどうしても伝わらない感動がある。
まぁ、写真がうまい人ならもっとうまく伝えられるんだろうけど、
空気、明るさ、音、匂いが混ざった景色は確実に伝える手段はないと思う。

見返平から下に続くトレースと、その先にある仙台平野。

3シーズンでは確実に数十センチ下を歩いてるコースのはず。
大石、中石、小石、木の根っこ等の段差を気にしなくても良いけど、
細いトレースを頼りに歩く。
トレースからちょっとでも外れると、確実に数十センチ踏み抜く。

アイゼンの装着はあるけど、通常ならいつもの登山よりも楽だったはず。
確実に昨日のスノーボードの疲れで、まぁ足も含めて身体が重いこと重いこと。
逆に言えば、そんな状況でも登れるのが冬山かもと。
ハードルが高いと思われるものの、実は覚悟があればそれほどでもないことが判った。

下山は1時半だったので、途中にある萬太郎がやっていたので、今年最後のラーメン。
昨日のとらの子が最後かと思っていたけど、2022年の締めラーメンは「あぶり辛味噌」。

短い休みとなる年末年始休みの前半で、スノーボード、雪山登山というやりたかったことができたのはでかい。
一日、一日を楽しみそびれることが無いようにしないとと1年の最後に思った。
みんなそれぞれ大変ななか一生懸命生きてる。
安心して帰ってこれる、頼れる場所でいないといけない。来年も頑張ろう。