心の洗濯旅行2022/12/29

ママの治療も一段落ついたので、久々に温泉にゆっくり浸かろうとうことで、
久々に県外への温泉旅行。
十数年前に一度行ったことがある繋温泉。
既に名前も変わってるし、宿の形態やサービス等も変わってしまっていはいるけど、
ロケーションも良かったので再訪。

その前に、昼も豪勢に行こうということで、一旦高速を前沢で降りて前沢牛。

わざわざ高速を降りるという行動も贅沢だし、注文したランチも一人5000円以上
という前沢牛のフィレ!
写真はすっかり撮り忘れた。
・・・・ちょっと脂っぽい。
というかきっと「上質の脂」というやつなんだろうけど、脂が少ないのが良くて
フィレを注文したのに、アプラたっぷりで最後は胃もたれ。。。
どうして人々はサシが入っているのがいい肉とか言うのかちょっと理解出来ない。
とは言え、エンゼルスの大谷も食ったであろう前沢牛で、贅沢な気分になって北上。

盛岡インターを降りると道路にはたっぷりの雪。
雪国に来た、というよりも本格的な冬を感じられる地域に来たというワクワク。
宿につくと目に飛び込んできたのが部屋から見える湖を含む雪景色。

ポカポカの部屋から見る寒々しい景色というギャップが、
なんかシチューのCMみたいでなお良い。

部屋の内風呂は檜の香りに包まれて、温めでちょうどいいお湯。

そこから見えるのは、うっすらだけど手前から、露天風呂、庭の雪、湖、山々。
すぐに曇ってしまう窓にお湯をかけながら景色のグラデーションを堪能。

露天風呂に入る頃には、ちょうど雪が振り始めた。
熱めのお湯に肩まで浸かって、体の芯が温まったらお湯の中の岩に座って半身浴。
舞い込んでくる雪を浴びならが、うっすら浮かび上がる湖や山々の景色を見ながら、
今年は色々あったけど、なんとか乗り越えてきたなーと。

自然も厳しいけど、自然のことを差し引いたとしても、
生きとし生けるものには何かしらの困難、壁があって、
それが大きいものだったり、小さいものだったり、
想定外のタイミングだったり、重なったり、いつの間に?ってことだったり。
でも、そこに一点の明かりあともって安心したり。
人生山あり、谷ありってのは、半世紀生きてきて本当にそう思う。
でもそこには川が流れて、結局はそこを上手いこと下っていく。
人生は山を登っていくという考えもあるけど、
逆にもっと外的要因に左右される川を下るというほうが合っているのかも。

なんてことを考えながらゆっくり温泉に浸かって、
「結局、自分も家族も、うまく川を下ってこれてる」
と思えるようになった。
周りに流されながらも、転覆することも、乗っている船が壊れることもなく。

・・・と開放的になって風呂上がりにビールを飲んだら、食事の関する写真を撮るのを
完璧に忘れた。
岩魚の骨酒とかもあったのに。。。

この日の最後は、露天で晩酌。
あー、本当に今年はジェットコースターだったなーと。

翌朝の御所湖。
山の上の方にちょっとだけ朝日が当って、かつ御所湖に映る山々。
寝起きの体にツンと突き刺さる空気に冬としての心地よさを感じる。

朝食後に旅行の際の恒例の散歩へ。
これが今回の宿「別荘佳景」。十数年前に来たときは「湖山荘」だった。
一棟貸し切りなので、散歩でもしない限り外に出ることも無い。

宿周辺の山の木々もしっかりと雪に覆われる。

大木の枝にも良い感じで雪が積もって、向こうの青空とのコントラストが最高。

御所湖周辺の歩道を散歩。

御所湖にかかる繋大橋から御所湖の盛岡方面を観た写真。
ほんとに人間てちっぽけ。

散歩が終わって宿のに向かう上り坂。
青空の眩しさと、雪からの照り返しで、もはや雪目になりそうなほど。

とにかくここでも表せないほどゆっくりできた。
昨日まで、先週まで、先月までの自分はなんだったんだと。
何のために働いてるのか?何のために生きてるのか?
というのを思い出すことができた気がする。

そして旅の最後は、ママがたべたことがなかった「納豆キムチラーメン」。
でも、盛岡で食べるにはあまりにもお腹が空いてなかったので一関で。
たったら仙台で食べても良いよなとも思ったけど、旅の途中かつ県外で食べる
とう点も大事なわけで、ようするに気分。

一泊だったし、特にアクティビティをこなしたわけでもないけど、
ゆっくりと、ダラダラと、途中で少し寄り道したりして、欲張らない大人旅。
人生の過ごし方を少しだけでも思い出せた良い旅でした。

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