ガスが復旧した2011/04/01

今日から新年度を迎えて、新入社員と思われる人たちも多かった。
それもあるのか、不便な通勤手段がより混雑した。

震災後から今までなんとか通勤して来た人達は、そろそろ慣れてきたころだけど、
新入社員は、初めての出勤がこの状態では、この先どうなることやらと思ったかも。

しかし、我が家には嬉しいことが起こった。
待ちわびていたガスが復旧した。
今、全国から支援に来てくれたガス関連会社の方々が、配管の修繕と一軒一軒の家庭を訪問しての、
開栓作業を行ってくれている。

仙台市ガス局のHPには、今どこを復旧中かという情報を掲載しているけど、
その情報に自分の住所が掲載されることを毎日チェックしてた。
3/31の時点で4/1からということは判っていたけど、まさか当日に使えるようになるとは思っていなかった。

でも、今日は実家に行くことにしていたので、予定通り実家に行って、
一週間ぶりの入浴。
頭がかゆくてかゆくて仕方なかったので、石鹸で3回も洗った。
石鹸で洗ったから、髪の痛みも気にしてみたりして、トリートメントなんかしたりして・・・。

でも、我が家でも風呂に入れるので、明日からは自宅入浴。

久しぶりの自宅の風呂はどういう気分だろう。
楽しみです。

グランパの誕生日2011/04/02

4/2はグランパの誕生日。
やまやは既に営業再開してるから、お酒をプレゼントにみんなで実家へ。
ケーキはママの手作り。
ケーキ屋もやってるところはあるようだけど、まだまだ種類は少ないよう。

まだガソリン不足が叫ばれるなか、昼間の車の量は半端じゃなかった。

不足なりにもみんなガソリンを入れられているようだし、
週末だからみんな少し落ち着いて買い物というところか?

娘の誕生日、グランパの誕生日と震災後の混乱の中で、当然のことだけどいつものようにお祝いは出来なかった。

ママの誕生日も今月の末だけど、どうなるか?

でも、今回のような今まで体験したことのないような凄い地震で
怪我もなく助かったことが、最高のプレゼントだ。

薪作り再開2011/04/03

震災前に玉切りしていた薪を親戚の家に運ぶ作業を実行。

もっと早く運ぶつもりが、震災でそれどころじゃなくなったから、
やっとやれたという感じ。

軽トラックを借りて、玉切りした薪を置いていた場所から、
家族総出で運搬。
杉の木に囲まれていて、全員花粉症の家族はつらいこと、つらいこと。

でも、なんとか全部運び終わって、ちょっと薪割りに手を出したら・・・。
なんと斧が折れた・・・・。

20年も使ってる斧ということで、あまりの木の太さに耐え切れなくなったのか。

まぁとりあえず、自宅の薪棚に運ぶまで、ここで仮乾燥させてもらう為の、簡易棚も出来たので上出来。

来週からは、斧を修理して、薪割り続行。
来年以降に備えて頑張ろう。

災害救援隊2011/04/04

東日本大震災の被災地は現在復旧作業中。

仙台も、電気、ガス、水道のライフラインがやられた訳だけど、
その復旧には本当に日本全国から支援隊がやってきてくれている。

自宅近くの電線の修繕には、新潟からの助っ人。
給水車は岡山、東京、広島。
ガスにいたっては、宮崎ガスの方が来てくれた。

近所以外でも、大阪ガスの車や警視庁のパトカー、佐賀県の腕章をつけた人、自衛隊。

本当にありがたい。
かみさんが、宮崎ガスの人と話しをしたところ、なんと宿舎はお隣山形県とのことで、朝早く仙台に移動して、
夜遅くに山形の宿舎に帰るという生活とのこと。
宿舎が仙台じゃないのは、救援隊が宿舎にできる場所が既に無いかららしい。

それだけ、たくさんの人が、復旧支援に来てくれていると思うと、本当に嬉しい。

逆に、皆さんが体調を崩さないか心配になってくる。

ガスはまだか、まだかと口々に叫ぶけど、現場では各地の作業員が休みもなく作業をしてくれている。

頑張ろう東北、頑張ろう日本、頑張ろうみんな、そしてありがとう。

仙台で中古車需要高まる?2011/04/05

弟の車が津波で流された。
弟は流されたわけではないけど、ビルの屋上に避難するくらいだから、当然のことだけど。

やはり、車が無いと通勤も難しいので、車を買わないといけないとのこと。
ローンは終わってたらしいけど、とても新車を買える貯えはないらしく、
中古車にせざるを得ないよう。

実家の父がふらっと中古車屋に立ち寄ってみたところ、半分以上が「売約済み」だったらしい。
報道では1万台以上が流されたということらしいので、同じ境遇の人たちがたくさんいるんだろう。

バスの中の会話でも、何度か同じような話が聞こえてきた。

「車どうしよう。」「でも金ないし。」「でも通勤もままならないし。」「中古しかないよなぁ。」

誰だって、車が跡形も無くなるようなことは想像すらしていないはず。
ましてや津波の「つ」の字も浮かばなかったろう。
だから、自動車保険に津波特約なんかつけるはずも無いし、存在すら知らなかったし。

車がないと、通勤が思うようにできず、結果として生産活動が停滞し、
経済も循環せず、悪いほうへ悪いほうへと転がっていく気がする。

出来るだけいつも通りの経済活動、つまり消費を行うというのも必要なのではないかと思う。
でも、当然のことながら無駄遣いはいけない。

花見の自粛を訴えた政治家も居るようだけど、その影響を受けて不況になる業界だってあるはず。
弁当/仕出屋、酒屋、酒蔵、スーパー、花見の名所近くの商店/出店・・・等々。

悪ふざけの浪費ではなく、意図的な消費も絶対に必要だと思う。

震災後でも花粉症は関係ないです2011/04/06

言うまでもなく震災は大変なこと。
いつもの生活もなかなか取り戻せない中・・・・・・・。
花粉症はしっかりと、いつものようにやって来る。

しかも、今年はいつもよりも飛散量が多いと来た。

微妙に生活は便利になりつつも、やはり不便なことは確か。
いつもの生活に近づける、もしくは今の生活に慣れようとする気持ちの中、
それをさせるのを確実に損なわせるほどの、目の痒さ、鼻水。
その結果の倦怠感。

正直なところ、復興に向けた気持ちも萎えそうになる。

でも、津波被災地では、瓦礫のホコリ、津波で押し寄せた汚泥のホコリ、そして有害物質等の飛散。
それに比べれば、なんてことない。

花粉症は薬を飲めば大丈夫。
でも津波被災は薬ではどうにもならない。

まだまだ甘えは許されない。

明日で震災4週間目の仙台2011/04/07

明日で、東日本大震災から4週間。
不便な中でも普通を装った日常が続いている気がする。

お客さんと話しても、通勤も大変だし、身近に避難中、行方不明中の人がいるだろう中、
以外と普通に社会生活が営まれているように見える。

きっと、家路の間は、疲労感と今後の不安に苛まれているんじゃないだろうか。
今の自分がそうだから・・・・。

今日時点の仙台の様子。

水道:仙台市内でも、まだ断水の地域がある。
    津波被害のところは時間がかかるのは当然だろうけど、市内まで
    こんな状況。今回の地震の凄さをあらためて感じる。
電気:津波被災地以外はほぼ復旧したよう。
    オール電化は電気が復旧するとほぼ安心だ。
ガス:やっと復旧率50%。職場でもガスが復旧せずに風呂に入れない人が多数居る。
    最近は気温も16度や18度だから、水の温度も比較的高いから、ガス給湯の必要性は、少しだけ低下か?
    でも、気温が高いと、その分汗をかくので、なおさら風呂に入りたくなることは必至。
食料:ほぼ問題なし。あえて言えば乳製品。ヨーグルトは品薄かな。
ガソリン:ほぼ問題なし。
交通:さすがJR。徐々に復旧。近くはないけど、自転車通勤はあきらめられない
    という地域の人にはすごく便利なはず。
    地下鉄はやはり1/4の区間が運休するも、今月末には完全復旧らしい。
    バスは土曜ダイヤで、まだまだ不便。でもガソリンが入手しやすくなり、バス、地下鉄通勤jの人以外には、
    あまり問題は無くなってきたか。
お店:閉店時間が早いので、会社帰りに買い物するのは、ほぼ無理。
学校:4/11の週に入学式や始業式が実施されるのが多いよう。
    でも、校舎が使えないほど被害をうけたところは、学年別に他校や、公民館等に分散するところもある。
余震:まだまだ、続いている。
仕事:うちのママの仕事がブライダル関係なので、ほぼ休業。
    業界によってまちまちだろうけど、休業や解雇をせざるを得ない会社は多いはず。

4週間でこの状況。
今後復旧するのは、目に見える部分が多いだろうけど、目に見えない部分で
復旧が進まない部分は暫くの間は取り残されることになりそう。

普通を装った社会生活が進んでいくのが、なんだかやりきれなくて。
でも、から元気ってのもある程度周りに伝播するから、その勢いで復興が進めば儲けもの。

明日も普通を装って、から元気だとしても笑顔で頑張ろう。

東日本大震災(追い討ち)2011/04/08

「明日で震災4週間目」なんて書いた途端、震度6もの地震発生。

夜の11時半。
子供達は既に眠りについて、ママもベッドの中、俺は1階リビングでテレビを観ていた。

「ドドドドッ」っていう突き上げる揺れが来たかと思ったら、一気に横揺れへ。
子供達の部屋に急ぎ、電気を点けて「大丈夫。落ち着いて。」と言うと、
上の子はちょっとびっくりしつつも、「またか」と言った感じで落ち着いていたけど、
下の子は最初べそをかいていたけど、俺の手を握って少しおちついたのか、汗ばんだちっちゃい手で
しっかりを手を握ったままおとなしくしていた。

ゆれの途中で電気がチカチカッとなり、そのまま停電。
揺れは1分程でおさまったという感じだけど、凄い揺れだった。
そしてまた暗闇の生活に逆戻り。

懐中電灯を持って最低限の逃げ道を確保するように簡単に片付け。
水は出てたけど、ガスは怖くて付けられないので、とりあえず元栓を締めた。

その後、みんなで同じ部屋で寝た。
けど、夜の地震なので、周りも含めてどういう状況なのかが判らず、
不安でラジオに聞き入っていて、眠れなかった。

朝、外に出てガス臭くないのを確認して、コンロを付けてみると、ガスは生きていた。
やはり電気のみが停まっているようと思っていたら、7時過ぎに電気も復旧。
ライフラインは全て復旧した。

バス、地下鉄も動いているようだし、ライフラインも復旧したので、
会社に向かうことにした。

途中はまだ停電のところがあるようで、信号が停まっているところもあった。
でも、意外と整然としている感じで、震災後に既に開店していた店は、
通常通り営業していた。

9時頃に会社に着くと、エレベーターが停止していて、10階まで階段。
フロアは既に片付けられていて、早速お客さんの被災状況を確認。

秋田、青森、岩手の各県は全面的に停電のようで、電話も繋がらない。
逆に、福島県は揺れたものの、被害は皆無らしい。
整然に見えた市内でも、各地で停電、断水が続いている地域もあり、
後輩の祖母宅はこの地震で住めなくなったらしい。

3/11の地震とは揺れる方向も違ったらしく、被害箇所も違うよう。

なんにしても、落ち着きかけたところへの追い討ちの地震。
本当に勘弁して欲しい。

地震保険がおりた!2011/04/09

今日、地震保険の鑑定員の方が来てくれた。
神戸から保険会社に助っ人に来てくれているようで、仙台に来て2週間とのこと。
本当に頭が下がる。

4/7の夜の地震は、阪神大震災を彷彿とさせるくらいの揺れだったとのこと。
「遠いところからありがとうございます。、」と言ったら、「お互い様です。阪神の時は助けられましたから。」と・・・。
めぐりめぐって支援は続くんだ、つまりいつもみんなが繋がってるんだと思った。

保険の話に戻ると、結局200万近くおりることになった。
家財多数、内装多数、基礎・外壁等は微々たるもの。

でも、契約内容によるとおもうけど、それだけおりた。

内装は十分修繕j可能かと思う。
あとは、庭の地割れというか、崖崩れに対する補強にどれだけ残るか!

初めて知ったけど、地震保険は国が運営しているらしい。
保険会社は言ってみればその窓口で、保険会社を経由して国に掛け金が上り、
そこで運用されて、地震の際に配布される。

なので、保険金額の割合についても一律だし、それを判断する為の指針も決まっているとのこと。

大雑把にいうと、基礎、躯体に関するところに関する割合は高く、
内装、家財に対する割合は低い。

家財にいたっては、ほぼ全部が破壊されても、おりる保険料は非常に低い。
しかも、被害にあった家財は、金額、個数は全く関係なし。
つまり、100万円の指輪も、100円の指輪も一緒で、貴金属に被害があったか、無いか。
テレビが壊れた場合、1台でも5台でも一緒で、テレビが被害に遭った。

それだけ。

どんなに安いものを買おうが、高いものを買おうが、いざ地震保険の対象になると、
どちらも一緒で、つまりおりる保険金額も同じ。

どちらにしても、少しの被害でも、一度保険会社に連絡して見てもらった方ががいい。

意外とおりるかもしれない。

薪作り再々開2011/04/10

今日は生まれて初めての薪割りを実行。
おにぎりとカップラーメンを持って、叔父の家へ。

パパとママは薪割りへ、チビたちは近くの小川へ。

栗の木は簡単に、見事に割れる。
でも桜の木はどうにもこうにも割れにくい。

でも、割ってるうちに、だんだんコツが判って来た。
と言っても、節があったり、枝分かれしているやつは、やはり割れにくい。
でも、これは割れないかも、とかこれは2回程度かもという予想が出来るようになって来た。

疲れた・・・・。
報告はまだ後日。