開放!!2022/10/01

とにかくここ数ヶ月で一番開放された週末になるだろう。
仕事、プラベートともに怒涛のごとく色々起こった。
少なくとも仕事面での問題は今週なんとか片付いた。
プライベートも乗り切れそうな雰囲気が見えてきた。

昨日の夜は、やっと諸々片付けた上で週末が迎えられると思うと、
疲れ切った心身ともに日付が変わるころには白目剥いてる状況で就寝。
・・・が、ここは小学生並の精神年齢が勝る。
やっぱり休日は早く起きちゃう。
眠くはないけど、もっと眠っていたい衝動に駆られる。でも眠れない。

ジャスの散歩に行くと、前日の天気予報と違って曇ってる。
あわよくば山にでも行こうかと思っていたけど、これじゃ景色は悪いなと、
半分諦めていたところ、散歩の最中からどんどん雲が流れて山も見えてきて、
山の向こう側にはうっすらと青空。
こりゃ晴れると思い山へ。

9月に入ってから1回登っているものの、やっぱり問題を抱えている時とは
全く気持ち的に違う。
周りの景色や音をしっかりと認識できる。
前回までは、いわば半ば無理やりリフレッシュ的なところがあったので、
気持ちにモヤがかかった状態だったので、視野も狭いし、音も右から左に受け流す。
つまり、どこか心ここにあらずだったのが今回は違う。
とにかく新鮮に映る。

登山道に映る自分の影にさえなんか喜びを感じてしまう。

それこそ自然と一体になれるような。

今回も水神コースを登り、賽の河原を抜けた景色。
写真では到底感じることのできない、息を呑む景色。
そこには、空気の匂いや風、木々や虫の鳴き声を含む音、
そしてその音の隙間にある静けさ、汗や疲労感と上がった呼吸。
その全てがなんとも言えない満足感をくれる。

それとともに、毎回思うけど、「俺は何て無駄なあがきをしているんだろう」と。
ほんとちっちゃい存在なんだから、大層なことなんてそうそうできない。
まずは自分の周りに幸せと調和を作れればいいじゃんと。
何歩歩いているのか知りたくもないけど、本当に小さな一歩を前に進めて行けば、
どんなところにでもたどり着けることは可能なんだと。
そんなことを考えながら15分か20分ほど、このシチュエーションを楽しんだ。

帰りは久々にカモシカコースへ。
途中、誰かがアクセサリー落としたのかと思うほど光るものがあったので
覗いてみるとコガネムシ?
写真では光沢具合は全く出てないけど、実際は冗談抜きでサングラスがないと
細かい部分が見えない程だった。

岡沼のススキと青空のコントラストが秋。

もうすぐ泉ヶ岳スキー場というところのススキのなかを縫う一本道。
気温は高めだけど、なんとなく肌にあたる風や匂いはやっぱり秋。

振り返ると今降りてきた泉ヶ岳。

泉ヶ岳スキー場のリフト降り場のベンチに座ってそよ風を受ける。

そこからは、リフトで下山。
途中、恐らくゲレンデの上でピクニックでもするのか多くの親子連れとすれ違う。
今日は最高のピクニック日和。いい思い出になるはず。

現在後は、途中の温泉に寄ろうかとも思ったけど、早く帰ろうとそのまま帰宅。
昼過ぎの日光を浴びながら風呂に入って汗を流す。
これもなかなか贅沢。

ママはあるもので適当に昼を済ますということだったので、久々の飯盒炊飯で一杯。
庭での一杯は本当に久しぶりのはず。
やっとこういうことができる余裕が出来てきたという事実も嬉しい。

ちなみに今回の飯盒水盤はとりごぼうの缶詰。

出来上がりは、旨いは旨いけど、ちょっと味が甘すぎ。
しかも水分量を間違えたのか、今回はおこげはなし。

兎にも角にもかなりのリフレッシュが出来た。
なんとなく、おかえり俺!って感覚。