雪山登山面白すぎる2023/01/22

年末の初めての雪山登山から、一ヶ月で4回目の登山に行ってきた。
やばい、雪山登山面白すぎる。

昨日は、もしかして大丈夫かもという根拠のない自信から導眠剤をパス。
すると。。なかなか寝付けないのと、寝付いたとおもったら起きる。
ということで夜中に諦めて導眠剤を飲む。
困ったもんだけど、それでとにかく眠れた。
朝起きると、昨日の雪がさらっと車に積もってる感じの中ジャスの散歩へ。
泉ヶ岳の頂上はガスがかかってるけど、なんとなくそのうち晴れそうという、
これも根拠のない自身から山に向かうことに。
家のあたりは雪降ったけど、山はそれほど降ってなさそうなので、スキー場は
ガリガリじゃないかという予想で、滑りじゃなく登りで。

本日の登り始めは9時。
大駐車場には結構な車で、ほとんどすべてが登山客。
不思議なもので、いつも思うけど車の割にはすれ違う人、追い越し、追い抜く人は
それほでもない。
今日は滑降コースからスタート。
登山口を過ぎたところからアイゼン装着。

青空に向かって登るのはやっぱり最高。
もうこの時には、ベースレイヤとフリースの2枚だけ。
帽子もなし。

たまに聞こえる野鳥の鳴き声と、アイゼンが雪に刺さる音だけしかしない。
あとは、視界には木と雪と青空のみ。

が、実はダラダラとした上り坂が続く。
もう汗だく。

昨日降ったであろうフカフカの雪の上のうさぎの足跡。
どこからどこに、何をしに行って、今どこにいるのかを想像するとなんかワクワク。

細いトレースを、アイゼンをぶつけることなく、背中から太陽の光を浴びながら歩く。

見返平からの景色・・・。
登り初めからだんだんと曇ってきて、こんな感じ。
でも、しっかりと海まで見えたので良しとしよう。
できれば背もたれ付きの椅子に座って、外界を見ながらコーヒーでも飲みたい。

最後の方は、本当に自分との戦い。
結構急なところを、アイゼンをしっかり刺しながら、確実に進んで行く。
小さな一歩一歩を進めていくと、目的地にに着くんです。
それは登山だけじゃなく人生も。
急いでも良いけど、結局は一歩一歩の積み重ねでしかない。

想定よりもスムーズに山頂に着いたので、ここで冬限定尾根にチャレンジすることに。
空には一部だけだけど、青空も出てきた。

途中、スキーが雪に刺さっていたけど、近くに人は見当たらず。。。
なんだったのか。

写真中央を横に白く走っているのが冬限定尾根。
雪が積もった状態の時だけ歩けるというところらしい。

他の人はスノーシューやワカンを履いていたけど、とりえずつぼ足でと
その横を通ってどんどん進んでみた。
結局は雪庇の上を歩いているのだと思う。
つまり雪がなければ空中。。。

見晴らしの良いところまで来たけど、雲に覆われていて写真ではこの程度。
でも実際にはもっと奥行きがあってなかなかの景色。

同じ場所から上を見ると青空。
あの青空がもっと近くまで来てくれると最高なんだけど。

下りのカーブでは勢いあまって転がった雪が恐らく雪玉になって転がっていった跡。

ここのコースを通る人もそれほど多くないからか、結構踏み抜いた。
2~3回ほどは片足が全部埋まるほど。。。でもなんか楽しい。
なんて降りてるといつの間にか水神碑まで降りてきた。

水神のところで休憩。
いつもはブラックコーヒーのところ、今回はなんとなく砂糖多めで入れてきた。
疲れた身体への糖分のご褒美感が半端なかった。
次からのホット飲み物は確実に砂糖多めになりそう。

川の近くまで降りていった人のトレースがあったので、跡を追わせてもらって撮影。
冬の風景としてはバッチリ。

水神からの下り。
写真では判らないけど、小雪が舞うなかを水墨画に近い景色の中を、
ザクザクというアイゼンの音を響かせて歩く。

水神コースの登山口を過ぎて、大駐車場に向かう道。
なんだったら今日一の風情のある風景と言っても過言ではないような。

良い感じの疲労感を感じつつ、登りの辛かった部分、下りの踏み抜いた部分。
レイヤリングが上手くいった部分、手鼻で鼻をかみながら進んだこと。
とにかくすべてが良かった。楽しかった。

13時頃に帰宅。
昼飯を何か食いに行こうということになり、昨日行った「アラかると」へママと。
昨日食べた「アラそるとラーメン」が美味かったので。
が、今日は「アラそるとラーメン」ではなく、「味噌ラーメン」と「醤油ラーメン」。
なんか、前の雷の味と同じか・・・?

ちなみに、今日食べなかった「アラそるとラーメン」の「アラ」は
昨日と同じ「鯛とヒラメ」だけど、別の組み合わせも食べてみたい。

冬の恵みに感謝。
四季のある日本に生まれて本当に良かった。毎年4種類の恵みを楽しまねば。