震災から一年を迎える前に修復2012/02/09

3.11の東日本大震災から、もう少しで1年が経とうとしている。

家の中の壁のひび割れの中には、石膏ボードが見えているところや、
もはやぽろぽろと落ちてくるところもあった。

出来るだけ安く済ませるために、大工さんにはお願いせず、パテ埋めだけで
なんとかしてもらう工事をお願いし、昨日完了した。

吹き抜けのリビングのほぼ全てと階段。
あと、トイレや洗面所の角等、クロスが破れたり、ずれたりしたところを、
修理というか、つくろってもらったというか。

これまで、あの日の記憶を呼び起こすように残っていた傷跡が、
一部を除いて綺麗に修理された。

でも、残っている一部は、3.11を忘れてはいけないという目的を持って、
そこに存在しているように思う。
確かに、日々震災の跡は修復されている。

でも、道路をいくら修復しても、不自然に色の違う部分が広く残っている。
あの日の恐怖、大変さを忘れてはいけない。
周りの景色は修復が進んでいるが、まだまだ震災前の状況には戻っていない。

でも、内装の修理中に地震があって、足場等が崩れて余計ひどくなったりして、
とネガティブなことを考えてしまうのは、震災から学んた感覚だろうか。