公衆電話2016/01/30

30日、また雪が積もった。しかも湿った重い雪。
前日はかずの高校受験2校目が終了し、なんかどっと疲れが来て、
当の本人よりも早く寝てしまったという、どうしようもない親っぷり。
しかも、いつもは5時間しか寝れないのが、たっぷり寝れたという・・。
どんだけ緊張してんだと、自分でも呆れた。

ジャスもかずのことで緊張してお腹壊したのか、このタイミングで
ちょうど全快したようだったから、夕方はちょっと長めの散歩へ。

途中、電話ボックスで電話をするおばちゃん。
何気なく通りすぎてから、実は最近あまり見ない光景だなと振り返る。
おばちゃんと言っても、40代か50代前半で、つまりは同年代かちょい上か、
普通に携帯・スマホは持っていそうな感じ。
携帯忘れたのか、それとも無くしたか?

でも、昔は事故とか大雪とかで交通機関がまひすると、
公衆電話に長蛇の列が出来たりしてた。
へたすると、何もなくても公衆電話に数人並んでたり。

夜に10円玉をポケットにじゃらつかせて、しれっと家を出て、
公衆電話に向かい、約束の時間にダイアルしたりってことも。
ちゃんと時間決めとかないと、待ってるほうは電話の前で
ずっと待ってる訳にはいかないし、親が出ることも避けたかったし。
それでも、親が出たら、間違ったふりして切るけど10円玉は減っていく。
昔は10円で3分話せたような。
だとすると、一瞬にして3分が飛ぶ。

約束の時間が近づくとかけるほうは公衆電話の前で十円を握って、
待ってるほうは、何気に電話の近くへ。
電話が繋がるその時まで、かける方と、待ってるほうの電話線が、
どんどん近づいて行って、ダイアルした瞬間に繋がるって感じが良い。

今は携帯があって便利だけど、携帯のない時代を過ごせたのは良かったかな。