今年の登り納め 兼 今シーズンの雪山登り初め2023/12/30

約2か月ぶり、かつ今年の山登り納めは、蔵王の刈田岳。
パパともから誘われていたけど、少し前のインフル罹患の際に咳のしすぎか背中を痛めてたので、そのせいで動けなくなって遭難なんてことは避けたいと思い様子見。
ここ数日はほぼ痛みもなくなったので、昨日の夕方に「行きます!」と返事。
昨日は酒もそこそこにして、準備を始めて、スノーシューの装着方法とかをチェック。

今日は5時半起きでジャスの散歩兼ウォーミングアップを済ませ、友達の車に同乗させてもらい、一路すみかわスキー場へ。
すみかわスキー場近くになるまで、山の麓も全く雪がないので、逆に心配に。
雪がないと、木の上を歩けないので、石や木を縫って進むので疲れる。

すみかわスキー場から登り始め、しばらくは薄ーく積もってる雪の上を進む。
そのうち雪の上を歩くかと、雪のあるコースに入ると・・・そっちはそっちで歩いている人が少ないし、やっぱり雪が少ないので、木の枝が邪魔して歩きにくい。
しまいには、岩ゴロゴロにたどり着く。ほんと雪が少ない。

それでも標高が高くなってくるとそれなりに積雪もあったので、スノーシュー。
スノーシューと言いつつ「わかん」だけど。
でも、このタイミングでスノーシューを履いたのは正解だった。

気温が低い中でスマホを使い続けているとバッテリーがなくなるので、写真とかも控えめにしていたのと、前半の疲労が後になってかなり効いてきたのもあり、予定よりも数十分遅れて、刈田岳山頂にある神社へ到着。
ガスと暴風で、スマホのカメラ越しでは何も見えない状況で鳥居の写真と撮ったら、ギリで写ってた。

鳥居をくぐった先にある神社で、一応今年のお礼と来年無病息災を祈念。
写真は一緒に行った師匠。

神社脇の小屋の裏側の写真。
吹き付ける雪が、柱や建物すらスノーモンスターにしてしまう。

帰りもガスと暴風。
途中でトレースが風で消えてしまい、道に迷いそうに。
こういう感じで遭難するんだろうなと、一瞬ドキッというか、恐怖を感じる。
今回は二人で無理せずに無事に帰ることを最優先で。
途中で、風のせいで寒さを感じるようになったので、リュックに忍ばせていたハードっシェルを着こむ。
上半身は合計4枚。それだけでもポカポカ。
今回のレイヤリングの準備、対応は大成功。
それだけでも今回来た甲斐があった。

下山途中では、ガスが薄くなり、強風で雲も流されて時折明るくなる。
これでも、視界は良いほう。

遊歩道脇の柱にも雪が吹き付けて、小っちゃいけど「えびのしっぽ」に。

標高が低くなるにつえて青空も多く見えるようになってきた。
生きた心地。

標高1450mから下になる頃から、かなり青空がのぞき、気温も高くなってきた。

周りの景色にもしっかりと目をやれるようになった。

すみかわスキー場に到着。
一応オープンはしてるものの、積雪量は少なくて、ゲレンデ上にはかなりのブッシュ。
気温も高いので、雪質もかなり重め。
昔のすみかわは寒くて寒くて、そのかわりパウダーというイメージだったのが・・・。
暖冬の影響はここまでかと。

ゲレンデを降りて「ヤマズキ」の看板を見て本日の山行は終了。
約5時間の雪山山行はかなりの身体的ダメージ。。。運動不足は否めず。

帰りは遠刈田温泉にある「蔵王のラーメン家」で「チャーシュー麺」を注文。
頂上付近はかなりの寒さだったと、休む場所がなかったので、行動食を摂らずに下山優先だったので、下山時にはもう腹ペコ。
素朴な味、かつ熱々のラーメンは生き返らせてくれた。

ちょっと過酷な雪山登山だったものの、いい経験にはなった。
連休2日目も充実!
今年は回数はもっと行けたよなと思いつつ、初めて登る山も多かったので良い年だった。
・・・明日は筋肉通であまり動けないかも。
しかも、今日はあまりに疲れたし、かなりの冒険ができたので、それらのお祝いでこの後もしっかり飲む予定。。大晦日は静の日か。

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