おのくん2013/08/02

おのくん
先日、かずのアメリカ研修旅行の前に一緒に食事をしよう
ということになり、グランパとばあちゃんが飯を食いに来た。

その日に限って仕事が予定よりも長引き、家に着いたのが8時前。
既に食事も終わっていて、いろいろ話に花が咲いたようだけど、
1人乗り遅れた感たっぷり。

ばあちゃんは、震災のボランティアで石巻、東松島とかに行っていて、
そのお土産として「おのちゃん」なるものを3つお土産で持ってきた。

東松島の仮設住宅の人たちが作ったソックモンキー。
つまり靴下で作ったサルのぬいぐるみ。

もともとは、100年以上前のアメリカで、厳しい生活の中で、
子供のために父親の靴下を利用してぬいぐるみが作られたのが
始まりらしい。

東松島のソックモンキー「おのくん」は、同じような状況から生産
されているわけではないようだけれども、仮設住宅の人たちが
みんなで集まって作り、それを1体1000円で販売しているらしい。
しかし、その売り上げは、殆どが次のおのくん作りにまわるとのこと。
つまり、非営利。
おのくんを作るために、多くの人があつまって、コミュニティができ、
仮設住宅が活気付く。
そのためにおのくんを作っているとのこと。

確かに1体1000円は、大きさから言っても安くはない。
しかし、1つ1つ手作りしているので、1つ1つに違いがあるはず。
そんな味のあるぬいぐるみだったら、高くはないかな。

さっそく、さくは夜寝るときに抱っこしてた。