世界は誰かの仕事でできている2020/04/16

普通に生活が出来ているということは、誰かそんな生活ができるように
支えてくれているからに他ならない。
明日から緊急事態宣言地域に向かう身ではあるか、そこで普通に
生活している人がいるところに行くわけだから、別にたいしたことではない。
が、問題はその行動によって感染を拡大させてしまう危険を伴うということ。
ジレンマ。

かと言って仕事を断ることが出来るかと言うと、特に今回は社会インフラを
支えてるお客さんからの要請なので、それは難しい。
かなり大げさではあるけど、映画「インディペンデンスデイ」で宇宙船に突っ込む
かつて宇宙人に誘拐された父、「アルマゲドン」で地球を救ったブルースウィルス
のように、みんなの生活、家族の生活を守るためには必要なのだ。

なんて、ちょっと大げさに考えたけど、別に普通に出発前日の日曜を過ごす。
日中は素直に外出自粛要請に従うのと、身体を休めるべく読書。
久々に「人を動かす」などを読んでみた。それと少しのお勉強も。

夜は、また数日会えなくなるのでジャスとちょっと長めの語らいの時間。
ちょっと長めだったので、ちょっと飲みすぎた感もあり、翌朝はちょっと酒が残る。

今回の東京出張に向けて、ママが買って来たグッズ。
消毒できるウェットティッシュと消毒スプレー。
これが結構役に立った。特にウェットティッシュ。

で、キャリーバックを引きずりながら乗り込んだ月曜朝のバスの車内。
いつもなら満員になるバス停を過ぎてもこの有り様。

仙台駅のステンドグラス前は、出勤ラッシュのはずの8時過ぎにも関わらず
この人の少なさ。

新幹線はもう貸し切り状態。
仙台出発時点では数名乗っていたのに、大宮を過ぎたら俺一人・・・。

そして、10時前の東京駅新幹線ホーム。
もうとにかく不気味というしかない。

でも、不思議と田町に来ると「結構人いるじゃん」ってことになってる。

結局、東京泊は3泊。
宿は巣鴨だったけど、宿の近くや仕事場近くの飲み屋も結構な確率で閉まってる。
でも、数少ない開店している店の中には、いつも通り向かい合って顔を赤くして
酒を飲んでる人が結構いる・・・・。
「自分はどうなっても良いから」って理屈のなのかもしれないけど、
「自分が媒介役になってやる」って意気込みにしか見えないのよ、もはや。

ってことで、ずーっとマスクして、消毒液のあるところでは都度手指消毒。
持って行った消毒用ウェットティッシュで手はもちろん、PC,マウス、スマホを
時々拭き、同僚はもちろん、一緒に仕事してる別ベンダにも安全をおすそ分け。

で迎えた本日の朝。
早々に上野駅の向かうも、朝8時前の上野駅もこの人の少なさ。
いえいえ、もっと少なくならなきゃなのよ、俺も含めて。

で乗り込んだ帰りの新幹線。

これまたほぼ貸切。

新幹線改札を通った先のコンビニはこのご時世で開店せず。
しかたなく駅弁屋で「深川飯」を買って朝飯。

仕事をしている人のために、弁当を作ってる人がいて、それを売ってる人が居る。
それを食べて仕事に向かう人が乗る電車等、交通を支えている人が居る。
そして、その交通を支えている人たちが使うシステムを支えている人たちが居る。
(↑俺はここ)
そして、そんな人たちを支えてる家族がいる。
そして、そんな家族が笑って過ごせる電気、ガス、水道、流通、農業、水産業・・・。

あらためて、「世界は誰かの仕事でできている」って実感。
今はその誰かの仕事を極力少なくする必要がある。
だから、極力少ない労力でみんなが生活する努力をしないといけないということ。