一ヶ月ぶりの山人2023/08/05

気がつけば一ヶ月山人になっていなかったので、猛暑ではあるけど、
いつもよりも標高高めの山を選んで決行。
今回は烏帽子岳。
前烏帽子岳、後烏帽子岳を通る周回コース。
えぼしスキー場まで行けば、そこそこ涼しいかなと思ったけど、そこからが誤算。
駐車場で酷暑。
最初の頃の沢は身体も気持ちも涼めさせてくれた。

が、登り始めてから30分もたつと、ちょっとこの暑さはヤバいかもと。
何度となく休んで、その度に引き返そうかと本気で悩んだ。
なんとか前烏帽子岳までなら行けそうということでそのまま休憩多めで進む。
ある程度の高さ、その時は確認しなかったけど、恐らく標高1,300mを超えると
かなり気温も下がる、これも計り忘れたけど、下山の途中で計った時の気温から、
恐らく25度以下にはなっていたはず。

そうなると少し楽になったものの、もう一つの誤算がコンプレッションタイツ。
以前泉ヶ岳で試し履きした時は特に違和感はなかったけど、今回は恐らくこいつのせいで脚、というかお尻に近い部分の太ももに異常なまでの負荷がかかる。
途中で脱ごうかとも思ったけど、巨大なアブがずーっと周りを飛んでて、
止まって休憩しようものならここぞとばかりに止まって噛み付いてきて、
タイツ越しでもかなりチクッとするので、素足になるのは避けたいと想い休憩を
多く取ることで回避。
が、下山後に気がついたけど、リュックの中に膝上のハーフパンツのヒザ下部分を
入れていたので、タイツを脱いでロングパンツにすれば良かった。
恐らく思考能力が多少なりとも下がっていたらしい。
それと、一瞬「救助要請だすことになったらどうしよう?」というのが頭をよぎった。

ということがありながら、前烏帽子岳に到着。
適度に風もあり、なにより気温が心地いい。

それと、景色の良い場所まで進むと、意外と断崖。
ここでよろめいたら滑落というよりも落下。
と考えたら、ちょっと頭と肝も冷える。

ということで、身体も頭も肝も冷えたのと、ここでパウチのパワー系ゼリーを投入し、
一気に復活したので、後烏帽子岳に進むことに。
が、写真を撮る余裕はあまりなく、結局は写真少なめ。
まぁ、今回の山は途中の眺望はほぼないので、撮るものもあまりないけど。

で、後烏帽子岳に到着。
目の前には屏風岳。
少し霞んでるけど、現地で見ると十分壮大な絶景。
全く暑くなく、風が心地よくて昼寝でもしたくなるほど。
あまりの気持ちよさに20分くらいボーッと景色を眺める。

そして下山。
下山道は階段がかなり整備されていたけど、それは逆に自分の歩幅で歩けなくなる。
それと、登りのときと違って笹とかが結構登山道をふさいでるので、
一部藪こぎ的な感じで階段部分を下りないといけないので、下りなのに意外と疲れる。

途中、6人のグループとすれ違う。
今回の登山で会ったのはこのグループのみ。さすがにこの暑さの中登山は避けるか。
まぁ、自分もこの気温ではやめておいたほうが良いと今回あらためて思った。。。

えぼしスキー場のゲレンデに到着。
上を見ると夏空。
標高も下がってきているのでかなり暑いけど、この景色は目を涼ませてくれる。

とは言え、今回は疲労もかなりのものだったので、最後の下りはゴンドラを利用。

窓から入る風も心地よくて、楽ちん。

ゴンドラを降りたところでは「流しそうめん」の施設が。
1組しかいなかったけど、これは子供は喜ぶ。
いろいろ考えるもんだと関心。

建物の中に入ると、誰かのサイン入りのTシャツが飾ってあって「井口」の文字。
漢字では見たことなかったけど、「えぼし」とかけて「井口」とといた場合、
自分には一人しか頭に浮かばなかった。

案の定「ブライアン・イグチ」。
どういう経緯でここに飾ってあるのかは不明だけど、こんな顔だっけと。

その後は、そそくさと昼飯を食べに、帰り道にある「中華亭分店」。
かなりの人気店らしく、駐車場も結構いっぱいで並びました。

山を下りて間もないので、そのまま椅子に座ると椅子が濡れてしまうので、
山の上で使う用の折りたたみ座布団を敷いて着席して中華そばを注文。
しかも大盛り。
美味かった。
お腹も塩分も補給完了で帰路につく。

帰宅後は風呂に入って、そのまま風呂掃除して、ちょっとボーッとしてから仕事。
とても残念なことに週末はお仕事も待っている。。。
途中、猛烈な睡魔に襲われてちょっと昼寝しながら。

一ヶ月ぶりの登山は結果としては行って良かったけど、
今後は30度超えでの登山は積極的には行かないようにしようと思いました。