海釣り始動2015/05/04

やっとのことで海釣りにこぎ着けた。
もはや、完全に俺の新たな趣味にならないかという試みで、
みんなはそんなに乗り気じゃないのは判ってる。
とは言え、パパが準備してくれるなら、行ってもいいよ的な雰囲気ということも、
全て想定の範囲内なので、特に驚きも落胆もしません。

とにかく、新たな趣味になり得るのかというワクワク感で、朝も早く目覚めた。
完全に小学生レベル。

9時半に家を出発して、10時半にはすでに仙台新港の釣り公園に到着。
ジャスも一緒。
最初は仕掛けの準備に手間取ったものの、早速釣り糸を垂らす。
のは、まず子供たち。正直ギャーキャー文句言われると困るので・・・。

しかし、相当な人が出ていて、4本も竿を出すのは無理ということで、
チビたち分の2本のサビキ釣りの竿を出すのが精いっぱい。
つまり、俺は釣っていないということ・・・・、この時点では。

それも想定内。
人生経験も長くなると、想定の範囲が広くなるのです。
あたりがないとなると、一気に釣りから興味が離れると踏んでいたら、
見事にみんなキャッチボールに移行。

ここから、俺の時間。
サビキと投げを独占。
沖のほうはガスってて、ちょっと風が冷たかったものの、太陽が出ると暑いし、
俺的には半袖短パンでまったく問題なしの釣り日和。

そしたら、投げ竿にかかりました!ハゼ。
ちっちゃいものの、人生初と言っていい釣果。

小学生の頃は沼釣りには結構行った。
野球が終わった後、自転車で釣竿持って。
あと、友達のお父さんに連れられて、船釣りも経験ありで、それなりに
釣果もあげてる。
しかし、今回は自分の希望で、自分で準備して、自分でワクワクして、
要は水から動いて糸を垂らすに至った釣り。
自分の力でたどり着いた最初の一尾という意味での初釣果。
めちゃめちゃうれしくても、周りには喜びを分かち合える、
一緒に来たはずの家族が誰もいない。

ちょっと離れた場所でキャッチボールに興じるみんなに、「バケツ持ってきてー。」
なんて平静を装うおっちゃん。

しかし、釣れたとなると、一気に釣りにシフトする現金なチビたち。
「何で釣れたの?」「投げ釣り。」「んじゃ、それやる。」
って流れで、2本ある投げ竿はチビたちに奪われる。

結局、合計で5尾のハゼをゲット。
うち4尾はさくという、なんと言えはいいのかという結果。
しかも、チビたちが釣りしてるということは、俺はエサの青イソメを
着けることで精いっぱい・・・。

それにしても、チビたち二人とも投げ竿で投げることもできたし、
さくは当然、かずも目の前まで魚がいたのに、ばらしたのが2回程度あり、
共にあたりを感じたことは事実で、「楽しかった」の一言。
それも感無量。

気が付けば、家族連れでいっぱいの公園内。
意外と若い女の人、若いお母さんが釣りしてるのにびっくり。
展望台もあって、フェリーとかが出たり入ったりする姿も見えるので、
釣りしなくても、普通の公園としても完璧なスポットかも。

さて、5尾釣れたハゼも、最初の2尾はちっちゃかったのでリリース。
3尾を持ち帰り、焼いて食べました。
やっぱり新鮮なやつは旨い!
完全に海釣りにはまったみたい。
しかも、頂きものの山菜や鹿角ホルモンと一緒に、夕食も完璧。

これまでは、やりたいこと全部やれてるGW。
あと二日も目一杯楽しみますよ。