魔女の瞳2024/05/02

今日は福島遠征することに決定。
一週間前くらいに「魔女の瞳が開眼するのは数日後か!」的な書き込みがあり、
かつ福島の天気も悪くない。だとするとちょうどGWの中頃に開眼するか?
と思っていたら、ちょうど昨日「開眼したと言って良いのでは?」という書き込み。
決定。

今日は目覚ましの鳴る前、5時前に目が覚める。
昨日が超早起きだったので、ブログ書きながら半分寝てたりしたあと、
結局日付が変わるか変わらないかのタイミングでベッドへもぐりこむ。
途中で半分寝てた時間も短くないので、今日の早起きにつながったと分析。
ジャスの散歩の後、そそくさと朝飯。メニューは当然昨日のスパイスカレーのあまり。

家を7時に出発して、東北道で福島へ向かい、9時に浄土平レストハウスへ到着。
そこで、登山アプリで想定外の事態が発生して、出発が30分遅れる。
登山道のスタートは木道。
この時点でかなり寒いので、ニット帽とフリースを着こんでのスタート。

ほどなくして雪渓にたどり着くものの、この辺になると標高が上がってるけど暑い。
曲がりなりにも太陽の位置が高くなったのと、身体を動かしたことによる。
このバランスが難しい季節。

雪渓を超えると、雲も少なくなり、もはや期待しかない周りの景色。

が、上に上がれば上がるほど寒い。それも結構寒くて、吐く息が白い。。。。
木の枝には、風によって横に成長したつらら、通称「エビのしっぽ」も。

エビのしっぽにはならなくても、木々にはたっぷりと氷がへばりついてる。

一切経山の頂上にある柱にもエビのしっぽ。
そりゃこんぐらい出来るよなってほどの強風と寒さが渦巻く環境。

写真撮るのに夢中で、他の人が待ってるのに気づかない毒クライマー。
ひとまず、頂上の碑だけ取りたいので、「1948.8m」まで来た記録として。

その先に進むと、出ました「魔女の瞳」とか「吾妻の瞳」と呼ばれる火口湖。
つい昨日、氷が解けたらしく、鮮やかな「青」。いや「藍」のほうが合ってるのか?
どっちでも良いけど、周りに雪が残ってるこの画はこの時期だけのはず。
強風と気温の低さで長居はできなかったけど、こりゃ一見の価値は確実にある。
登る距離も時間も、難度も初心者向けなので、これはお薦め。
ただ、仙台からだと登山口までの往復の時間のほうが、登山の時間よりもかなり長いというのが玉に傷か。。。。

下山時に見えた、反対側にある「吾妻小富士」。
下山してまだ体力が持ちそうなら行ってみようかとこの時点では思う。

一路下山の途中で「鎌沼」へ向かう。
青空、山の緑と雪の白、それと、地面の緑と湿地帯が空を反射した湿地帯の青。
なんか海外のアルプスっぽい。行ったことないけど。。

鎌沼おほとりで持参したアウトドアチェアでくつろぐ初老のお二人を発見。
どんな人となりなのか判らないけど、これだけで憧れの2人と化す。

その2人のすぐそばに、朽ち果てたベンチがあったので、そこでランチ。
登山用に買ってあった袋ラーメンの消費期限がとっくに切れていたので、
今回の汁物はカップラーメン。
それと、ママが作ってくれたおにぎり。

昨日の夕飯のスパイスカレーを作った際に、今日の登山はおにぎりを持って行こうと思って多めにご飯を炊いた旨を話すると、「だったら作ろっか?」の言葉に甘えました。
いつも、山頂付近で、ラップやホイルで包まれた自作のおにぎりを食べる人たちを見るたびに、「やっぱり登山は手作り度合いが高ければ高いほど、なんか充実感高いよな」
と漠然と思っていたけど、その最たるものがおにぎり。
今回ので再認識。今後の登山は、自分で握ったものも含めて、おにぎりの頻度が上がりそう。

昼飯を食べて出発しようとしたら、すぐ近くで外国人の「オー、アイスランド!」の声。何、何、何と声のする方に行ってみると、まさに雪が解けていく途中、水中の雪がまだ残ってる、理屈では判るけどほんとにこんなのあるんだという画。
まぁ、確かに寒いから水も相当冷たいんだろうし、こんなことが起きるんだろうなと。

そこから先は、登山道に流れ込んだ雪解け水の中を歩く。
かつ、日蔭に残る雪の上を歩くけど、その雪の下は雪解け水が流れていて、油断すると踏み抜く危険のあるところを下山。
なんとか雪を踏み抜くことなくスタート地点に到着。
吾妻山からは小さい噴煙が上がる。

で、体力に余裕があれば登ろうと思っていた吾妻小富士。
なんとか行けそうだし、ここに来る機会も今後あるか判らないので向かってみる。


すり鉢状になった火口跡。
すり鉢部分をぐるっと一回りするにしても、休憩入れて3時間歩いた後についでに登るにはちょっと微妙と思いつつ・・・・貧乏性なので歩みを進めてしまう。

太ももが悲鳴を上げる中、休み休み登り、一番高いところから福島市街を望む。
やっぱり高いところから見る景色は良いもんで、頑張った甲斐があるってもん。

10連休の人以外は平日のはずだけど、吾妻小富士から見下ろす浄土平レストハウスの駐車場はほぼ満車状態。
明日からまた気温が高くなりそうなので、なおさら混みそう。

15時に帰宅。
さんざん歩いた後ではあるけど、ジャスの散歩でさらに1時間半歩く。
その後風呂に入って汗を流して、夕食までの間でまったりとした時間。
動と静が入り混じる充実した1日でした。

但し、帰宅後に知らされた親戚の不幸。
あまりよくないと聞いていたものの、こんなに早くというか急変と言って良いのかも。
人生いつどうなるか判らないけど、結局は諸行無常。
元気なうちにやれることをやっておかないと。
ご冥福をお祈りします。

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