東日本大震災102011/03/20

今日はお墓参りと買出しと公園へ。

公園に行ったのは、ここのところ外で遊ぶ機会もなかったので、
子供たちが持て余して来たから。

お墓が近くだったので、実家の家族と一緒にお墓参り。
どうなっているのか心配だったけど、うちのお墓はほぼ無傷。

周りのお墓は1/3程度は墓石が崩れていた。
全員の無事の報告と、被災地全体の今後の復興を見守ってくれるようお願いして来た。

その足で、近くのスーパーに立ち寄ってみた。
この連休明けから会社だけど、社内にある売店は当分は営業できないし、
近くの売店もやってないだろうからおにぎりを持って行くので、のりとかがあれば購入する為。

そしたら、お米も売ってた。
やはり徐々に物流も復活してきているということか。
近くのパン屋も整理券を配っての販売をしているのを見つけ、買い物帰りに急遽ならんで購入。
食パンとクリームパン2個をゲット。
お昼ご飯にそのクリームパンを4人で分けて食べたら、とんでもなく甘かった。
娘は「甘~い」って満面の笑顔。ママに「もっといる?」と聞かれて、笑顔で「うんっ!」って。
まるで映画「火垂るの墓」に出てきそうな光景だった。

そう、津波被災地の今は火垂るの墓と同じ状況。
今もつづく余震に命の危険を感じ、食料を含む物資がない。

震災後に山崎パンがいち早くパンを被災地に送ったというニュースを見た。
とてもありがたいことだ。

コンビニが全国に4万件以上あるらしい、スーパーを含めるとどのくらいなのだろうか。
それらの店から1~2個ずつでもパンを出し合えば、10万個を超える計算になる。
そうやって、どうにか被災地に物を届けられないか。

仙台の街中には徐々に物が揃って来たけど、住む場所があり電気も水もある。
そんなところには、ガムやポテチ等の趣向品は必要ない。
被災地にそれらを持っていけば、子供たちはきっと喜ぶはず。

子供の元気な笑い声は、時にうるさいけど、ないと寂しいもので、
こんな時にはその声に元気をもらう。現に我々がそうだった。

今の子供たちが、将来を背負って頑張っていくと言われているけど、
既に十分すぎるほど頑張っている。
チビたちにとっては、テレビやお菓子を我慢することも十分な頑張りのはず。
しかも、徐々に被害が明らかになると、仲の良い友達が亡くなっていたりするだろう。
お菓子の1個は腹の足しにはならなくても、喜びの足しにはなるはず。

これから募金しよう。