仙台でも中秋の名月2011/09/12

今日は中秋の名月。
見事な満月が仙台でも見れた。
中秋の名月の日は満月とは限らないらしく、6年ぶりのことらしい。

最近は、流星群、日食/月食、初日の出等、空のイベントが見れる確率が
低いような気がする。
そんな中、しかも震災からほぼ6ヶ月目にして、季節を感じさせてくれるイベントが体験できた。

振り返ると、震災の日は地震の後にとどめをさすかのように吹雪。
自然の脅威を感じると共に、「どうして?」という怒り。
夜の星空の美しさには感動しつつも、今度は「なんで今更?」という無常感。
そして、6ヶ月経った今は「綺麗な月」と落ち着いて見られている。

でも、気持ちは落ち着いているようでも、ちょっと気を抜くとあの日の恐怖や、
悲壮感に襲われる、まるで平均台の上を歩いているような状況のような気もする。

月はこんな気を知って綺麗に輝いているのか・・・。

まぁ、どうでも良いことだけど、今日の昼間に仕事場のテレビでNHKを見ていたら、
岩手県のどこかで、仮設住宅で「安心キット」なるものを配布したというニュースが流れた。
高齢の人が体調をくずした場合に備えて、持病や服用薬等の情報を記入しておき、
救急隊が駆けつけた際に、それを見てその後の治療に役立てるというものらしい。
でも、NHKのニュースのテロップが「安心キット」ならぬ「女心キット」・・・・。
うかんむりが無い・・・。
高齢の人というよりも、思春期以上の比較的若い男性に必要そうだけど。