正月から凹んだ ― 2020/01/02
久々にゆっくりできる正月休みなので、久々にスモークでも作って
正月のつまみの肴にしてやろうかと、年末にサーモンとささみを購入。
ちゃんとソミュール液も作って大晦日に漬け込み開始。
大晦日は実家に行って年越ししようかと思っていたところ、
グランパは年越し前に「もう寝るからね。んじゃ良いお年を。」と、
23時も待たずに布団へ入ってしまったもんだから、
ばーちゃんには悪いけど、「んじゃ、ウチラも帰るか。」と帰宅。
結局年越しは自宅で、ジャスも一緒に「明けましておめでとう」の挨拶。
年越したばっかりだから空いてるだろうと思って近所の加茂神社に行くと、
全く予想に反して、階段登りきったところから長蛇の列。
「今日じゃなくて良いや」と子どもたちのお守りと、自宅へ破魔矢を買って退散。
元旦はいつものパターンでおせちとシャンパン。
いつもと違うのは、かずの席にもシャンパングラス。
朝、と言っても昼近くだけど、この時間のアルコールは１日のやる気を全て削ぐ。
前の日に録画していた「ガキ使」を観たり、うとうとしたりして過ごす。
仕事らしい仕事と言えば、ソミュール液の中で年を越した、
サーモンとささみを外に干したことくらいか。
夜はママの実家に新年の挨拶がてらに食事へ。
ほんの数キロではあるものの、かずの運転で向かう。
そして本日、朝からやっぱり駅伝を観てしまう。
そしてなぜかうるうるとしてしまう。
そして、下ごしらえから３日目でようやくスモーク。
かずがUターンする前に食べさせてあげようとすると、今日がスモークにはベスト。
温燻なので、炭に着火。
何回使ったか判らない、ダンボールスモーカーに、サーモンとささみをセット。
炭のおかげで80度程の温度で約２時間スモーク開始。
ちょっと風が強かったので、風で倒れたりしないように、
園芸のくいにちゃんと結んで万全の状態。
この状態でジャスの散歩に行って、戻ってきたら出来上がってる算段。
ここまでは良かった、ここまでは・・・。
ジャスの散歩から帰って覗いてみると、計算どおり最高の出来。
よし、最後までスモークウッドが燃えルマで待つかと、
一旦家に入ってバーナーの片付けとか、薪ストーブの着火とか。
で、そろそろかなと窓越しに外を見ると、「ん？火じゃないよね？」。
・・・・・
何かの拍子でダンボールに引火して全てが灰に。
年末から仕込んだサーモンとささみが、スモークどころか完全に火で焼かれ、
しかも灰まみれに。
悔しくて、悔しくて、どうにもこうにも悔しくて・・・・。
Amazonで燃えないスモーカーを注文するのが精一杯で、もうやる気なし。
令和二年は２日目にして気持ちを折られた。
今年が思いやられる。
リベンジ ― 2020/01/03
昨日の悲惨な事件を受けて、Amazonの初売りを待てずにポチッとした結果、
なんと注文したスモーカーが今日届く。
となれば、なんとかかずにも食べさせたいと思い、早々にホーマックで
カセットコンロを買って、その足でヨークベニマルに行って、
リベンジのサーモンとささみをゲット。
年始ということもあり、やはりサーモンの品揃えは薄い。
しょうがなく、チリ産のサーモン、しかもちょっと小さめ。
そして、庭のハーブも使って急ぎソミュール液を作り、昼には漬け始める。
明日４日にはスモークしないと間に合わないので、漬ける時間も干す時間も
少なくなるけど、そこはもうどうしようもない。
そして漬け始めて約８時間後、夕食後に外に干し始めた。
明日の朝に乾燥具合を見て、午前中にはスモークしたいところ。
で、寝酒のジャスとのひとときは、久々のジャックダニエル。
正月だし、ワイルドターキーにしようかと思ったけど、
なんか違ったテイストが欲しくなり、はずすのも嫌だったので。
ちょっとミーハー気味だけど、これは間違いはない。
恐らく、ここ数年、いや十数年で最高に何もしない正月と思われる。
寝正月と言えば、確かに夜の睡眠時間もたっぷりで、腰が痛くなるほど寝てる。
昼間は何してるかと言うと、年末年始に子どもたちが録画したお笑い番組鑑賞。
しかも声出して笑ってる始末。
年末にかけては愚痴だらけのブログになるくらい、面白くもなんともな日々どころか、
ストレスで内蔵やら精神を痛めつけられたので、このくらいのリラックスは
中和するにはいい具合なのかも。
明日のスモークリベンジに向けて、体調を整えて臨みたい。
リベンジ成功 ― 2020/01/04
今年の運勢を占うという意味では大成功なのかもしれない。
昨日仕掛けたサーモンとささみが外にぶら下がっている。
それを横目にジャスの散歩へ行き、朝飯を食べて、かずもさくも出かけた後、
淡々と準備を開始。
そう、前日に新しい、しかも燃えないスモーカーがAmazonから届いた。
とりあえずチップを準備してみたものの、サーモンとささみを燻すだけのチップが
どんだけ必要なのかが読めず、まずは燃焼時間を測るために一掴み。
で、これがAmazon様から届いたスモーカー。
安いだけあって、そこそこの建付けだけど、その位の遊びがないと。
スモークウッドではなく、チップを使うので、熱源としてカセットコンロで熱する。
まずはサーモン。
初めてのチップを使ったスモークで、なぜサーモンを選んだのか。
それは確実に準備不足。
気がつけば、チップから煙が出ない、コンロを強火にする、チップが燃え尽きる。
その繰り返し・・・。
で、繰り返すこと複数回。
コスパ的には確実に良くないサーモンでの勉強を経て、次なるはささみ。
なんとなーくチップの扱いも慣れてきた。
そして、夕方に今度はスモークウッドで笹かまをスモーク。
もはや涙どころか声も出ない程のショックだった、正月２日の出来事から２日。
なんとか出来上がったスモークがこれ。
まだまだ改善の余地はありあり。
でも、確実に燻製の出来上がり。
残念ながらかずがお出かけで、３人で賞味した結果だけどなかなかの評判。
完全に凹んだ正月二日からのリベンジは成功。
本当に嬉しいし、旨くて酒も進む。
明日Uターンのかずにも朝飯で食べせさせてあげられそう。
燃えないスモーカーを手に入れたら、もうスモーキングが止まらないかも。
しかもリベンジを果たせたという点は今年もなかなか楽しい一年になりそうな予感。
諦めなければなんとなるかも。
USBな世の中 ― 2020/01/12
金曜は下手したら帰ってこれないんじゃないかと思うほどのバタバタ。
どうやら来週から炎上しているチームの火消しも対応しないといけないらしい・・。
その準備が東京で金曜の夕方から始まったもんだからそりゃバタバタする。
なんとか仙台に帰って来て、まずホッとしたのが夕飯が鱈ちり鍋だったこと。
連日のコンビニ飯にうんざりしていたのと、仙台で新幹線を降りた時の
空気の冷たさでなんとなく沈んだ感じの心が溶けた。
ということで、久々の日本酒。
遅い時間だったので、当然女子たちは食事を済ませていたので、
一人鍋と日本酒で安堵のため息を吐いた。
その後はさすがに疲れてたのか、ベッドに入ったらもう朝になってた。
金曜の夜からの準備では週明けから炎上状態に飛び込むことは無理なので、
土曜は仙台の事務所でしっかりと朝から仕事。
３連休なので、ほとんど出社してる人はいないだろうと思っていたのに、
隣の島も含めてちょっとした平日なみ・・・。
あまり良くないことだけど。
そして今日は、ジャスの散歩で朝からしっかりと歩くことから開始。
出張中は当然ジャスの散歩もないし、ほどんど電車での移動なので、
仙台にいるときよりは全然歩くことが少ないので、週末のジャスの散歩も
意外と脚とか背中にこたえる。
しかも今日は長命舘公園で、里山を登って下ってとうっすらと汗もかいた。
昨日会社でしっかり仕事したものの、それだけでは終わらず、今日も自宅で内職。
できるだけ準備していかないと、炎上状態にさらに油を注ぐだけになる。
「お前何しに来たの？」って感じで。
でも、気晴らしに出かけようと思って、電気屋にシェーバーを買いに。
実は昨日Amazonで買い物をしたので、その時に買えばよかったんだけど、
今日の朝に出張用のシェーバーを洗ったら、肌に触れる部分が破損してた。
またAmazonさんにお願いしても良いかと思ったけど、他にも小物も欲しかったのと、
それこそ気晴らしもしたかったので。
で、買ったのが携帯に便利な小型のシェーバー。
しかもUSBの充電できるので、意外とでかいし重量もある充電器が不要な代物。
最近の新しいホテルだと、コンセントの横にUSBでの充電の口があるので、
荷物も減るし、充電を気にすることもない。
剃り味は特に気にしない。
それにしても何でもかんでもUSBの世の中だ。
卓上の扇風機、加湿器、スマホ、イヤホン、通信機器・・・。
便利なようでUSBの口が足りなくて、USBハブが意外と荷物になったりする。
パソコンがコンパクト化しても、その横に大量のUSB機器があると、
結局は雑多なデスクになりそう。
夜は弟夫婦にもらって、飲みかけで冷凍庫で熟成していた焼酎と好物の魚で一献。
冷凍庫でも凍らず、しばらくしてもボトルの下半分は霜がついたまま。
まだチビチビといただけそう。
そうそう、このブログ書く直前、ちょっと酔ったままではあるものの、
ママのリクエストに応えて、久々にオイキムチ作り。
唐辛子で指がちょっとしみてる。
でも、その痛みがなんかちょっと休日を楽しめた気がする。
いつの日か、USBでオイキムチが作れる日が来ないことを願う。
仕事の合間に ― 2020/01/13
今日も朝からパソコンに向かって頭を悩ませる。
そんなことばっかりしてると気を病むので、
急遽一昨日から下ごしらえしてたサーモンと切れてるチーズのスモークを開始。
前回は温燻だったので、今回は冷燻。
小雨が降っていたので、薪棚の下でスモークウッドに着火して放置。
今日も女子たちは寝て曜日で朝が遅かったので昼飯はいらないとのことで、
一人の昼飯は恐らく２０年以上食べてないLEEの２０倍。
久々に食べたけど、やっぱり辛い。
でも、やっぱり味はエチオピアカレーにはまったく及ばない。
午後も引き続き仕事をしていると、呼び鈴がなってAmazonからのお届け物。
通話用のヘッドセット、2080円。
出張が続くとかかってくる電話も多くなり、その都度手が止まるのがもったいない。
そこで、Amazonで探してみると、値段もピンキリ。
一番安いやつで、口コミもそこそこだったので購入。
独り言と間違われないように使わないと。
で、スモークもいい感じに出来上がり、昨日仕込んだオイキムチもいい感じ。
正直スモークサーモンは、スーパーで買ったやつより旨い！
中は生っぽくて歯ごたえは完璧。
ピートの香りもしっかり付いて、燻製しすぎの酸っぱさもない。
本気でちょっとまずいくらい旨い。
キムチはまだ漬かり始めなので、まだまだこれから旨くなるはず。
残念ながら明日からは食べられないけど、週末に帰ってきた時には、
無くなっているなんて嬉しいことがあり得るかも。
来週はインドアではなく、アウトドアで遊べるような状況になっていて欲しい。
残念な３連休だったけど、気持ちはリフレッシュできた気がする。
先週の収穫 ― 2020/01/17
先週も胃がキリキリした一週間。
でも食べないと自ら悪い状況に追い込むことになるので、
なんとか食事だけはと頑張った。
と言ってるそばから、昼飯を食えないような状況になったところへ、
偶然の富士そば発見。
実は人生初の富士そば。
何を頼んだのかすら忘れるほど適当に食券買ったけど、
初富士そばなので写真だけは撮った。
そして別の日は高田馬場でお気に入りというか、今の所自分史上最高の酸辣湯麺。
寒いと言っても東京の寒さは東北に比べたら全く寒くない。
気分が冬なので「身体を温めよう」なんて食べると、
店内で汗だくで食後に外に出てもまったく汗が引かないくらい暖かい。
でも夜は相変わらずホテルでコンビニ飯。
パソコンを広げて、時には資料作りながら、時には調べ物したり。
しかし、こんだけホテル住まいが続くと、そこそこ要領を得てきて、
今回はクラッカーとジャム、アーモンドをつまみで自宅から持参。
安いワインとかウィスキーとかで、ちょっとだけ優雅な雰囲気を作ったりして。
でも、夜は不安で目が覚めたり、いろんなことが起きて胃がキリキリしたり、
正直先週は心が折れそうになった。
まだしばらくそんな状況が続きそう。
泣いたら許してくれないだろうかと本気で思ってきた。
地獄週間 ― 2020/01/25
シルバーやゴールデンウィーク、防災週間や愛鳥週間、交通安全運動（週間）とか、
数ある「週間」はあるが、先週は自分にとっての”地獄週間”だった。
月曜日の朝早くに東京に向けて出発し、もうその日の午後には「今日寝れないかも」
という状況になった。
無理くり引き継ぐ形となったPJは、まだ詳しい知識も習得できてないものの、
「こりゃないだろ」という前任者の置き土産的な・・・・。
内容に大きな間違いがあるわけではないが、一方的に作ったものが
そのまま受け入れてもらえる調整も、事前のネゴもないもんだから門前払い的な。
ということで月曜はそのまま完徹・・・・。
１０時過ぎにホテルにチェックインして、ベッドに入ることもなく、
シャワーを浴びることもなく、自分を鼓舞するためにビール１本だけ飲んだけど。
ずっと資料を見ながら、パソコンとにらめっこ。
朝７時半には東京のPJルームに入り、まずはリポDの助けを借りる。
めったに飲まないドリンク剤は、たまに飲むから効くのか、
いつ飲んでも効くのかは不明だが、たとえ完徹でも丸一日持たせてくれる。
そしてなんとか火曜を乗り切った。
いつものようにホテルの部屋でコンビニ飯を済ませて、
ホテルの大浴場で変な汗を流したあとは当然爆睡。
瞬きしたらもう朝だったくらいなので、相当な深さの眠りだったのだろうが、
どうやらこれが老いというものなのだろうが、身体がダル重。
ダル重なときはキューピーコーワゴールドαを飲んで・・・・、
緊張で吐きそうになりながら耐えた水曜の会議もなんとか乗り切る。
ここまで来ればと自分にご褒美。
今秋はレバーパテなんてものを持ってきたので、近くのSEIYUでワインを買って、
食後のワインタイム。
そんな余裕の時間もこの時、つまり水曜の夜のみだった。
木曜はあっちこっちで想定外のことが発生して、一つしか無い身体と頭はフル稼働。
心身ともに疲労困憊でホテルに帰ると・・・・一本のメール。
結果、今週二度目の完徹。
大学生の頃、入社後も若い頃は徹夜なんでたいした出来事ではなかったが、
前述の通りもはや徹夜明けの疲れの残りが半端ない状態で、
１週間に２度の完徹というのは、もはや死刑宣告に近いものがある。
そして徹夜明けの金曜の朝。
コンビニで「リポD」ではなく「リポDスーパー」。
スーパーお疲れの時はやはり「スーパー」なものを取り入れないと。
そして・・・リポDの力を借りて、なんとか今週を乗り切った。
リポDの効果が切れそうな21時半の新幹線で仙台へ。
今週の頑張りのご褒美は、帰りに新幹線の終点が仙台だったこと。
恐らく新青森行きだったら、気がつけば青森だったに違いない。
神様は乗り越えられる試練しか与えないらしい。
試練を与えようとする神様を止める神様というのは居ないのだろうか。
視線は上へ ― 2020/01/26
地獄週間終了後、土曜日も仕事・・・。
会社に向かう途中、そう言えばここのところ下しか向いてないかもとふと思う。
で、見上げた空がこれ。
全く仕事日和ではない青空。
でも周りはビルという悲しさ。
でも、気づいて良かったかもしれない。
ほんの少しでも、ほんの些細なことでも楽しい、もしくは心が溶けるような時間。
それを作る、見つける、いや見つけようとすることが大事ってことを。
土曜の夜は、久々に自作ロケットストーブに着火してのジャスとの語らいタイム。
前は毎日会えていたのに、ここ数ヶ月は会えない方が多い日々。
いったいどうなっているのかと思っているはず。もっと言うと、かずはどこへ行ったのか？なんて思ってるかも。
ジャスはいつも上を向いてる。
それは身体が小さいからということは当然ある。
でも、ふと見ると空を見ていたり、何かを見ているわけではないが
鼻を上に向けて広い範囲の匂いを嗅いだりしてる。
あれができない、これができない、あれも食べたい、これも食べたい、
会いたい人に会えない、言いたいことが伝わらない・・・。
それでもいつもこっちを向いて期待してるし、腐ることもない。
諦めることもなく、視線はいつも上。
地獄にいたって、いつかはそこから這い上がれるという思いを忘れないように。
いつも上を向いていられる勇気、それとその大事さをジャスに再認識させてもらった。
今日入手した酒はコスパ重視で久々のオールドクロウ。
明日からまた心折れず、したたかな、いや賢明なカラスのように乗り切りたい。
おあとがよろしいような酒を選んだもんだ。
とにかく『上へ』だ。
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