夏旅2015 2日目2015/08/15

前夜の雨の勢いは凄まじく、朝起きてみるととなりのテントは、
あまりの雨の量に、アウターテントに溜まった雨水で
その重みに耐えきれずに崩壊。
どうも、車に避難したようだ。

その後も、降ったり止んだり。
海の遠く沖の方には、またまた危険な雲が、その下の海に向けて
グレーの垂れ幕のように見える雨を降らせてる。

波打ち際でそれを見ていたら、どうやらこっちに向かってくるらしい。
ポツポツ来たかと思ったら、大粒の雨と強烈な風。
こうなるとタープは弱い。

正直、タープが飛ばされて雨にさらされ、身体も荷物もびしょびしょ、
という画を想像せざるを得ない状況で、大人二人は内側からタープを支え、
子供たちは万が一に備えてパジャマから着替える。
猛烈な横風、しかも遮るものの無い海からの風に耐えること恐らく20分位。

その後も何度か降ったり止んだりを繰り返しつつも、次第に空から
雲がなくなっていき、とうとう晴れた!
晴れれば、海の目の前にキャンプしてるチビたちは、もう海水浴モード。

久々に身体全体を塩消毒。
水が本当にきれいで、泳いていると足元に石鯛のチビの群れが
まとわりついて来る。
石鯛の他には、フグ、キス、タナゴ(?)みたいなやつが、
普通に一緒に泳いでる。
スレてないのか、捕まえようと潜っても、それをヒョイっとすり抜ける。
でも、そのあとはまたすぐに寄ってくる。

およそ1時間位海水浴を楽しんだ後、由良漁港へ釣り糸を垂らしに。
もし釣れればこの日の夕飯に並ぶはずが・・・、ボウズ。
昼間ってこともあるし、エサもなんちゃってエサなので、当然ちゃ当然。
それでも日本海での初釣り。

さて、我々のキャンプも、直前に決まったイベント。
しかし、それを上回る猛者が居た。
前日にキャンプ開始をFBにアップしたのを見た友達が、
仙台から鶴岡という距離をものともせず、この日の夕方に合流。
その行動力には参りました。我が家もまだまだだな。

友達のテント設営を手伝ってから、海水浴場の海の家の隣にある共同浴場
「お釈迦様の湯」へお風呂を頂きに堤防を歩く。
近所の親子が夕焼けの下を散歩。
タオルを首にかけて、海、夕焼け、島、砂浜をみながら向かう温泉への道。
なんか素朴な雰囲気、そして自然な時間の流れを味わいながら
キャンプ場へ戻る道。

そして、その後は肉とアルコール、そしてとりとめのない会話で
夜が更けていきました。
でも、朝の地獄のような暴風雨、炎天下の海水浴と釣りで疲れたパパは、
10時過ぎには眠くて途中棄権。
超好転した、夏旅2015の2日目。