ドキドキの薪入手2018/02/11

昨日下見に行ったいつもの伐採ポイントが、
「今年はNG。新しい場所はもうちょっと待って!」
との連絡が親戚からあったので、久しぶりに薪入手に関してネット検索。

すると、「ジモティー」という、信用していいのか疑問に感じてしまうサイトを発見。
一言で言うと掲示板らしい。
そこの掲示の中に、薪にも使えそうな廃材を無料で譲ってくれるという書き込み。

まゆつばものかなーと思いつつも、無料登録してネットで連絡を取ってみると、
速攻で返信で帰ってきて、やりとりをしていると、今日でも可能との返事。

万が一、万が一にも人をおびき寄せる手を使った脅しだったりという思いはあった。
実は現場に行ってみると、怖い方々が居て誘拐されたり、
言われなき因縁をつけられて金品を要求されたり・・・・。

待ち合わせ場所も方法もネット。
心のどこかでモヤモヤした思いを感じつつもかずと一緒に出発。
こんな時は1人は避けた方がいいし、かずのたっぱがあれば意外と威嚇にもなる。
相手は車のナンバーも教えてくれたものの、こちらはまだ教えない。
現場まであと20分程度になったあたりで、
「妻が待ち合わせ場所に行きます。私は先に現場に行ってます。」
との連絡が入り、ちょっと疑う気持ちのレベルが上がった。

これは
「奥さんと称する女性と子供とかを先見せさせて油断させる方法か?」
「奥さんと称する人にこちらの人数とかを報告させて、作戦決行の可否を決める?」
とか、もうテレビとか映画の見過ぎじゃねえかっていう妄想が、
意外と無視できない程に膨らんできた。

そして待ち合わせ場所に現れたのは女性。
妻と言っていたのでそりゃそうで、ここで男が現れたら違う意味で怖くて帰ったわ。
しかも、予想していた通りに子連れ・・・。
自分でもビビるくらいの物語の進行具合にひきつつも、
相手が過去に投稿していた内容からすると、年齢的、家族構成的にも想定内ではある。

簡単に挨拶を交わして「奥さんと称する」方が運転する車の後ろをついていく。
するとどんどん道は細くなるものの、周りでは呑気に農作業をする人たちの姿。
「ん?こりゃ完全に考えすぎだったか?」
「いやいや、みんなグルで鎌とか鍬とかを武器に襲ってきたりして。」
と、たかだか3分程度の道のりを、考えうる危機管理知識を駆使して、
いつでも逃げられる心構えをしつつ進む。

バックで引き返すことはちょっと厳しいところに入って行く。
そして小さい社の裏で車が止まる。
先導してくれた車の前にはもう一台、夫のものと思われる車。
先導車を挟んで最後尾に我々の車。
ここで、後ろから知らない車が入って来たら、それこそ逃げ道無しで、
最悪のシナリオになる可能性が一気に上がる。
ちょっと緊張しつつも、先に俺だけ車を降りて初コンタクト。

・・・、すっげー良い人達!

・去年の夏に、雷が落ちて木が折れて近所の人たちと木を倒した。
・社入口の木が邪魔になってきたのでなんとか倒した。
・太陽光発電の設置の際に倒した木の始末に困っている。
・量もあるし、太い木は燃やすにも一苦労。
とかという話を聞いて、結局は地元の世話役みたいなことを任されて、
迷った挙句の投稿だったんだと受け取った。

若夫婦とその子供たちに対して、本当に申し訳ない気持ちがとめどなく溢れた。
「小っせーなー、俺・・・。」
しかも、車の荷台が限界で、全てを持ち帰れず。
明日は別な人が取りにくるということだったので、それでそこそこ片付いて欲しい。
最後には、なんとかこの家族の負担を軽減できるようにという
祈りにも似た気持ちがこみ上げて来た。

そんな立派な家族から譲り受けた薪は、薪棚1列の上下段を埋めそうな程。
小っせー男は、この譲ってもらった薪で、来年の冬を暖かく過ごさせて頂きます。

但し、「明日取りに来た人があまり持ち帰らなかったりしたら連絡していいですか?」
なんて聞かれたもんだから、もはやこの家族へのボランティア心が芽生えてる男は、
「もちろん!」と返す。
しかし、家に帰ってきてから、
「いや待て、これがあの家族の手口で、1回目は油断させておいて次は・・・。」
「実はTBSのモニタリングだったりして?」
と、どこまで俺は最低な男、人なんだ。

ということで、今日は自分に対する嫌悪感を紛らわせる為、
昨日入手した「OLD CWOW」を飲んで酔っ払います。

大昔に飲んだ記憶はあるものの、どんなだったかは全く思いだせず。
ちょっと調べてみたら、かなりの歴史のあるバーボンで、
ケンタッキー州最古のブランド(from ウィキペディア)らしい。

さて、明日は今日もらった薪の中で太い木を斧で割ることは決定。
あとは天気次第。
やることに困ったら、とうとうスノーボードのワックスがけをしてしまうかも。
ワックスしてしまったら最後、いつか行かねばならなくなってしまう。
受験生の親っていろいろ大変・・・。
「小っせーなー、俺・・・。」

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