汗だく&シエスタ2021/08/01

朝からピーカン。
7時前というのにこの太陽の高さ。
既に蜘蛛は巣作りに夢中。
やけにでかい蜘蛛の巣だと思ったら2匹で作ってた。
このサイズだと1匹だと無理なのか、夫婦での共同作業か。

先日は曇り空の下で今一つだった田んぼの中にある神社も青空の下だと映える。

ヒマワリもそう。やはり青空の下の黄色いヒマワリは夏そのものだ。

珍しく早起きの女子達と共に朝飯を済ませたあとは、つなぎを着て庭仕事。
玄関脇のチョウセンニンジンボクの木がお隣さんの駐車場にかぶって、
車の上に花びらが落ちる程になっていたので、それを剪定したあとは、
仕事が多忙でなかなかできなかった薪ストーブ用の焚きつけの整理。
つなぎの色が変わっていない部分が無くなる程、タップリを汗をかいた。
毛穴の汚れと余計な角質まで全て流れたんじゃないかと思う程。
ちょうどこの状態まで整理したあたりで空が一気に暗くなる。

夏らしいと言えば夏らしいけど、朝の青空からは想像ができないほど空が暗くなり、
しばらくしたら雨。しかもそこそこ強かったりした。
ギリギリでやりたかった作業も終わり、パーゴラでジャズを聴きながら、
汗で失われた水分をビールで補い、東野圭吾でゆっくりした時間を過ごす。

しばらくするとパーゴラの中にまでしぶきというか風に流された雨が入って来たので、
部屋に入って読書をしていると、庭仕事の疲れからか身体を横にしての読書に変わり、
失われた水分を補ったビールが効いてきて、そのうち気持ち良くシエスタに突入。

恐らく1時間半は寝たかもしれない。
雨も止んで青空も覗いていたので、ジャスの散歩に行くとさっきまでの雨は何?
というくらいの天気の回復ぶり。

良い感じにクタクタになれた。
それにしても夏らしいとは言え、ゲリラ天気はこの後の遊びに邪魔な存在。
それはそうと、明日はどんな日になるのか楽しみではある。

釣人2021/08/02

釣果が薄くなることは判っていた。
なにせちょうど釣り始めるころだろう時間に干潮になることは確認済み。
男には負けると判っていても戦わないといけない時がある。
・・・そんなたいそうなことでは全くない。
とにかく早起きして大人のピクニック的に遊びに行って、
「あー、釣れすぎで忙しくて楽しくない(笑)」という結果でも、
「釣れないけど魚が考える時間をくれた」とヘミングウェイ的な発言になろうとも、
自分として意義のある時間を過ごしたかった。
ということで世間では通常の月曜に早朝4時に起きて仙台港へ。
そして久々でも忘れてなかった段取りで5時前には糸を垂らす。
最高!

が、それから30分も経たないうちに
「おはようございまーす。そろそろ船入るので移動してもらって良いっすかー。」
と言われて移動した先でも同じ事言われて、干潮どころかゆっくりもできず。。。
結果として菖蒲田漁港まで移動して、さて最後の賭けに出るか!
と思ったら、仙台港からの移動の際に手抜きして仕掛けを車に荷台にだらっと置いた結末はハリスがこんがらがって切らないといけない状況に。

バキッと心が折れて今年初の釣りは終了。
ある意味諦めはついた。
心が折れて車に戻る途中、朝日が海に反射してる画。
もっと明るくて神秘的な景色だったけど、写真の腕前が悪くて夕日みたいになった。

こちらは、心折れた菖蒲田漁港のとなりにある菖蒲田海水浴場の端っこ。
これもなんか夕焼けみたいだけど、朝日で顔をはじめとする肌をジリジリと焦がす。
まだ朝7時前だというのに。。。

帰宅してからはサンドウィッチマンとグラタンとハイネケンと白夜行。
調子に乗ってビールは2本も飲んだら、朝早かったこともあり外で爆睡。。。

釣果は無くても、良い休日でした。
魚はのうちで良いや。

輪人2021/08/03

熱中症アラートが日本全国の多くに発令され、宮城も例にもれず発令。
朝起きるともう暑い。
でも、朝飯を食べてオリンピックの結果が流れるTVを観ながら外に目をやると、
意外と雲も多めだし、そこそこ風も吹いてる。。。
天気予報はずれんじゃねぇか?
一度そう思ってしまうと、これまで天気予報に騙された記憶が次々に浮かび、
もうお出かけする理由を探し、熱中症アラートが無かったことになる。

昨日は釣りだったのと、この前山にも行ったので、次はMTB。
ということで、そそくさと準備をしてMTBの空気圧もチェック。
少し足りなかったので、空気を入れてひとまず東へ向かう。
実は既にやりたいことがあったので、目的地はとにかく海。
あとは北上して塩側か松島?それとも南下して閖上?
結果は松島に決定。

うっかり腕時計を忘れたので、松島までどのくらいかかたのか計れなかったけど、
家を出たのが10時~10時半の間だったはずなので、恐らく2時間程度と思われる。
天気予報の熱中症アラートは、ありゃ当たりだったらしいと着いてから、
いや、向かってる途中で思って、実はちょっとだけ後悔していたところへこの景色。
来てよかった。

MTBを押しながら歩いていて見つけた「日本三景碑」。
始めて見たかもしれない。松島、宮島、天橋立がそれですと書いてある。

遊覧船乗り場から見た福浦島と福浦橋。
今回は結構体力的にも厳しかったので、写真だけで終わり。

で、海方面に行ってやりたかったこと。
それは浜焼きを食べながらノンアルを飲むこと。
浜焼きを売っている店を見つけて、「キンキンに冷えたノンアルあります?」
と聞いたら「あるよぉー。」との返事。
焼き上がりを待つ間に見つけた早焼きの一部メニューの紹介?
串かきなんて「ねずこも好きかも」なんて書いてあるし、伊之助は緑だし
いろいろ大丈夫なのかと心配になった。

で、買った店の近くのベンチに座ってランチ。
サザエ焼き、ホタテ焼き、焼きおにぎり、それと本当にキンキンに冷えたノンアル。
もう何も言えねーって感じ。
ホント贅沢なひと時を過ごした。

少し休んで帰路に就く。
五大堂には結構な人が入って、出ていくのが見えた。
松島全体としての人出は平日の松島はこんなもんか。という感じの人出だった。

最後は「雄島」にかかる「渡月橋」。
上の「福浦橋」とは真逆で「縁切り橋」と呼ばれる橋。
それを知ってなのか、カップルは一組も見なかった。

さて、帰路がなかなかきつかった。
恐らく気温は来る時よりも上がっていたのと、疲労もかなり蓄積。
水分補給は問題ないけど、熱中症の方が怖かったので、要所要所で涼みながら。
ファミマに汗だくで入って行ってペットボトル3本買ったけど、イートインスペースが
コロナ対策で閉鎖されていたので、しょうがなく書籍コーナーへ。
絶対に「お前買う気いだろ」と思わてたはず。

次は利府のホーマック。その次は泉のカインズ。
ホーマックは店内をうろついて色々物色しながら、汗で濡れた服で
「やべー風邪ひきそう」と思うまでに冷えたりして。
でも、カインズでの物色ではちょっと気になる作業着を見つけた。
今日はただ涼んだだけだけど、店側には次につながる来店になったと思って欲しい。

そんなこんなで、16時過ぎに帰宅。
5~6時間のプチツーリングとなった。
腕は火傷直前の日焼けと、グローブをしていたので手首から先が白い変な日焼け。
しっかりと帽子を被っていたのに、恐らく地面からの照り返しと思われるが、
顔もしっかりと日焼けして真っ赤っか。
これで先月までの遊べない日々の鬱憤も少しずつ解消できてる。

ただ、明日は今日の疲れも出るからゆっくりしなきゃだな。
ちょっと仕事したりしてゆっくり過ごすか、ビール飲みながら。。。。

休養日は北極焼きそば2021/08/04

昨日は流石に疲れて早目に寝たので、今日の朝目覚めるのは早かった。
でも身体は予想通り重かった。
ストレッチも兼ねてジャスの散歩へ6時半前に出発。
1時間弱の散歩から帰って、休日恒例のグリーンスムージー。
今日は小松菜、人参、冷凍ミカン、プラム、豆乳、はちみつバージョン。

午前中はあちこち買い物行脚。
車内はガンガンクーラーを効かせないと危険な暑さ。
ムサシ、カインズと周って、キャンプ関連に使えそうなものを物色。
カインズでは昨日見つけた作業着の上着を購入。
スポーツデポでサイクリングパンツ、サイクリンググローブを下見。
実は昨日の松島ツーリングでサイクリングパンツのパットが剥がれ、
グローブも指の根本が破れたので、どんな種類があるのかと値段の相場を探りに。
そしてヨークでグリーンスムージー用の野菜、やまやでお酒とつまみを購入。

帰宅も遅くなったので、昼は各々で食べることにしていたので、
今日の昼飯は久々の「蒙古タンメン中本 北極焼きそば」。
車の中はクーラーガンガンだったけど、家ではリビングはクーラーつけてないので
代りに扇風機を準備して。

激辛マヨファイヤーも、何もこんなに赤くしなくてもいいのに。
もう見ただけで少し汗が噴き出す。
とかなんとか言いながらやはりたまに食べたくはなるので、赤くないと少し困る。

今日は特に特筆すべき活動はなく、ネットでしらものしたり、
読書したりして過ごしたので、辛いものつながりで最近食べた辛いものを備忘録的に。
まずは「ペヤング 激辛やきそば」。
辛さレベルMAXとか書いてるけど、次に出てくる獄激辛を発売する前の
キャッチコピーだったとしたら見なおさないとだめ。
平日に普通に?いや普通ではないけど、辛いの食べたなーと印象に残す程度なら
こいつくらいがちょうどいかも。

そして、ぺやん後のこいつら。
前も書いたけど、「泣けるほど辛みが強い」とあるように本当にこれを食べると泣く。
何故か顎の付け根が痛くなるというダメージも受ける。
残り1/3になったあたりで、また食べてしまったことを後悔する。
もはやカレーの味は一口目しかしない気がする。

こいつもそう。
一口目はカレーじゃないことは判るけど、一体全体何味かという印象すらない。
辛いのではなく、痛いという感想が一番合っている。
でも、実はネットで買ったこいつらが一つずつ残っていて、まだ食べる気が起きない。

最後はエチオピアカレー。
最初はヨークで買って、あまりの旨辛さに大ハマり。
辛い、でも旨い。上の獄激辛とは比べものにならないくらい旨い。
レトルトではまって、東京出張の際に実際の店に行ったくらい。
パッケージには店で言う「辛さ10倍」程度と書いてあるけど、店で注文した「20倍」
よりも確実に辛い。

この他、店で食べて「こりゃあかん」となった奴もあるけど、インスタント系で
食べたことある中ではこれらが辛さランキング上位かな。
パヤングの獄激辛はちょっと比べものにならないけど。
いやー、このブログ書きながら鼻のあたりが汗かいてきた。
そろそろ内臓もついて来れなくなりそうなので、ちょっと考えないとだな。

キャンプ再開2021/08/06

「突然の雷雨が」とかいう天気予報の中、休み中の一大イベントのキャンプへ。
何年振りだろうかと昔のブログ見てみたら、どうも2015年が最後だったらしいので、
7年ぶりのキャンプ。
前回と違うのは、子供達の代わりにジャスが参加してること。
旅行の時にはいつもホテルに預けられて寂しい思いをしていただろうけど、
一泊程度のキャンプならいけるだとろうと。
というよりもジャスと出かけたくてと言う方が大きかったかも。

それにしても7年のブランクは多きく、いろんなものを忘れた。
一番でかかったのがBBQ用の炭。
途中、食材を買いに寄ったヨークで気付いて隣のホーマックで小さいの買えたので良かったけど、なかなか致命的なものを忘れた。

今回はジャスも一緒ということ、久しぶりで勝手を忘れているということ、
それと新調したテント、タープを始めて使うということで、
エコキャンプみちのくへ。このキャンプ場だけで言えば10年以上ぶりなのは確実。
受付を済ませて割り当てられたサイトに向かうと、一番奥というなかなか良い場所。
テントは事前にYouTubeで勉強していったものの、やはり少し迷った。
でも、ワンポールテントだと、普通のテントに比べて設営時間は短くて済む。
しかも、インナーテントは使用せず、フライシートだけにしたのでなおさら。

駐車スペースからの距離おこれだけ取れるので、隣のサイトとも距離が取れるし、
ジャスが自由に歩き回れるスペースも確保できる。

心配していた雷雨にもあわず、その代りに殺人的な暑さですでに汗だく。
コロナの影響で温泉棟は利用不可なので、5分100円のシャワーで汗を流し。
水分補給とキャンプライフの再開を祝って乾杯。

最近食べる量も少なくなっていたので、焼く肉の量も少ないので、
比較的早い時間に二次会タイムに突入。
ジャスもしっかりと焼肉を堪能。

これも久々となる花火なんかもしてみた。

そして今日の朝。
テントの奥が釜房湖にせり出した部分になっているので、ちょっとだけリードを外して
ジャスと散歩がてら様子見。

これがテントの横から見える釜房湖。

ジャスはペットサイトから出ることはできないので、朝飯後に運動がてら
キャンプ場内を散策。
フリーサイトにはチラホラとテントが張られている。
ちび達が小さいときは、友達家族と一緒にキャンプした場所だ。
見覚えのある景色が広がる。

ちなみに、テントは「キャプテンスタッグ オクタゴン460UV」。
元々でかいうえ、インナーテント未使用でコットでタオルケット掛けて寝るので
さらに広くなる。
大人だけだと荷物も少なくて済むので、本当に余裕の広さ。
昨晩は2つのコットの間にジャスも寝て過ごした。

少し残念ではあるけど、今回は1泊のみで撤収。
シュラフもないしテントもフライシートだけだし、撤収もそれほど時間もかからず。
でも、今回のキャンプでもっと荷物が減らせることも判ったので、
次はもっも手軽に行けるようになる。

昼前には自宅に着いて、あらかた片付けも済ませて昼飯はへぎそば。
とビール。で、このあと爆睡しました。

さて、少し早めの夏休みもあと残り3日。
クロージングにかからないと本当に戻れなくなってしまいそう。

アマプラでゆっくり2021/08/07

前日のキャンプの疲れがそこそこ残っていたので、土曜はゆっくりすることに。
恐らく日曜も台風の影響でゆっくりするだろうけど、
ここで無理すると後にひきずりそうという感触もあり。
朝はセロリたっぷり目のグリーンスムージーからスタート。

朝飯後はオリンピック関連のニュースを観てからランタンのメンテナンスを開始。
キャンプの時にホワイトガソリンのランタンが点火しなかったので、
よくよく見てみたら点火用の電池切れ。
ほかのランタンでリカバリしたけど、そう言えば久々に出して来て試運転はしたけど
メンテナンスはしてなかったなと。
分解して雑巾で拭いて、輝きが戻ってくるともうそれだけでうれしくなる。

組立後に試運転すると、明らかに輝きが違う。
またキャンプ行きたくなって来た。

昼は昨日食べたそばがあまりに旨かったので、残りのソバで昼飯。
忘れずにビールも。一応夏休みだし。

そしてここからはTVの前に陣取ってアマプラ三昧。
まず1本目は「Fukushima50」。
震災、原発、コロナと次々に災難に合っている中、原爆記念日を迎えたということで。

隣の県にある施設の狭い部屋でどんなことが起きていたのか、
狭い部屋から広い原子炉に向かってどんな思いで皆が動いていたのか、
あらためて感謝を強く思った。
にしても、ホントかどうか判らないけど、菅総理や東電危機管理本部の対応が
ムカムカする内容だった。

次は一転してホラーなのか?「クワイエット・プレイス」。
内容が内容だけに最初の方全く台詞が出てこないというある意味新しい手法。
だんだん台詞がないことに飽きて来たなと思ったあたりで台詞が出来ていた。
観客のヤキモキ感も計算していたとしたら大したもんだ。
但し、途中からなんかくどく感じて来たかな。
父子の関係、愛情という点は良かった。

で、夕飯を食べてからは「西部前線異常なし」。
リメイク版じゃなく、1979年のTVドラマ版。
反戦的な内容ではあるけど、これを製作したアメリカもイギリスも戦争してるしな。
やはり戦争、争いは無益。

で、最後は「ヒューリー」。
反戦メッセージ性の強い「西部前線異常なし」をみたにも関わらず戦争もの。。。
これはこれで使命感、仲間と意味では良かった。実は2回目でもある。
でもやはり戦争は無益。

1日ゆっくりした気分だったけど、目は逆に疲れたか。。。
しかし、観たい時になんでも観れちゃうのは、有り難いような、
有り難みが無いような。。。

スパイシージャパン2021/08/08

朝は雨だったので、ジャスの散歩はスキップ。
結果二度寝してしまう。
前日は夜中まで映画三昧だったので、眼精疲労からかちと頭が重い。
なのをするにせよいちいち歳を感じる。

でも、歳だなんて言ってられないと気持ちを奮い立たされる映像がTVから。
朝飯時は男子マラソン。
オリンピックがラストランになる大迫選手がまだ先頭集団で走っていた。
その後先頭集団から脱落するも、2人を抜き6位に浮上。
その眼光の鋭さは、ありきたりかもしれないけど「諦めない」という意思が
あふれ出た結果にしか見えなかった。
「前へ、前へ、とにかく前へ」
来ていたタンクトップをまくって目頭を押さえた結果、お腹のあたりだけ濡れた。
大迫先週がゴールしてからしばらくして中村選手が疲労困ぱいでゴール。
そして最後は服部選手。
服部選手の姿は「もう止めても良いよ」と言いたくなるほど痛々しく見えた。
完走した選手76人中73位。
30人も暑さで途中棄権中で最後まで走りぬいただけでも尊敬する。
まさに「不屈」。

その余韻を味わいつつ、続いては快進撃を続けて来た女子バスケ決勝。
王者アメリカに立ち向かい、リードこそ奪えなかったものの、突き放されることなく、
中に潜り込んでいく勇気に思わず声も出た。

なんだかんだ楽しんだオリンピックも終わり。
次はパラリンピックだ。
曇りで暑さもそれほどでもない上に、雨も降りそうだったので、
夕方のジャスの散歩は少し早めに出発。
近所の公園には栗の実が大きくなっていて、まだ夏真っ盛りの暑さの中でも
秋に向かって進んでいることを実感。

さて、オリンピックも終わりを告げるこの日、ママの腰の調子が悪いということで、
夕飯はパパごはんに決定。
今回はちょっと冒険して、ルーを使わない「スパイスカレー」にチャレンジ。
初めてということで剤業はこれだけ。

スパイスもまずは4種類。
「クミン」「チリパウダー」「ターメリック」「コリアンダー」

玉ねぎを炒めて、トマトを入れてまた炒めて、スパイスを入れて炒めて、
お湯と鶏肉を入れて煮込む。
超々ざっくり言うとこんな感じでできたのがこれ。
写真じゃ伝わらないのが残念だけど、初めてにしては上出来。
最初は味薄かったので、後から塩少し足したけど。

オリンピック最終日に我が家に生まれた「スパイシージャパン」。
ちょっと今度はカレー作りにハマるかも。。。

湯沢再訪2021/08/13

6月に日帰りで久々の訪問をした秋田県湯沢市。
今回は数年ぶりに泊まりでの出張。
新幹線の始発に乗り込む。
出張も少なくなっているうえ、始発に乗り込むのさえも久々でなかなか身体に堪える。
当然とも言うべきなのか、新幹線はガラガラ。
お盆の帰省自粛をしている人もやはり多いんだなと実感。

これも久々となる「トランヴェール」。
あまりあちこちに行けない状況の今では、あちこちに行きたくなるような記事にも
あまり興味が湧かなくなっているということに気付く。
「どこどこでブランド野菜を使った料理が食べられる」
前なら、ちょっと出張ついでに行ってみようかなとか、あまりゆかりの無い街の
内容でも行ってみたいなという気は少なからず起きていた気がする。
でも今はどこか諦めムードで見てしまい、内容が入ってこない。

大曲で新幹線から在来線に乗り換える。
今年も大曲の花火大会は中止。そりゃそうだ。
大曲から湯沢に向かう車窓から雪が残る山が見えて、
「え?この時期に雪残ってるの?」と。
見間違えと思っていたこの景色は翌日に解決する。
居眠りをしながら約3時間後に湯沢に到着。
駅前には湯沢の七夕まつり「絵灯篭まつり」の絵灯篭が展示。
これも今年は本番を迎えることはなかったそう。

仕事は順調とまでは行かなくとも、目的が達成されたことを見届ける。
夜遅かったということもあるけど、夕飯はホテルでコンビニ飯。
朝早かったということもあり、部屋で酒飲んだらもう睡魔に襲われ、
ちょうど日付が変わる頃には眠りについた。

翌朝はお客さんが迎えに来てくれて、一緒に出勤。
ほかのメンバーの作業のフォローをしながら、夕方には帰路に就く。
独り湯沢駅での電車待ちの間に観光案内所に入ってみると、これも当然なのか
旅行客は誰もおらず、年配の観光ガイドが一人資料を見ている。
「こんにちは。何時の電車?コーヒー飲んでかない?」と声をかけられ、
コーヒーを飲みながら色々と話に花が咲く。
絵灯篭まつりのこと、西馬音内盆踊りがオリンピックの閉会式で流れたこと、
湯沢周辺の登山、キャンプ場のこと、30分くらいずっと話していたけど、
その間も誰も案内所に来る人もいない。
やはりそれはそれで寂しい。。。
ここで、前日に見た雪の残る山が「鳥海山」だということを教えてもらった。

「仙台までだったらこれ持って行きな。同じガイド仲間が今日持って来てくれたんだ」
と差し出して来たのは、綺麗にもぎ取られてあとは茹でるだけになっている枝豆と
トマトが入ったビニール袋。
思わぬ収穫だけど、これでカバンがパンパンになった。

出張であれ、出かける楽しさにはこういうふれあいがあるということもある。
人の温かさというものに実際に面と向かって感じることの大切さを
忘れてしまわないかと悲しくなってくる。
それと、その機会が激減することで今の子供達が、
人付き合いにクールな大人にならないか心配に。
とは言え、同じようなことは遥か昔にも起きているので、
そうやって時代、歴史は動くんだろうと思いつつ、
「温故知新」という言葉の「温故」がいつを指すことになるのだろうと
答えの出ないことを考えながら帰路に就いた。

雨の日の過ごし方2021/08/14

朝から雨。というより昨日秋田出張から帰宅時には既に雨。
ずっと課題だった雨の日でも楽しめる趣味を見つけられていない。
出来ればずっと外気に触れていたいほうなので、室内で何かをするというのは
あまり気が進むほうではない。
とは言えこういう天気の時に「よし、んじゃあれやるか」という趣味が欲しい。

それが見つけられていない状況では、
「んー、読書するか。」「映画でも見るか」
という感じで、しょうがねーなーと読書か映画鑑賞に走るしかない。
今日もその流れで「白夜行」を読み進める。
外は雨で、気温も低いけど、ささやかな抵抗で朝の読書はパーゴラで。

しかし本当に良く降る雨。
霧雨になったり、小雨になったり、強くなったり。
でもこれだけ止む気配がないとある意味諦めがつくってもの。
昼飯はさくが韓国の友達から送ってもらったインスタントラーメンを頂く。
いくつかあるもののうち、今日は寒いということもあり辛口ラーメン。
作り方も韓国語で書いてあるけど、さくがちゃんと訳してマジックで書いてたので、
それに従って作って、キムチ、ネギ、玉子をオススメに従ってトッピング。
なかなか美味かったし、そこそこ辛くて体も温まって満足。

昼飯食ってからは床屋行ったり、細々と買い物に出かけたりしたあと、
引き続き白夜行を読み進める。

そして夕食の一品として、昨日湯沢の観光案内所でガイドさんとの会話が弾んで、
結果頂いた枝豆とトマトも食卓に並んだ。
気が付けば今年始めての枝豆。
美味かった!

明日も雨の予報。
なんか読書、映画鑑賞以外のことやりたいなーと思いつつ。

白夜行2021/08/16

日曜は自宅での夕食後に出張へ。
土曜からの雨は日曜の午後まで続き、結局は映画鑑賞と読書で時間を費やした。
土曜の深夜、なかなか眠れそうになかったので、映画でも観るかと探した結果、
数年前にも観た「武士の一分」を選択。
もしかすると3回目くらいかもしれない。
実を言うとあまりキムタクの演技は好きではないというか、あまり良いとは思えない。
なのでキムタクが出てるというだけで、結果として敬遠している作品が多い中、
それほど気になるというのは、キムタクではなくストーリー性から。

今回もしっかりと感動。
・・・でもやっぱりキムタク以外の方が良かったんじゃないかと言う思いもある。

何はともあれ午前2時半にベッドに滑り込む。
日曜朝も雨が降ったり止んだりでぐずついた天気。
ということで、ちょっとだけ出かけたりしたけど、日曜のメインは読書。
「白夜行」を読み進める。
・・・やはり東野圭吾、読み始めると止まらない。
あと少しだなーと思いながら読み進め、気が付けば夕方のジャスの散歩の時間。
外は曇りで道路も乾いてきてるということはしばらく雨は降ってない。
土曜と日曜朝の散歩は雨でスキップしたので、ジャスの散歩へ向かう。

帰宅してすぐ風呂へ。
さくがバイトなので、夕飯は夫婦水入らずで食べたあと、19時40分のバスで移動。
今日の朝早くから新白河のお客さんの本番立会いの為。
21時半に新白河駅に到着。
駅前のホテルにチェックイン。
夕飯も風呂も済ませてきたので、新幹線の中に続き「白夜行」の続きを読み始める。

ホテルのパジャマに着替えてベッドの上に横になってラストスパートで読み進めた。
約850ページ中、最後の10ページ。
目が覚めるような結末というか種明かし。
「え?マジ?」「そーゆー事かー。」「おいおいおい。」「・・・・」と言った
複雑な心境が入り混じるが「・・・・」という何とも言葉に表せない結末に閉口。
読み終わって本をベッドサイドに置いて、仰向けのまま目を閉じる。
「重い・・・」という思いと共に、本編が終わった後の馳星周の解説の衝撃な残った。
主人公となる二人の心情が一切書かれていないということ。
結末だって当然驚愕ではあるが、それよりもそのことの方が良い意味でショッキングだった。
周りの登場人物が感じた内容でしか主人公の内面を推し量れないけど、
それがほぼ確実にそうだろうと思える表現。
なんなんだ東野圭吾!

とうことで昨日は「白夜行」の結末を見届けたということもあり、
早めに睡魔に襲われ、ホテルの部屋でアルコールを摂取しないことなんて初めてかも、
と思う程久しぶりにそのまま眠りに就いた。

今日はホテルのすぐ横の新白河駅からタクシーで仕事場へ向かう。
久々に白河泊まり出張も、本当にホテルで寝ただけという寂しさを朝から感じつつ。

夕方には客先を出て、何事もなく無事に帰宅。

昨日の夜から頭から離れない感覚が一つある。
白夜行の男側の主人公のようになりたいということ。
冷たさと温かさ、大胆さと緻密さ、判断の速さと用意周到さ、ずるさと正直さ、
押しと引きの絶妙さ。。。
途中から彼の魅力に惹かれていることに薄々気付いてはいた。
初めて小説の主人公に惚れたかもしれない。
「白夜行」いや「東野圭吾」恐るべし。