お見舞い広告2011/03/25

どこかの議員さんが、「今回の地震がおきてよかった」なんて言ったらしい。
天罰なんて言った人もいたし。
困った政治家達がいっぱいいるものです。

震災前も毎日新聞を見ていたけど、震災後は隅から隅までくまなく見ている。
地震、原発、放射線、水、野菜、避難、捜索、支援物資、ガソリン。
不安、期待、希望をうまく整理する為に新聞はいいかもしれない。

でも、お見舞い広告が非常に多く見える。
地震の影響で河北新報は紙面が少ないが、そのうちの2ページくらいが
お見舞い広告だったりする。

津波被災地には、この新聞は届いているのだろうか?
水や食料もまともに届いていない状況では、確実に届いてないだろうに。

じゃあ何のため?誰の為?
我々のように、津波被害を受けておらず、新聞も読めて、電気、水道が1週間やそこら止まった人たち向け?

自分はお見舞い広告は飛ばして読む。

正直なところ、どんな企業がお見舞いしてくれているかなんかを見てる
状況ではない。
ひとつの枠の料金はいくらなんだろうか?
その分を義援金に回したら、どの程度の金額になるのだろうか?

今日は、会社から至急された支援物資を、そのまま被災したユーザに提供した。
我が家も食べ物にはそれほど困らない状況になったから。

津波被害に遭った被災者が、他の被災者を支援している。
津波被害に遭っていないが地震被害に遭った被災者も、他の被災者を支援している。
被災していない人たちも、支援してくれている。

でも、無駄なこと、余計なこと、同じ方向を向いていない人たちもいる。
もう少しなのになぁ。