4年後も雪 ― 2015/03/12
震災から4年目を迎える11日の朝。
前日からの小雪が道路を白く染めてた。
でも、11日の天気は雪マークがあるわけではなかったので、
たいして気にはせずに早朝のジャスの散歩。
しかし、夕方になると、なんと外は雪。
4年前の震災の日も、地震の後に徒歩で自宅に帰る途中、大粒の雪が降り出した。
不安と心配をあおるような雪。
しかも、革靴ですべって歩きにくい中を、家族のことを考えると、
内臓が何かの圧力で押しつぶされそうになりながら歩いたことを、嫌でも思い出す。
会社でも、会議中に黙とう。
小学校、中学校でも黙とうをしたって言ってた。
新聞で見たけど、街中の商店街でも買い物客も含めて黙とうとしていたらしい。
映像を見ると、あの時の恐怖がよみがえるが、目をつぶるとあの時の
自分の気持ち、感覚が蘇るような気がする。
正直、「もう4年」という気もするが、実は「まだ4年」。
12日の朝は雪は止んでいたけど、前日の雪がまだ残っていた。
でも、東の空から、まぶしい太陽が昇ってきて、なんかそれだけで
うれしいと感じる、震災4年後の翌日の朝でした。
生かされてるものは、いつでも"凛"と前を向いていかないと。
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