ひさびさの酒田2018/07/20

ここのところ命の危険も叫ばれる猛暑。
暑いは暑いが、仙台は我慢できない程でもない暑さ。
しかし、海の日の休みで1日少ない今週は、仕事が厚いモヤに
覆われたような一週間だった。

火曜、水曜は、雰囲気の良くない打ち合わせ、お客さんを想定どおりに
誘導できたが、何故かしっくりこない、すっきりしない打ち合わせ等々・・・。
水曜の休肝日ではあったが、飲まずには居られず日本酒で1人晩酌。

そして、木曜は仕事内容は楽しそうだけど、高速バスに3時間半揺られるという、
移動のことを考えると気持ちが晴れない酒田出張。
前回酒田に来たのは11年前。
そのころ導入したシステムはとっくの昔になくなっているが、ひょんなことから
当時の担当者との打ち合わせが実現することになっての訪問。

10時半前に仙台を出発、酒田着は14時。
バスの中では資料をみながらの移動だったので、退屈ではないが身体がガチガチに。
そして、バスを降りると「マジ、仙台より暑いじゃん!」
日本海が近いということもあって湿度が高いのか、バスを降りた途端に
戦闘意識が剥ぎ取られるというか、やる気スイッチOFFというか・・・。

11年前は車での移動だったので、おそらく初めてみる酒田駅。
今カレントで仕事している秋田の仕事で、きれいで新しい湯沢駅と比較して、
勝手に酒田の方が利用客多いだろうという流れから、立派な駅を想像していたが、
全くの逆の景色で、変な驚きを感じた。

しかも、駅周辺には近隣の高校なのか、高校ごとに駐輪場が設けられている。
ずいぶんと贅沢な駅前の使い方だ。

駅前だったら飯食うところもいっぱいあるだろうと、別に下調べをせずに行ったら、
駅前が上のように駐輪場とか塾とかしかなく、そそくさとスマホで調べて
駅近くのらーめん屋を選択。
予想外の暑さに汗だくなのに、「めったに来れないから」という貧乏心で
居酒屋チェーンのランチの旗は素通りして、ハンカチ片手にトボトボと歩く。
ついたのは「味好」。

もう14時も過ぎているので、店内は俺1人。
もっと冷房が効いていることを予想していたところ、
非常にお年寄りや女性に優しく、汗っかきには地獄の温度。
ちょっとラーメン屋を選択したことを後悔しつつも一番人気の「マーボ麺」を注文。

旨かった。でも暑かった。

食べ終わったら、営業さんとの待ち合わせまで駅の待合室で待っていようと
待合室に入ると、今度はエアコン効きすぎ・・・。
ラーメンを食って汗で濡れたシャツが氷のように肌に張り付いてくる。
外に出て暑さに耐えるか、待合室の寒さに耐えるか。
究極の選択の結果、汗臭い格好で11年ぶりのお客さんとの打ち合わせもちょっと、
ということで、冷えっ冷えの待合室で1人寒さに耐えながら、
目から冷えそうなので、ノースリーブの外国人の方は見ないようにして待っていると、
予定より早く営業さんが到着。
神だ。

打ち合わせも順調に進み、非常に有意義で、新しい仕事に繋がりそうな予感が
プンプンする結果に、満足しながら帰りのバスを待つ。
日本海側でしか見れない、低い位置の夕日を見て、ちょっとだけ旅情に浸る。

そして金曜は、仕事したいのに、やれ職場懇談会だ、やれ講習だ。
せっかくの有意義な酒田出張で盛り上がった気持ちが下降して終わった金曜。
うまくいかないものです。