ジミー2019/05/14

犬の話。

犬にも流行り病があるらしい。
GWの一泊のペットホテル宿泊以来、体調が悪かったジャス。
食欲も無く、散歩にも出た途端に帰る、横になってる時間が長く、
遊ぼうと誘っても応じず・・・。
ちょっと嫌な想像すらしてしまう状況になったので、GW明けに病院へ。

結果・・・。
「最近、犬界では胃腸炎が流行っていて」と言われたとのこと。
状況からして、ペットホテルでもらってきた可能性が高いんだろう。

GW前に、フィラリラ、ダニ予防の薬をもらうための通院の際には、
そんな素振りは見えなかったものの、今回の通院時はかなりのダダをこねたらしい。
病院の入り口で、ペタンと伏せをしたまま動かないことを繰り返し、
やっとのことで病院に入ったとのこと。
自分の体調が悪いことを悟られるのを嫌がっているのか、
悟られた後の処置を嫌がってるのか。

結局、2度の通院で2度の注射、3日分の飲み薬を飲んで、今日の朝にやっと全快。
ほぼ二週間の間体調不良だったことになる。

いつも家族のことを守ってくれて、心配してくれている我が家の影のボス。
本当にひと安心という感じ。

何の因果か、全快の日は朝から久々に船岡出張。
仕事の内容はあっけなく、なんてこと無い内容で終わったので、即記憶から消去。
そうなった時点で、もう船岡の目的の二番目に焦点を変更。

実家で飼っていた犬「ジミー」のお墓参り。
当時、どうしても葛岡への納骨が嫌だと言ったらしく、そこで親が見つけてきたのが、
船岡にある蓮華寺というお寺の動物霊園で、そこに納骨。
その時にはちゃんとお寺の本堂で、お経まであげてもらったことは覚えている。

初めて飼った犬が「ジミー」。
彼には、犬にも関わらず「人生」についていろいろと教えてもらったことは確実。
愛情、忍耐、プライド、一生懸命、強さ、好奇心、そして命について。
半ば自分が殺したという気持ちは今でも持っている。
飼いたいと言ったのは自分、十分に世話をしなかったのも自分、
たまたま両親が不在の時、手に負えなくなった病状に医師からの話を聞き、
最後に安楽死の決断を下したのも自分。
目の前で、自分の決断で一つの命が消える。
いくら涙を流しても、何の解決にもならない。
何をしても、もう戻ることは出来ない。
まさに後悔しても遅いということを思い知った。
あの時のことを思い出すと、今でも涙が抑えられない。

そこからは犬は買うことはないだろうと思っていたのに、
ママの希望で飼い始めたのが、人生二匹目となる「ジャス」。
これも偶然なのか、名前の頭文字は同じ「J」。
http://takahashi-wind.asablo.jp/blog/2013/06/29/6882023

「ジミー」に教えられたことは、人としての人生に確実に生きている。
それと、「ジミー」にしてあげられなかったことは「ジャス」にしてあげようと。
すべてにおいて感謝してもしきれないのが「ジミー」。
今日はしっかりと手を合わせて、あらためてお礼と、ジャスの成長の報告をした。
出会えたことに本当に感謝だ。

と、そこで時間は11時半前。
ちょっと早いけど、船岡に来たら行列店ではないものの、
どこか懐かしい感じでドハマリして通っている「ちどりめん」で昼飯。
今回も定番の「ちどりめん」で腹ごしらえ。

会社に帰ってからは、白河の仕事をする予定だったのに、
帰った途端にトラブルの連絡。
厳密には自分の担当ではないものの、担当が出張中だったということで、
別メンバーを釣れてタッチアンドゴーで市内へトラブルバスターに向かう。

ジャスの復活、ジミーの墓参り、ちどりめんでの腹ごしらえもあって、
腐ること無く明日の復旧の目処をたてるところまで持っていけた。

犬から学ぶ自分がすごいのか?自分に教えてくれる犬がすごいのか?
きっと両方なんだろう。
ジミー!ジャス!感謝です。