祝 中学卒業2016/03/12

特別なことをした事実はないけど、時間とともにチビたちも成長し、
もはやチビとは呼べないほどに。
と思っていたらもう卒業。

小学校の卒業式では、涙腺が壊れたけど、さすがに中学校だと、
本人達もあっさりしてるだろうから、涙腺は平常運転と思ってた。
が、式が始まる前からもう崩壊の危機。

受付でもらった封筒に、かずからの手紙。
決して上手い文章、内容、言葉使いではないものの、逆に本音が見えたのと、
こんなこと考えられるほど大人になったのかと、目からこぼれはしないが、
もうハンカチの出番かと言うほど涙でタプタプ・・・。

そして、国家斉唱。
昨日の14:46にお客さんのところで黙祷したとき、テレビから流れて来た
君が代が耳と頭に残っていたこともあり、国家を聴いただけでなんだか感極まる。

卒業証書授与では、しっかりとした返事をして堂々と歩くかずの姿を見て、
やっぱり成長したなと感じたし、周りの友達も小学生からの同級生が多いので、
みんな面影をのこしつつ大人になってる。
いろんな体験をしてここまで来たんだろうなと、勝手に想像を膨らませて
たこみあげる。

最高潮は卒業生代表の答辞。
途中からいろんな思いがよみがえってきたのか涙声。
しかし、途絶えることなく、涙声のまま気丈に最後まで読み切った。
こりゃおじさんよりもしっかりしてるわと感心するとともに、完全に涙腺崩壊。
目から涙がこぼれてハンカチの出番。

卒業式終了後に教室での最後の学活を覗いてみた。
家では声変わりした声で、「あ”-。」とかしか言わず、そっけない態度が多い
かずが、教室の中で満面の笑みを浮かべながらみんなと話をしてる。

まぁ、思い返してみれば、中高生の時は、「学校がこの世の全て」
的な感覚はあったかも。
環境によるんだろうけど、中高大は家族から距離を置き、社会に出てから
家族の大切さを思い知るというのが、もしかすると健全なのかもしれない。

距離を置かれる側に立たされた齢40代で、自分の親のありがたみや、
苦労をかけたことを更に知ったというのは事実。
同じ思いを子供たちも今後長い年月をかけて経験するわけだ。

「子供叱るな 来た道じゃ、老人笑うな 行く道じゃ」

我々もまだまだ未経験なことだらけ。
子供たちと一緒に成長していくのはまだまだ続く訳だ。
楽しんで行きますか。

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