仙台で中古車需要高まる?2011/04/05

弟の車が津波で流された。
弟は流されたわけではないけど、ビルの屋上に避難するくらいだから、当然のことだけど。

やはり、車が無いと通勤も難しいので、車を買わないといけないとのこと。
ローンは終わってたらしいけど、とても新車を買える貯えはないらしく、
中古車にせざるを得ないよう。

実家の父がふらっと中古車屋に立ち寄ってみたところ、半分以上が「売約済み」だったらしい。
報道では1万台以上が流されたということらしいので、同じ境遇の人たちがたくさんいるんだろう。

バスの中の会話でも、何度か同じような話が聞こえてきた。

「車どうしよう。」「でも金ないし。」「でも通勤もままならないし。」「中古しかないよなぁ。」

誰だって、車が跡形も無くなるようなことは想像すらしていないはず。
ましてや津波の「つ」の字も浮かばなかったろう。
だから、自動車保険に津波特約なんかつけるはずも無いし、存在すら知らなかったし。

車がないと、通勤が思うようにできず、結果として生産活動が停滞し、
経済も循環せず、悪いほうへ悪いほうへと転がっていく気がする。

出来るだけいつも通りの経済活動、つまり消費を行うというのも必要なのではないかと思う。
でも、当然のことながら無駄遣いはいけない。

花見の自粛を訴えた政治家も居るようだけど、その影響を受けて不況になる業界だってあるはず。
弁当/仕出屋、酒屋、酒蔵、スーパー、花見の名所近くの商店/出店・・・等々。

悪ふざけの浪費ではなく、意図的な消費も絶対に必要だと思う。

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