地割れ2011/04/11

地震で庭に地割れが出来てたけど、やはりこれは地震保険の対象には
ならないとのこと。
地割れに伴い、土留めもずれているけど、これも対象外。

専門業者に見てもらったけど、恐らく地震で建物に被害が及ぶような
崩れには至らないだろうということだけど、不安は不安。

かと言って、補強をするとなると、最低でも100万程度はかかるらしい。

3/11、4/7の震度6強を超える地震は、本来想定されていた宮城県沖地震ではないらしいし、
また同程度の地震が来ることは十分考えられる。

そうなった場合でも安心して住めるようにするには、やはり補強はしておいた方が良いのかな。

地震保険がおりたので、それを地盤補強に回せば、持ち出しが少なくてすむかな。

いい加減にしてくれ!2011/04/12

これは群発地震?
3.11の地震の余震だかなんだか知らないけど、
いつもなら本振といわれる揺れが、余震?

多いときで、数分間隔だ。

ちょっと大きめの揺れの度に、家族が心配でかなり命が縮む思い。

正直、本当に疲れる。

でも、いくら頭にきても揺れが始まってしまえば、どうしようもない。

自然の力は凄い。人間のちっぽけさを痛感。
参ったからもう許してくれ。

被災地に梅の花2011/04/13

被災地である、ここ仙台で桜が開花したとのニュース。
梅の花は近所にも、咲いていて、春って感じ。

今日は出張で白石市へ。

震災後に初めての遠出(と言っても車で1時間だけど)で、かつ高速道路も通った。
高速道路は、出入り口付近でも道路の隆起、いままで少しだった段差が、
より大きくなっていた。
白石市でも、道路の陥没、隆起、瓦の破損と、当然ながらしっかりと被災の痕。

でも、仙台よりも南だからか、梅の花もより多く咲いていたような気がする。
市道、4号線、高速道路と、いろんなところで咲いていて、後部座席に乗っていたので、
ゆっくりと観賞できた。

和む・・・・。と同時にとんでもない睡魔が。

自然は、震災等で時に厳しく、綺麗な花を咲かせてくれたりして、時に優しく、
いつも人間を包んでいる。
こんな感じのことは、いままで良く耳にして来たけど、本当にそう思う。
歳のせいか、それとも震災のせいか。

震災のせいだとしたら、自然が成長させてくれたということか。

どうも、最近哲学的なことを考えるようになって来たなぁ。

どう考えても政府、東電は何か隠してないか?2011/04/14

ピットの水位が下がったけど、その後上がった。
そりゃ、冷却用の水を放水してりゃ、それがどこかに溜まるのは、小学生でも判る。
いままで、トレンチとやらに溜まっていた水を、復水器に移動したら、
水位が下がったものの、その後上昇。

確実に、どこからか水が流れて来ているということは、幼稚園児でも感覚的に判る。

それでいて、「~の破損はないと ”思われる”」だの、「健康には影響ないレベル」とか言ってるけど、

「思われる」ではなくて、「であることが確認されました」の方が、よっぽど判りやすい。

状況が「~思われる」ということは、「有効な対処は~と思われる」になるに決まってる。
なんせ原因が判ってないから、それ以外にないはず。

そうなると、今の避難地域、避難基準も「大丈夫と思われる」値に違いない。

幼稚園児、小学生でも判る状況について、詳しい状況を説明できないのは、
何かを隠していると思ってしまう。

次々と確かになる事実、何もかもが「何をいまさら」という感じ。

小沢さん、鳩山さんがこぞって、批判しているようだけど、
結局はトップに立てなかった人、なったけど結局だめだった人が、
ビーチクパーチク言っても、同じ民主党のむじな。

「菅内閣は終り」みたいなことを小沢さん、鳩山さんが言ってるようだけど、
そんなこと言っているご自分のことを国民は見てると思いますか?
ただの仲間割れにしか見えません、というか既に「党」ではなくなってるんじゃないかね。

与党にも、首相にも頼れない、となると自治体の首長に頼るしかない?

頑張れ東北、頑張れ自治体。
もはや日本の政治を司る政府には、頑張ってもらうと余計ややこしくなる。

福島へ2011/04/15

今日は仕事で福島県福島市へ。
地震の影響はそれほど大きくはなかったようだけど、やはり今は原発の影響は拭い去れない。

仙台から福島までは、在来線で約1時間半。
仙台からの新幹線が運休中の為、会社の車は予約でいっぱい、
高速バスも相当な混みようで、
予約も出来ないから、バスに乗れない場合があることを考えると、在来線が現実的。

福島につくと、駅もいつもどおりの状態で、駅中の店も通常通り。
やはり、福島はよっぽど地盤が固いのか。

昼食をとってから乗ったタクシーの運転手さんも言っていた。
「福島は地震もない、台風も来ない。だから発展しないって、良く親が言ってました。
だから、今回の地震はびっくりしました。」

骨折と一緒で、痛い目を見て、そこから這い上がった時には、以前よりも丈夫になるということか。
運転手さんもそれなりに、歳を重ねているようだったので、その親御さんだと、
恐らく戦後を生き抜いて来たからそう言えるのだろうかと、勝手に思った。

あと、「福島は正直どういう印象を持ってますか?」と聞かれた。
当然、風評被害を意識しての質問だろう。
「仙台から来たので、それほど心配していませんよ。」と言ったら、「そうですか~。」と。

やはり、場所が違うと、見方、感じ方、考え方も違うんだろう。
周りからは、「福島は大丈夫だろうか?」だけど、当の本人達は、「周りはどう見ているのだろう?」と、
もしかすると、反対の方を向いて心配してるのかもしれない。

放射線量も他の県と比べると、福島県は高い。
でも、みんなそんなことはおくびにも出さずに、いつもどおり生活している。
それが最大のアピールにもなっていると思う。
「福島は普通どおり生きていますよ。いつも通りに戻ろうという意欲を持っていますよ。」と。

頑張ろう福島、頑張ろう宮城、頑張ろう岩手、頑張ろう日本。

東北本線から見えた、ほぼ満開の一目千本桜が、震災で忘れかけていた季節感を
思い起こさせてくれた。

仙台の桜2011/04/17

青空の下の仙台の桜
仙台も桜の満開宣言が発表された。
近所の神社の桜も、気がつくと見事に満開。
根元にはつくしも。

今日の仙台は本当に良い天気なのに、ママの仕事が入っちゃったので、
チビたちと3人で自転車で七北田公園へ。

とにかく凄い人でした・・・。
そりゃこれだけ天気が良くて暖かけりゃ、震災の影響で内に閉じこもりがちだった身と心の
天日干しもしたくなるってもんだよな。

お昼の弁当は超手抜きのサンドイッチ。
ジャムのサンドと、ハムとチーズのサンド。
これじゃ足りないかと思い、近くのヨークベニマルで買ったお惣菜のから揚げ。
パンも含めて、しめて350円だから、1人120円!節約成功!

公園には、ちょっとだけ桜もあって、満開なんだけど、いつものように、
酒を片手に花見をしている人達はいなかった。
船岡、大河原にある、一目千本桜の桜祭りも今年は中止とのこと。
車で少し走れば、津波で多くの人が亡くなり、しかも遺体安置所だって直ぐ身近にある。
そんな地域において、酒を片手に花見というのは、非常に申し訳ないという気持ちは判る。

でも、今出来ることをやるというのは、いろんな意味に当てはまると思う。
本来の仕事が出来る状況の人は、一生懸命仕事をして、社会・経済を回す。
そのことで、結果的には被災地の復興速度を上げられるはず。
たとえ具体的には目に見えない結果でも、確実に全体の引き上げには繋がるはず。
だから、頑張ってる人達はみんな花見をしてもいいんじゃないかなと思う。

津波被災者だってそう。
津波の被害を受けなかった高台とかには、桜は咲いているだろう。
桜で春を感じて、少々のお酒も飲んで、少しでも心を和やかに、
そして少しでも悲しい気持ちを忘れられるとすごく楽になるんじゃないかとも思う。

一目千本桜2011/04/18

一目千本桜
今日は仕事で角田市へ。
予定した作業はすんなり終り、それから仙台に帰る道すがら、大河原町へ。

先日JR在来線で通りかかった際に見えた桜。
今日は車だったので、ちょっと寄り道して、車から降りて満開の桜を満喫。

穏やかな日差しと、人々の和やかな会話と笑顔は、震災前のそれと変わらないと想像できた。

この前も書いたけど、本当に春を感じる。
気がついたら咲いていたという感じだから、恐らく自分も春を感じる余裕というか、
桜前線や開花を気にするほどの余裕がなかったんだと思う。

知らず知らずのうちに、人は頑張ってしまうもの。
こんな自分でも気負い等があるから、いつもは気にするはずのことも、眼中から外れるんじゃないか?

こういう時だからこそ、積極的に休むことも必要だと思う。

頑張ろう日本。でも、無理すんな日本。
その日その日を少しでも笑って過ごせるように頑張ろう。

FMで放射線測定値情報2011/04/20

今日は車で福島県白河市へ。
昨日は夕方から雪になり、どうなることかと思って朝起きたら、この時期の雪ということもあり、
道路には雪はないものの、高速道路を走っていると、山沿いにはうっすらと雪が残ってた。

もはやGWというのに、雪って・・・。
地震、雷、雪・・・・、どうにかしてくれ。

福島に入って、FM福島を聴いていたら、なんと放射線量の測定結果を定期的に流していた。
福島県では、各地点で定期的に測定しているようで、それを公表しているようだ。

世間では、福島に対する差別が取りざたされているけど、そんな必要がない程低い値。
どの測定箇所も、ほぼ0.XXマイクロシーベルト/時間。
つまり、1時間そこに居た場合に浴びる量が、0.XXマイクロリーベルト。
マイクロはミリの1/1000。

一般公衆が1年間にさらされてよい人工放射線の放射線量は、1ミリシーベルトとのこと。
つまり1000マイクロシーベルト。

これを365日で割ると、1日に約約2.7マイクロシーベルトまでは問題なし。
仮に、1マイクロシーベルト/時間の場所があったとすると、1日に2.7時間そこに居れば、
1年間で達することになる。
これは、あくまでも単純計算。

実際には、裸でいるわけじゃなく、服を着ているわけだし、天気の良い日は外で浴びる時間は増えるけど、
雨の日はほとんど浴びないはず。
それほど神経質になる必要はないと思う。

話を聞けば聴くほどよっぽどタバコの方が害があると思う。

それよりも、同じ国民なのに、しかも何も悪いことをしていないのに、差別を受ける人たちがいる。
それは本当に恐ろしいこと。
「差別」はまだ良い表現かもしれなくて、つまりは「いじめ」だ。

誇り高き人たちがすることではない。
卑屈になった人たちがすることだと思う。

正確な情報、知識を広く伝えると共に、差別をしてしまうような人たちを取り締まるべきではないか。
そのくらい徹底しても良い問題ではないかと思う。
そうもしないと、この日本でアパルトヘイトが復活しそうだ。

初めての小峰城2011/04/22

小峰城
22日は仕事で福島県白河市へ。
新幹線が運休中の為、車で朝早くから出発。

いい天気で、全く仕事日和じゃない。

お仕事も順調に進み、昼休みに食事に出かけたついでに、小峰城見物。
しかし、ここにも地震の爪痕が。

城の城壁が無残にも崩れ落ちていた。
しかも、桜はいっぱい咲いているのに、お花見をしている人たちも
ほとんどいなくて、閑散とした公園内。
休日になれば、それなりに人は出るんだろうか?

初めての小峰城は、なんとなく後味の悪い記憶になりました。

元の姿に戻ったら、あらためて見物に行こう。

祝新幹線復旧2011/04/27

福島への出張に、久しぶりの新幹線を利用。
福島~仙台間が復旧しても、原因不明の停電等で、度々止まってたりしたけど、
なんとか落ち着いたよう。

でも、白石蔵王近辺では多少減速したりしてたけど、仙台から約30分で福島まで移動できるのは、
非常にありがたい。

でも、仙台駅の新幹線ホームの天井が無かった・・・・・。
復旧しても、なんかやっぱり傷跡はあったって感じ。