夏旅2015 2日目2015/08/15

前夜の雨の勢いは凄まじく、朝起きてみるととなりのテントは、
あまりの雨の量に、アウターテントに溜まった雨水で
その重みに耐えきれずに崩壊。
どうも、車に避難したようだ。

その後も、降ったり止んだり。
海の遠く沖の方には、またまた危険な雲が、その下の海に向けて
グレーの垂れ幕のように見える雨を降らせてる。

波打ち際でそれを見ていたら、どうやらこっちに向かってくるらしい。
ポツポツ来たかと思ったら、大粒の雨と強烈な風。
こうなるとタープは弱い。

正直、タープが飛ばされて雨にさらされ、身体も荷物もびしょびしょ、
という画を想像せざるを得ない状況で、大人二人は内側からタープを支え、
子供たちは万が一に備えてパジャマから着替える。
猛烈な横風、しかも遮るものの無い海からの風に耐えること恐らく20分位。

その後も何度か降ったり止んだりを繰り返しつつも、次第に空から
雲がなくなっていき、とうとう晴れた!
晴れれば、海の目の前にキャンプしてるチビたちは、もう海水浴モード。

久々に身体全体を塩消毒。
水が本当にきれいで、泳いていると足元に石鯛のチビの群れが
まとわりついて来る。
石鯛の他には、フグ、キス、タナゴ(?)みたいなやつが、
普通に一緒に泳いでる。
スレてないのか、捕まえようと潜っても、それをヒョイっとすり抜ける。
でも、そのあとはまたすぐに寄ってくる。

およそ1時間位海水浴を楽しんだ後、由良漁港へ釣り糸を垂らしに。
もし釣れればこの日の夕飯に並ぶはずが・・・、ボウズ。
昼間ってこともあるし、エサもなんちゃってエサなので、当然ちゃ当然。
それでも日本海での初釣り。

さて、我々のキャンプも、直前に決まったイベント。
しかし、それを上回る猛者が居た。
前日にキャンプ開始をFBにアップしたのを見た友達が、
仙台から鶴岡という距離をものともせず、この日の夕方に合流。
その行動力には参りました。我が家もまだまだだな。

友達のテント設営を手伝ってから、海水浴場の海の家の隣にある共同浴場
「お釈迦様の湯」へお風呂を頂きに堤防を歩く。
近所の親子が夕焼けの下を散歩。
タオルを首にかけて、海、夕焼け、島、砂浜をみながら向かう温泉への道。
なんか素朴な雰囲気、そして自然な時間の流れを味わいながら
キャンプ場へ戻る道。

そして、その後は肉とアルコール、そしてとりとめのない会話で
夜が更けていきました。
でも、朝の地獄のような暴風雨、炎天下の海水浴と釣りで疲れたパパは、
10時過ぎには眠くて途中棄権。
超好転した、夏旅2015の2日目。

夏旅2015 3日目2015/08/16

友達家族が合流しての夜を過ごし、いつもなら二日酔い確実な状況。
しかし、朝早くからの動き始めたこともあり、夜は早くダウンしたので、
朝は5時にはすっきりと目が覚めた。

アルコール残量はほぼゼロ!っつうことで朝の散歩。
キャンプ場はまだ日蔭だけど、海にはもう朝日がたっぷり。

6時台というのにすでに釣り。
話かけてみると、海水浴客がくると釣れなくなるからと親子4人で
キス釣りをしてる家族。
この後見てたら、キスが3~4匹いっきに連れてるのが何回もあって、
見てるこっちもうれしくなった。
昼前にはこの家族は海水浴に来ていた。
海の恵みを一滴残らず満喫してる感じだったなー。

太平洋側ではこの画は夕日でできるもの。
でも日本海側ではこれが朝日でできる。
なんでもない写真だけど、意外と体験できない画。

ダイヤモンドヘッドではないけど、なんか観方にによっては
海外っぽくも見えなくもない景色。

さすが東北の江の島と言われるだけの景観だ。

何を採りに行くのか、一人でしかも笠(?)をかぶって出航。

判りにくいけど、親子と思われる二人が防波堤で釣り糸を垂らす。
その向こうには朝日。
ノスタルジーたっぷりの景色に、本当に心が洗われる。

朝日に照らされたまさに海原を見ていると、人間って小さいな~って思う。
そんな小さい人間が、見栄を張ったり、欲を出して余計なことまで手を出す。
そして、自分から壊れていく・・・。
実にもったいない。
と思わせてくれる。
壮大な自然の中では、簡単に押しつぶされそうなほどちっぽけな人間。
そんなに頑張ったって、それほどたいそうなことは出来っこない。
自然に無理せずに行かないと、どこかで歪みが出てくるはずだわ。

海はそこがはっきり見える透明度。
魚と一緒に泳げた、夏旅2015
暴風雨からピーカンという、まさに地獄から天国というせわしない旅。
良い思い出にはなったかな。

夏旅2015 in 由良。
子供たちの夏休みにギリ間に合った良い旅だった。

白河ラーメン2015/08/19

休み明けは1日は会社。
その後はまた福島行脚継続で白河。

ここのお客さんは、なんだかんだ言って平穏に時間が過ぎる。
しかし、ここのところ会社に居ないので、諸々の事務処理やら、
別件やらが手つかずの状態なので、結局内職・・・。

白河に来たら、昼は当然白河ラーメン。
とら食堂は確実に混んでるか、もしくはお盆明けで休みと踏んで、
まったくの逆方向に向かう。

お盆明けなので、休みの店も多い中、いつも駐車場がいっぱいで
並ぶ気にもならない「あずま」の駐車場が数台空いてる。

とうとう来れた「あずま」。

運の良いことに、並ぶことなくカウンターへ。
メニューを見るとおすすめは「白味噌タンメン」。
白河は醤油ベースの中華そばと思っていたのに・・・、
と思いながら、オススメを注文。

やっぱり、中華そばにすればよかった・・・・。
確かに手打ちで白河ラーメンと言えば、それっぽい。
でも、やっぱり「とら食堂」のイメージが確実に根付いていて、
白河ラーメンは醤油ベースが最低ラインかと思った。

その後、5時過ぎには解放されて、7時半には無事自宅へ。
白河の客さんでは平穏。
でも別件でガンガン電話が鳴って、心は不穏。

翌日以降がまたモヤモヤした福島行脚が続くけど、
日帰りで家族の顔を見れるのは、ホントに勇気づけられる。
翌日の悪夢を知るよしも無く・・・・・。

相当ヤバかった・・・のち桃やら凍天やら2015/08/20

18日はまぁまぁ。
翌19日はまさに悪夢。

これまで構築してきたストレージが飛んだ・・・・・。
原因はおおよそはつかめているものの、現時点で不明。
しかし、飛んだストレージは簡単に復旧できなことがほぼ確実。
そんな中21時過ぎに福島を出発して帰路へ。
眠気が来る余裕もないくらい、胃がキュッとなる。

20日は、その復旧は我々SEだけでは対応できないことが判明。
なんとかならないかと必死に折衝を開始。
結局、紆余曲折ありながらも悪夢は2日目では収まらなかった。
しかも、お客さんはサマータイムで早く終わるし、
復旧は来週でお願いと言われたので、意外と早く引き上げる結果に。

こうなれば、いつまでもどうしよう、どうしようと思っていても
どうにもならないことは判っているので、翌日から夏休みの
メンバの為に、家族へのお土産探しへ。

先ずは桃。
前回購入した店に行ってみると、キズモノ1000円。
これは前回と一緒。
前回は一箱600円だったことを告げると・・・・・。
なんと「二箱で1000円でどう?」と来た。
一箱1000円が、600円になり、そして500円へ。
価格破壊どころじゃない。
そんで、これが500円分。キズモノと言ってもなんら傷が見つからない。
これでヤバい気分はかなり吹き飛んだ。

そこから凍天の店へ。
前回は凍天を購入したけど、ボリュームもかなりあり、脂っこいのも事実。
家族の感想も、「旨い!・・・けど・・・。」という微妙な感想。

ということなら、別の変わり種ということで「チュロス」!
しかもネーミングは凍み餅が入ってるのと、その歯ごたえからか
「モッチュロス」!

プレーン、きなこ、チョコ、シナモンの4つの味を1本ずつ購入。
嬉しさレベルで言うと、この家族にしたら大成功な反応が返ってきた。

自宅でこいつらを食っている子供たちを見ると、ヤバかった1日が飛んでく。
青ざめ、のち桃、のちモッチュリス、のち笑顔。
明日からも折れずに頑張りましょう!
それにしても、久々のヤバさだった・・・・。

健康診断2015/08/21

毎年恒例の健康診断。
ここのところは、「尿酸」が高過ぎ、「血圧」が高めというのが定番。
数年前はメタボ予備軍にもなったが、去年無事除隊。

前日まで胃が相当絞られていたので、この日だでけ
潰瘍でもできてんじゃないかと思いながらクリニックへ。

朝8時過ぎに受付を済ませ、バリウム検査をするために
朝食抜きだったので、空腹感と戦いながら淡々と
検診を受ける。

速報値ベースではあるが、その場で教えてもらった数値で、
ちょっと「えっ!」と思った点が2点。

1つ目は「体重」。
ここのところジョギングもしていないし、飯を食う量を抑えて
いるわけでもないのに、体重が72.5kgと、なかなかの数値を維持。
以前のダイエット時の成果からほとんど変わってない。
運動と言えば、毎朝30分~40分のジャスの散歩。
週末はそれに夕方の散歩1時間~1時間半が加わる程度。
いくらなんでも前日までのストレスでここまで落ちるとは思えない。
なんせ胃はキュッとなってても食欲はあるし。

2つ目は「血圧」。
いつも2~3回計り直しして、結局は高めなので注意してね
程度のコメントを言われる値。
それがこの日は「血圧は問題ないですね~」。

もしかして、もしかすると「デトックスウォーター」?
7月末から続けてるデトックスウォーターは、ほぼ毎日継続。
キュウリ、レモンは必須でそれ以外の果物を変えて来た。

 ①キュウリ+レモン+グレフル
 ②キュウリ+レモン+桃
 ③キュウリ+レモン+スイカ
 ④キュウリ+レモン+オレンジ+パイナップル

①はとにかく汗が凄かったけど、他のに至っては
特にというものはなかった。

でも、全体的に体調が大きく変わった点が2つ。
 ・利尿作業がある
 ・夜ぐっすり眠れる

あんまりトイレに行く回数が多くなかったのに、始めてからは
確実にトイレの回数が増えた。
あと、眠りが深いのか夜はまず目が覚めない。
前はどんどん睡眠時間が減っていき、5時間以上寝れない
身体になっていたのが、たまに6時間とか7時間も寝れる。
疲れも残ってないように思う。

数値に表れると、断然続けたくなってきた。
健康診断の結果、尿酸値も減ってたら奇跡だ。

この日のお仕事は軽めのお仕事。
今週の重い仕事で、軽めの仕事しか受け付けられず。
やることはいっぱいあるんだが・・・・。

さて、前日まで相当絞られた胃は、バリウムを流し込まれ、
夜はうっぷんを晴らすかのごとくアルコール消毒。
消毒は、今週の気疲れで長続きせず、酔いどれる前に
睡魔に襲われて途中棄権。
ちょうどよかったのかも。

さぁ、週末はたっぷり浴びなきゃ。

ゆっくりと2015/08/22

昨日は疲れのせいで10時半にはベッドに倒れこむように就寝。
気が付けば6時前なので、7時間ちょい深い眠りについた。

昨日の天気予報では雨だったはずが、6時に時点では曇りで雨はなし。
今後どうなるか判らないので、ジャスの散歩へ。

かずは、榴ヶ岡高校のオープンキャンパスにいくので、いつもより
ちょっと遅めに起床して、朝飯後に友達も一緒に車で送迎。
なんとオープンキャンパス渋滞が出来てるくらいの人気で、
先輩としては鼻が高い。

帰ってきてからは、庭の草取り。
時折降る雨にも負けず、つなぎと麦わら帽子姿で、雨で柔らかくなり
根っこごと抜ける雑草を次々と引き抜いて、息の根を止めてく。

雨と汗にまみれてびしょびしょの体を風呂で洗い流す。
まだアルコールには早い時間なので、ちょうど飲み干した
デトックスウォーターの中の果物をなんとか食えないかと思って。
ハチミツとココアパウダーをかけてみた。

結果は・・・・ココアは不要。
でもハチミツはいい感じだったので、なんか考えれば無駄なく食えそうだ。

そんで、午後になって外の天気も良くなってきたので、
パーゴラで白ワイン。つまみは贅沢(?)にも桃。
なんか見た目はすげーセレブ。

でも実際の全体像は、干された麦わら帽の下、
タンクトップのおっさんとジャスが、虫よけスプレーが置かれた
テーブルのそばで語り合うの図。
セレブっぽくはないな・・・・・。

桃はジャスにもおすそ分け。
超熟した桃の甘さに、完全に桃にはまった感じ。

椅子の上で桃が来るのを待ち構えているの図。
その前足にキュン死です。

かずも、さくも友達と七北田公園のお祭り&花火へ出かけて、
家にはパパとママとジャスだけ。
ジャスは七北田公園から聞こえる花火への攻撃というか口撃で、
花火のたびにワンワンと威嚇に忙しい。

図らずして夫婦二人の時間。
世界陸上とワールドカップバレーを見て、「うぉー!」
とか言いながら過ごす。
もうこんな感じの時間が増えてくる年頃まで、チビたちは成長したみたい。
どんどん、こんな時間が増えてくるのかも。

結局は、忙しかったのは午前中だけ。
その後はゆっくりと過ごした土曜日。
波乱の週の週末にはもってこいだったかも。
恐らく晴れてたら、朝から全開で動いていたかもしれないので、
そういう意味では雨に感謝かな。涼しかったし。

そういえば、夕方の散歩で近所の田んぼに新たな案山子が増えてた。
それもなんか、サタデーナイトフィーバー的なやつ・・・。

どうも、ここの田んぼの持ち主は、「案山子=女性」らしい。
この前までは、妻vs愛人だったのに、この新たな登場人物はなんなのか?
今後の展開に期待したい。

回顧録 野球との出会い2015/08/23

仙台育英が準優勝で幕を閉じた夏の甲子園。
汗まみれになって頑張る姿を見て感動の毎日だったところへ、
昨日からの24時間テレビで違う感動の後押しを受けて、
なんか感傷的になった日曜。

朝、夕のジャスの散歩はいつもよりも長めに、ゆっくりと歩いたので、
野球との出会い等を含む、小中学校のころのことを思い出しながら
歩いてみた。

昭和45年に新潟に生を受け、というところは面倒なので飛ばして、
時はあっと言う間に小学生まで飛ばす。

本格的な野球との出会いは、小学校の野球チーム、
「南光台東小野球愛好会」。
そう、今年の甲子園の主役の一人にもなった仙台育英の主戦、
佐藤世那君が所属していたチーム。
なんと、なんのつながりもないけど、実は先輩後輩の間柄。

放課後に教室で友達と話していた時、グランドで愛好会が練習を
しているのを見て、「俺も入りたいんだよね。」と言ったところ、
「えっ!もう申込み終わったはずだよ。」との衝撃的な言葉。
「確か、XX君とかYY君とかも申し込んで、もう練習に行ったって
言っていたよ。」とか言われた記憶がある。
それを聞いて、相当なショックを受けたのも記憶している。
「あー、これで俺の野球人生は終わった。というか始まらなかった。」
って感じの絶望感だ。

そのころは、どうしようもなく内気で、人見知り、恥ずかしがり屋。
アピールはもちろん、人に何かをお願いすることもできない程のビビり。
というか、根本的なところは今でも変わってないが・・・。

そんな子は、申し込み期限が過ぎた状況にところに、今から申し込みたい
なんて言えるわけもない。だって、期限は過ぎたのだから。
「なぜ?聞いてみればいいじゃん?」と友達に言われたかもしれない。
でも、できないものはできない、なぜと言われてもそうなんだからしょうがない。
絶望の中家に帰って、申し込みが終わってたことを親に話して、
こうなったら野球は諦めるしかない的な、小学生なりに将来を悲観
したようなことを言って涙したように思う。
家でも「聞いてみればいいじゃん?」って言われたようにも思う。
でも、やっぱりできないものはできないのである。

愛好会に入ることはずっと前から楽しみにしてた。
小学生になってからは、公園でみんなで野球。
自転車の後ろ車輪の脇にバットを指して、プロ野球の帽子をかぶり、
かごにはグローブを入れた連中が公園に集結。
最後はなぜか喧嘩で終わるという、昭和の当たり前の風景のやつだ。

しかも、家の前の道路では、ソフトボール経験者の母親との
キャッチボールが日課になり、たまに陸上競技経験者の父親、
年に何回か出稼ぎから帰るじいちゃんともキャッチボールをしてた。

愛好会に入るという流れは、毎日グローブをはめている環境では、
当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、その内気さから、
うまくチームに溶け込めるか、仲良くやっていけるのか不安を抱きつつも
超内気な少年にとってはかなり珍しく、愛好会に入るという意思は固かった。

しかし、固かった意思も、「申し込み終了」という想定外の出来事に
戦意を喪失し、意思の固さを「後からでも申し込む」という行動に
移すという勇気には変えられず・・・・。

しかし、ここに幸運の女神が舞い降りる。(男だったけど。)
数日後のやはり放課後、友達に「入りたかったなー、愛好会。」と言う。
すると、たまたま教室に居た先生に、その友達が
「けんさん愛好会入りたいんだって。」と。
「なんでそんな余計なこと言うんだよ!」とそのお節介さに怒った記憶が。
それに対して、先生は「だったら、XX先生に言っといてあげるよ。」と。

今でいうと、アイドルにあこがれていることを知っている子の親や、
友達が勝手にオーディションに応募した的な状況?・・・でもないか。

結果、後日に先生から紙を渡されて、それに記入して提出。
なんのことはない、あっさりと愛好会入り。
自分の将来を悲観までしたのが、バカみたいだったということだけど、
その頃の超内気な少年にとっては、申し込み期限は絶対的に映ったはず。

世の中にはお節介な人も必要なのである。
しかし、舞い降りた幸運の女神(男だったけど)が誰だったかは忘れた・・・。
でも、確実にその当時お節介な奴のおかげで、
無事に望んでいた野球を始めることが出来た。
高校球児が「野球をやっていてよかった」というけど、
俺の中でも、野球を通していろんなことを学んだことは事実。
野球をやっていなかったら、良いか悪いかは別として、今の人格に
たどり着いていないとも思う。
つまり、人生が大きく変わった可能性が高い。

ちょっとしたきっかけが人生を変える。
幸運の女神(男だったけど)が先生に声をかけてくれなかったら、
やっぱりその後も野球はやっていなかったかもしれない。
そうなると、その後の中学、高校、大学、就職も大きく変わっていた。
かもしれない。
ということは、今と違った家庭を持っていたかもしれない。
つまり、目の前にいる奥さんや子供たちは目の前にいなかったかもしれない。
もはやそれは想像できない。

仮に、野球をやっていない、もう一つの時間が別に流れているとしても、
それがどうなっているのかに興味はない。
というか、今にたどり着けて本当に幸せに思う。

つまり、やっぱり野球をやっていてよかったということだ。
そうなると、お節介野郎という人生の恩人に感謝しないといけない。
でも、誰だったかは綺麗さっぱり忘れてる。
なんか非常に申し訳なく思えて来た。

というのが、ジャスの散歩中に考えたことの一部である。
また機会があったら、綴ってみようかと思う。
今日のところは、お腹空いたのでここまで。

回顧録 野球(小学生)2015/08/25

このまえの続きで、小学生時代の野球について書いてみる。

もろもろありながらも野球愛好会に入れて、毎日野球漬けの日が始まった。
もはや大昔のこと、忘れたことのほうが確実に多いけど、遠征に出かけて、
その帰りにパンツで海水浴したり、チームでスキーに行ったり、釣りに行ったり。
結構思い出すのは野球以外のことだったりする・・・・・。

6年生になると、多数決でキャプテンに選ばれることになった超内気君。
野球で多くの上級生、下級生、親たち、ほかのチームのメンバ達
とかかわりあうにつれ、内気な性格や、恥ずかしがり屋なところは、
少しずつ克服は出来てきていた。
そこでキャプテンになって、周りから背中を押されて前へ、表へと出る機会が
増えると、もう覚悟を決めるしかないことを悟る。
試合前と攻守交代の時に円陣を組んで大きな声で掛け声をかけたり、
試合後の応援席へのお礼の時もキャプテンが最初に「ありがとうございました!」
とやったりと、一人で声を出すという機会だらけだし。

そんなこんなで性格も変わってきた少年の守備位置はセンター。
足は速かったので、センターはもってこいのポジションだったかな。
ランナー二塁の時に、センターからセカンドベースに入ってけん制を受けて
アウトにしたことも多数。
レフト、ライトへ打球が飛ぶと、そのカバーに走るのも楽しかったし、
そのカバーが役に立ったことも結構あったように思う。

それと、たまにピッチャーもやらせてもらった。
エースはちゃんといたので、ごくたまにリリーフで登場する程度。
いつもセンターにいると(ほかの外野もそうだけど、)、ベンチや大会関係者、
応援の人たちに近いところに行くと、なんだか試合に参加してる感が
外野に比べるとめっちゃする。
しかもマウンドだとなおさらだ。
外野だと、たまにしかボールは飛んでこないし、プロと違って外野に
応援はいないので、非常にさびしい。外野同士で話するのもちょっと遠いし。
それに比べて内野は、なんか試合を中心になって進めてる感があって、
かっこよく見えたなぁ。

さて、打順はというと、よく覚えてないけど6番とか7番とか。
実は打つ方はあまり得意じゃなかった。
「構えはいいんだけどな~。」ってみんなに言われた。
要するに見かけ倒しってこと。

センターで7番くらいのキャプテンが、背中を押されながらひっぱった
チームは結構強かった。
一番の成績は県スポーツ少年団の大会で、当時泉市で優勝して県大会に進んだことか。
県大会では、石巻の万石浦なんとかというチームと対戦。
さすが県大会。聞いたことも読み方もわからないチームと対戦できる。
しかし結果は初戦敗退。名前読めなくても強かった。

今、小学生の野球を見ると、まだまだバットに振り回されている感じは否めない。
今よりも昔のほうが子供たちの体格も貧弱だったはずだから、俺らの時は
もっと振り回されてたはずだけど、振り回されながらもみんなでいろいろ考えて
声を出して一緒に勝ち上がるという、団結力というかチームワークを体感
できたことは非常に大きかったと思う。

それと、愛好会のキャプテンだったからか、各学校から代表者をあつめて、
少年自然の家に泊まって、リーダー研修を行うイベントとかにも参加させられた。
内気、恥ずかしがり屋は少しは克服できたというものの、それは狭い環境での話。
別の小学校でまったく知らない子供たちが集まることろに行って、
平気でいられるくらいまでは、まだまだの道のりという状態。

それでも、そこで見知らぬ子供たちをぐんぐん引っ張っていく子がいて、
子供心にも憧れを抱いたりもした。
「俺もこんな風になりたい!」と。

仲間に背中を押され、多くの人たちと接し、多少自慢できる結果で自信を得て、
目標とする人が見つけられてと、今から思うと良いことづくしの少年野球時代。
アイボリーの下地にオレンジ色のロゴという暖色系のユニフォーム。
どこに行くにもその帽子をかぶっていた少年は、「愛好会のキャプテンだから」
という理由をいたるところで持ち出され、いろんなところに行かされて、
参加させられて、どうやら良い方向に転がされたらしい。
内気で恥ずかしがりやだった自分の思いとはまるっきり逆方向にだ。

野球を始めたことで、自分の中で次から次へといろんなものが動き出した。
運命というか人生ってわからんもんだな。

ラーメンウィーク2015/08/27

今週も福島行脚。
そろそろ飽きて来た・・・・。

さて、今週は3回もラーメンを食った。

一杯目は、中山にある「おもと」で「ど煮干しラーメン」。
青森の煮干しラーメンを彷彿とさせるネーミングだったので大盛りを注文。
出て来たのが、いかにも煮干し臭そうなドロドロ系のスープ。

しかしちょっと残念だったのが、ここは節系豚骨ということで、
ど煮干しでも豚骨が入ってるところか。
豚骨が入っているので、大盛り食っているとなんだか飽きてきて、
大盛り注文したことをちょっと後悔。
それほど豚骨好きではない俺には大盛りは多すぎたらしい。
まぁ、でも旨いは旨い。

二杯目はお客さんのところの社員食堂でラーメン。
サーバ室があまりにも寒くて、暖を取るために熱々のラーメン。
ほんとはそばが良かったんだけど、この日の麺はラーメンと冷やしうどんのみ。

そんで、27日は福島は福島でも白河。
車の時はあっちこっち行けるが、この日は新幹線の為駅周辺限定。
ということで、駅前の「せきた」で今週三杯目。
いつもは手打ちワンタンだが、この日は「特性ゴマみそラーメン」。
「ゴマみそ」というキーワードからゴマがたっぷり入って、
担々麺みたいに麺に絡むスープを期待したものの・・・・。
特性ゴマはもやしの上にかけてあるだけという貧相な味噌ラーメン。

先日は白河ラーメン「あずま」でやはり味噌ラーメンで失敗していたのに、
教訓は生かせず・・・。
やっぱり白河ラーメンは中華そばだと再認識した白河出張でした。

夏の終わりのおでん2015/08/29

この前まで猛暑日だったのが、1週間たらずで一気に10度も気温が下がる。
金曜の昨日は、お客さんのビアパーティーに参加。
朝から時折降る霧雨に、会場がお客さんの駐車場、つまり外ということで、
どうなることやらと思っていたけど、なんとか雨はもってくれた。
しかしやはり気温は高くないので、ビールを飲んでも「プハーッ!」とはならず。
その後お客さん二人と一緒に近くの居酒屋でちょこっとだけ二次会。
珍しく地下鉄で帰路につき、午前様になる前に帰宅。

本日も朝から雨。
あわよくば釣りに行こうと思っていたけど来週以降に持ち越し。
意外とザーザー降りなので、ジャスの散歩もお休み。
暇してんだろうなと思ってカーテンを開けると、小屋の中であられもない姿。

寝てんのかと思ったら、目はしっかりと開いてる。
口からチビドラキュラ的に犬歯の先だけが見えてる。
判ってやってるわけで、完全にアピール。
しかもこのままの恰好で5分以上こっちを見てた。

その後もグズグズした天気なので、午前中はちょい仕事で見積もり作成。
午後は最近の低温に対して気持ちよく身体を温められるように風呂掃除。

夕方から雨もあがったので、朝の分も合わせてちょい長めのジャスと散歩。
歩いてもなかなか汗をかかないくらいの気温だ。

掃除したばかりのピカピカの風呂で身体を温めて、
これでもかということで夕飯は「おでん」!

日本酒ちびちびやりながらのなんとも言えない至福の時。
いつのころからか、我が家のおでんにはウィンナーが必須。
ママが買い忘れたので、わざわざヨークまで買いに言って、
ついでに「数の子わさび」も追加購入し、日本酒飲む気まんまん。

この気温では、おでんも違和感なく食えるけど、もしもこれから残暑が
戻って来たら、一度おでんの季節モードになった身体が順応できるのかが不安だ。

二週続けての雨で釣りどころか外遊びもできずに欲求不満。
そろそろ外で遊びたくなってきた。
最近は魚も高いので、250円のエサで大漁と行きたいところだ。
来週こそ!